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熱欲: 刑事・鳴沢了
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熱欲: 刑事・鳴沢了の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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詐欺事件を捜査するうちにそれにまつわる殺人事件が起きる。犯人を追ううちに逆に捕まってしまう。殺人をなんとも思わない犯人たち。あわや風前の灯となったと思ったところ、気がつくと助かっていた。詐欺は知らず知らずに被害者が加害者になることを考えないといけない。 | ||||
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読んでいくうちに、どんどんひきこまれていく内容です! | ||||
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「雪虫」ではあまりに主人公の性格に難がありすぎて感情移入できず、「破弾」では無駄な会話が多すぎるのとベタな展開がハナについて感情移入できなかったのですが…今回はちょっとマシだったと思います。最初の段階でかなり先が読めてしまうのですが、ストーリー展開に無駄がなくなったのがよかったかな。相変わらず主人公の人への対応と行動に?マークはたくさんついてしまいますが。主人公、ものすごくストイックなのかと思いきや、意外と女性には手が早いんですよね。前作にも言えることですが、最初はいがみ合っている関係が恋愛関係に至るまでの過程が唐突すぎ。もっと感情の変化を丁寧に描いてあればそれなりに納得できるのですが。男性側も女性側も「え、いつの間にそんな関係に??」と感情変化が読み取れません。事件の推移も「えっここであの人とあの人がつながっちゃうの?」とご都合主義的な粗雑さが出てしまっているような。でも読み始めたのでとりあえずシリーズ最後までは読んでみようと思います。「火サス」「土ワイ」的な感覚で軽く読んでいる分には普通におもしろいです。 | ||||
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まあこんなものでしょう。堂場氏のファンなら読んだ方が良いと思う。 | ||||
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ネタバレあり。 刑事・鳴海了 シリーズの三作目。 多摩の刑事課から、青山の生活安全課に異動になった鳴海は、マルチ商法の事件を追う・・・ 読んでいくうちに展開がわかるのが、がっかりだった。 沙織が豪家なマンションで生活していたことで、彼女の夫がマルチ商法に関わっていること。ブルックリン訛りの中国人が、登場したことで、内藤の来日が、単なる墓参りではないこと。もう二時間ドラマで使ってください的な作品の印象を受けた。 最後に雪蛍で捜査中にコーヒーや重たい食事を控えたストイックな鳴海が、いとも簡単に禁を破るのは、興ざめだった。 | ||||
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雪虫に始まり、ここまで読み進めてきました…が、気になるのが、シリーズ作品を貫く「孤独感」と「茫漠としたムード」。読み終わって、「ああ〜 読んでよかった!面白かった〜!」と、単純に思うことができないんです・・・。この「茫漠感」が、シリーズの魅力でもあるのでしょうけれど、「あくまで非現実的なもの」と割り切れるほどハードボイルドなわけでもないし、孤独感がリアルすぎ。読んでいてちょっとツラくなることがありますかね・・・あくまで私見ですけど、女性にはちょっときついかな。男性向けかもしれません。でも、プロット自体はとても面白いので、読み進めるのに苦はないです。ただ、もうちょっと読後感が明るくなれるとよかったな〜。シリーズを踏破するべきかちょっと迷い中。うーむむむむむ。ちなみに私、「高城賢吾シリーズ」から先に読み始めたのですけど、そちらでは全体がもうちょっと明るいムードになってるので、気楽にページを繰ることができますよ。 | ||||
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暗い終わり方の前2作に比べ、今後に期待が持てる内容となっている。とともに、このシリーズの終わり方も見えるかなっていう気がする。私はこのシリーズの、恋愛部分が特に好きだが、1作ごとに書き方がうまくなっていってるようだ。一歩踏み出すか踏み出さないかというところが実にうまく書けていると思う。この作品を境に、鳴沢が大きく変わるような気がする。個人的に、このシリーズは、もう少し評価されてもいいんじゃないかなと思うのだが、レビュー数も少ないし、やはり世間的にはいまひとつなのかなぁ。ストーリーも面白いし、キャラもうまく立ってる。ただ、売れているというか、評価の高いエンターテイメントと比べると、主人公の台詞回しに物足りなさがあるのかなぁ。私は、こういう口下手で恋愛下手な奴って好きだけど。とまれ、900円と文庫にしては高めの価格設定だが、読んで損はないシリーズだと思う。ぜひ第一作から手にされたい。 | ||||
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前作で、大切な親友を射殺しなければならず、心に大きな傷を負った鳴沢は、過剰防衛との疑惑から青山署の生活安全課へと左遷されます。今回の事件はそこで起こるDVの相談とマルチ商法の捜査です。刑事課とは違う捜査方法や被害者たちに戸惑いを覚えながらも、懸命に捜査をする鳴沢。前作までの悲劇ばかりの話とは異なり、今作にはかろうじて救いがあります。鳴沢を理解してくれる直属の上司横山の存在、大切な親友との再会、そして大切な女性との出会い…また、今作に登場する後輩刑事米山が人を射殺したときの気持ちを鳴沢にたずねるシーンは、前作『破弾』の鳴沢と冴のやりとりと重なり、彼女の心の傷も改めて考えさせられました。今回の事件の裏で動く巨大な闇組織の存在はこれからの作品への布石となりそうで、さらに期待をさせてくれます。前作から受け取ったバトンを次回作へときっちり渡しながら、この作品自体も詐欺師集団・マフィアの実態を警察の視点から丁寧に描いた素晴らしい作品です。 | ||||
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警視庁青山署の刑事として再び事件現場に舞い戻った鳴沢了。そして詐欺事件をめぐる連続傷害殺人に対峙する捜査は、NYの中国人マフィアへと繋がっていく……。本書は「雪虫」「被弾」に続く、警察小説・鳴沢了シリーズの最新作の第3弾。今回は中国系マフィアとの闘いなど、これまでのシリーズでも更に幅を広げ、スケールの大きな展開となっており、シリーズをより充実させる第3弾となっています。勿論これまでのシリーズを読んでこそ本書の良さが活きてきますが、本書だけ読んでも充実した内容とも思います。最初から最後まで一気に読まされましたし、引き続き読んでいきたいシリーズです。 | ||||
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