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ブラックライト
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ブラックライトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 21~22 2/2ページ
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まず、多くのアクション小説にあり勝ちな色話が一切ない。これは良い。主人公の父(1955年の話)と主人公自身(1990年代)の話が交互に出てくる話。この謎は最後に明らかになる。前半では主人公を傭兵で構成される暗殺チームが襲う。後半はスナイパー同士の息詰まる対決と見せ場は十分である。お勧めです。 | ||||
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前作「極大射程」で活躍し、今は隠棲している伝説のスナイパー、ボビー・リー・スワガーの元に、強盗犯と銃撃戦の末に殉職したボビー・リーの父親アールのことを本に書きたいと一人の青年が訪ねて来る。最初は断るボビー・リーだが、少年時代に失った父親に向き合うため調査の同行に応じる。だが、ふたりが訪れたボビー・リーの故郷には40年前に封じられていた陰謀につながる秘密が隠されていた。真実が明らかになることを恐れた男たちが調査を暗に陽に妨害しはじめる・・・。40年前の父アールを描くパートと、現代のパートが交互に描かれる構成。本作の魅力はなんといっても寡黙でストイックな元スナイパーというボビー・リーのキャラクター。常に先を読み、決めたことに対する行動力、物事の注意力など驚嘆する。それ以外にもしっかり描きこまれた登場人物のキャラがたっている。とりわけ今回印象深いのは父アールの盟友で調査に協力する老弁護士のサム。 またハンターの作品に共通する特徴として使用される銃器に関する記述は、本書でも同様。ストーリーに織り込まれたその思想は、単なるガンマニアというレベルではなく、アメリカ社会のひとつの背景を成す銃信奉、力への信奉といったものが垣間見え興味深い。 | ||||
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