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悪人
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悪人の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全301件 1~20 1/16ページ
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| 映画の印象が強く残っていたので、読んでみたいと思い購入。 | ||||
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| 清水祐一は幼少時の複雑な家庭環境の結果、祖父母の養子となり、同居している。 現在、叔父の解体業を手伝っている。幼なじみ以外に友人はいない。 彼は風俗と出会い系で複数の女と関わる。 馬込光代(29歳)は双子の妹とアパートで同居。 背広のロードサイド店勤務。友人はいない。 二人は出会い系で知り合い、深い関係となる。 やがて彼女は一人舞い上がり、彼を求める気持ちが強くなっていく。 彼も、同じ気持ちを持っているように思えた。 それは性欲だけではなく、お互いに、相手から心の充足感が与えられることを 望んでいるかの様であった。 清水祐一は出会い系で既知となっていた女に蔑視され、その女を絞殺した。 やがて、清水祐一は警察に追われる身となり、馬込光代を求めたうえ 二人の逃走と潜伏が始まる。 逃走途中で彼は彼女を絞殺しようとした。 馬込光代は清水祐一が自分と同じ心情になっている、と思っていたが、それは勘違いで、 彼は彼女の気持ちを無視した、自己を逸脱した制御不能な人間であった。 [悪人であるということ] 「光代の濡れた瞳を見つめ」、「俺は・・・、あんたが思うとるような、男じゃない」、 「その冷たい首筋に手をかけた」 そのような気持ちは、ふと したときに湧いてくるものなのか。 誰もが悪人になるのかもしれない、、、、 | ||||
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| 著者のファンで本も読みたくなった 送料が無料になるので購入まだ読んでない | ||||
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| 中古本とは思えない綺麗な状態で手にはいり、満足です。上記の理由で、⭐︎四つつけました。 | ||||
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| 面白い | ||||
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| 確かに読み応えがあって、面白いと言えばおもしろいけど読後感が良いかというと微妙な感じ。ハッピーエンドはあり得ないしほのかに救いもあるけどなんか暗いなぁ。最後の方は痛くて読み進めるのがツライくらいだった。精神状態が良くないときには読みたくない本だ。個人的にはやはりカタルシスが無い本は傑作でも星5つにはならない。あとどうでも良いけど映画では祐一を妻夫木聡がやっていたそうだが、綾野剛の方が合うような気がするな。 | ||||
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| 母親にすら愛されなかった その想いは、人間を構成する上で埋めることのできない欠けなのかな 彼なりの良かれと思った行動や優しさが、これ以上ないほど深いのに空回りで破壊へ導いてしまう様に 痛いほど共感し涙した | ||||
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| 映画を観てからの小説。 映画も良いが小説も尚良い。傑作。読みやすい。 それぞれの生きてきた背景、それぞれの視点。 人間臭さとは?善人とは?悪人とは? 吉田修一さんにはまっいきそうです。 | ||||
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| 「悪人」というタイトルだが、それは誰を指すのだろう。光代が言うように佳乃を殺し、自分にまで手をかけた祐一なのか?それとも、金をせびり侮蔑的な言葉を浴びせた佳乃なのか?すべてを嘲笑し自分以外のものを守ろうとしなかった我儘な増尾なのか?それとも、自首しようとした祐一を引き留め愛に絡め取ろうとした光代か?それぞれが、それぞれに罪深いのではないか? その中で、光代に罪を着せないように光代を被害者に仕立てるために首に手をかけた祐一の愛が哀しい。 | ||||
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| 吉田修一作品はほぼ全作品(最後の息子から逃亡小説集)まで読んだが、悪人を超えるものはない | ||||
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| 購入時の確実な品質と予定通りの配送に満足。 | ||||
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| 悲しい話なんて、タイトルからは想像していなかった。とてつもなく不器用だけれど、本当に人を思いやる優しさとはこういう事なんだと思った。 | ||||
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| 以前新聞に掲載された時楽しみに読んでいて ずっと本で最初から最後まで読みたいと思った一冊、地元の福岡 佐賀 長崎と知った地名が出てくるのも 楽しみにで 一気に読みました❗ | ||||
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| 吉田修一らしいジメジメ感。誰一人幸せな人はいなくて苦しくなるけど、つい気になって読み進めてしまう。 | ||||
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| ちょっと前の作品ですが、非常に面白い。 映画も見てみたい。 すぐ来て、即読めました。 | ||||
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| 罪を犯した人がつまり悪人なのかどうか。 最後のとどめは下していないけれど峠まで連れて行った男、自分のしでかしたことを面白おかしく周りに話して悪びれもしない人間は悪人じゃないのか。そんな人間を見て何も出来ない人間は卑怯な悪者なのか。 やられてばかりのおばあちゃんがこのままじゃ嫌だと立ち上がる姿に希望を見ました。 | ||||
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| 物語に引き込まれて、誰が悪人なんだろと考えました。 | ||||
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| 上巻はなかなか中枢に入り込めず、前置きのようなストーリー展開だった。下巻になると、やっとストーリーの根幹に入って行く感じになり、桁違いに面白くなってくる。特に、2人での逃亡生活がいい。共感できる部分が多く、素直に感情移入ができる。繊細な心の内面を上手い具合に表現できている点は素晴らしい限りだ。吉田修一の代表作で、こんなにも評価が高いのも頷ける。 逃亡生活を通じて、二人は人を愛することの素晴らしさをわかり始めていくのだが、でも、孤独で寂しいが上での心情。実際に、本当に相手自身のことが好きなのかどうか?そんな微妙な心情も読み伝わってくる。 真夜中の峠に若い女性を置き去りにした大学生、老婆を脅して詐欺を働くヤクザまがいの男たち。そして、若い女性を殺した主人公と、その主人公と一緒に逃亡する女。色々な悪人が登場してくる。その対比も著者の意図が伝わってくる。 映画も見て、原作を読む価値は十二分にある。 | ||||
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| 物語の展開には非常に惹き付けられました。ただ、読後(読中も)に、ストーリーを消化するための情報が不足しているとの感覚が消えませんでした。著者の作品を読んだのは初めてでしたので、他の作品も読み、この不充足感の理由を探ろうと思います。 | ||||
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| ということで良いのですよね? 私は普段からたくさん本を読むのですが、他の作家よりも、吉田修一さんは人間の本当の姿を書けていると感じました。 殺人をおかしてしまったけれど、異常性を装っているけれど、とても祐一を憎むことはできません。 とにかく自分が被害者にはならないように、相手を加害者にないように、お母さんにお金をせびってわざと嫌われた、光代にもわざと嫌われる別れ方をした、と言う解釈を私はしたいです。そうでないと辛くて、やってられません。 罪を償ってから光代と結ばれるという終わり方にして欲しかったけれど、この終わり方が妙に現実的で良いのかもしれません。 | ||||
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