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悪人
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悪人の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 1~20 1/3ページ
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| 映画もつまらなくてすぐにあくびがでてきた、まあ人間のココロの底にある悪を描いているだろうけど、なんするの?中二病のメンヘラにはうけそうだな | ||||
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| レビューした時点で星ひとつの評価は4%か。。。 このストーリー、表現、文章、登場人物どれをとっても私の好みではない小説だった。 読んでいて徐々に苦痛となり、半分くらいからは流し読みになってしまった。 | ||||
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| 途中でギブアップ。半分くらいまで読んで、後半は流し読み。 小説において文章って一番大事なんだわ。 とにかく、どうでもいい細部をつつく文章がもう耐えられない。長い!おまけにどれもこれもじめじめ陰湿だし。 どうもオレ、この作家の価値観・哲学が理解できない。でも、もうそこはいいや。他のレビュワーが書いてるから。この作家、小説の作りが雑。 ヨシノ殺害の捜査。ここに限っても↓これだけおかしなとこがある。 仮に、仮にだよ。SNSの出会い系サイトが携帯の本アド晒して連絡取り合うにしてもメアドだけからどうやって人間の名前を特定して所在を突き止められるの?メル友*がたくさんいたならそいつらとの関係性をどうやって知った?知ったとしたって刑事がいきなり部屋に来るなんて不可能だろ。 祐一のケース。刑事は当人を介することなくおばあちゃんのとこにどうやって来れるの?どこの誰さんだかも分からないのに。「いついつどこで会いましょう」メールの内容読んだとしてもムリでしょうが。 そして仮に、仮にね、また。祐一と連絡を取って刑事が来たのなら、本人に事情聴取するだろ。だって直近にメール交換してたんだから。 なぜ増尾だけが重要容疑者になって、祐一含む他のメル友*たちがすぐに捜査圏外になったのかさっぱり分からない。 警察はエスパーじゃないぞ。 作家「警察は有能だからそこはなんとかしてだなぁ」で済む話じゃない。できないものはできないの。 この作家はそこまで頭が回らない人なんだと思う。 | ||||
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| 帯に「悪人から読むか怒りから読むか」と あったが、両方読むとがっかりする。 私は『怒り』を読んで楽しみ、興味を覚えたのだが、 『悪人』は『怒り』の悪い轍を強力に踏んでしまった (順番からいうと逆だが)。 単調な形容詞や描写で起伏のない文体、ありきたりな登場人物たち。 『怒り』では登場人物の心理描写が緻密に描かれていたが、 本作は全く稚拙な文体であった。 それに『悪人』という、アフォリズム的な題名にとらわれて はいけない。がっかりすること請け合いだ。 本作が上下巻なのも分からない。巧みなストーリーテラーなら 1冊で収まるであろう。またはもっと内容に深みを出すか。 とにかく、『怒り』を読んで本作に興味を持ったのなら、 読まないほうがいいと思う。 | ||||
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| まるでつまらん。 アホだと思います。 とんでもない駄作。 ドクソ。 | ||||
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| 吉田修一は凄い小説家だと思う。 いいフィクションを作る。 女同士が互いをどう見ているか、上手く書いたな。 上下巻一気読みだった。 ☆☆なのは『パレード』での既視感があるから。 | ||||
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| この著者の作品はなぜか評価がどれも良いので、頑張って読んでみようとするが、 どれも単調なストーリー、稚拙な文章、魅力ない登場人物で、 この作品も例外なく、何が良いのか理解できません。 | ||||
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| 主人公の2人が、悲劇のヒロイン・ヒーロー気取りで、気持ち悪いって事この上ないですね。 ラストの、男の懺悔も自己満以外の何者でもない。 他の方も書いていますが、SNSで知り合ったバカ同士勝手にやってろって感じです。 | ||||
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| 正直な話、よさがわからない。とりあえずテンポはいいので続けて読めますが、後にはなにも残りません。非常に違和感を感じるのが、佳男がおそらく愛情を持って育てただろう娘が軽薄一辺倒で描かれているところ。親の想いは現実としては子に伝わらないものですが、子の性格はある程度家庭環境を反映するものです。とにかく人物描写が軽薄です。親子や親類同士のつながりを感じない。どの登場人物にも感情移入できない。リアルを感じない。あと無駄な話が多い。色々な細かいエピソードが伏線かと身構えていても全く繋がらず、たんに無駄な話になっている。連載って紙面を埋めなければならないので、こんなものなんですね。 | ||||
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| ページがダブり且つ本来有るページが飛んでいる。 がっかりした。 | ||||
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| 一読したあとは主人公に感情移入し、「本当の悪人とは?」と色々考えさせられました。 しかし数ヶ月してみて再読すると、伏線が妙に白々しく感じました。 主人公は親のない寂しい生い立ち。 被害者は出会い系で出会った男と次々寝る「殴りたくなる女」。 当初の容疑者も絵に描いたようなクズ男。 光代との出会いは どこか劇的に、逃避行はひたすら情熱的・・。 でも結末を知った上で読み直すと、「で?」と思ってしまう自分がいる。殺人者に感情移入させる文章は巧みだが、誰が悪人かは問いかけるまでもなかった。 巷の殺人者にも不幸な生い立ちや、優しい一面はあるのかもしれない、という意味では、 「考えさせられる」作品ではある。 | ||||
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| 吉田修一の小説はこれが初めてだが、みんなこうなのか? 著しく違和感を覚えた。どこにって、それは登場人物の「思い」や「決めゼリフ」がみんな同じカラーで、どう考えても全員が「吉田修一」テイスト。それぞれのキャラが全然立っていない。 まず最初に佳男がJRと西鉄の差額で人間の値段を計算するところ。すごく面白いけれど、これって床屋のおやじの発想じゃないよなあ……から始まって、犯人の光一が夜の車中から見る光塊の向こうに未知の光景を想像するところ、オツムが弱いキャラの沙里がいつも思い浮かべる情景が常人には思いつかないほどシュールであるところ、光代の自己紹介の中に「考えてみれば、私ってこの国道を行ったり来たりしとっただけやったねえ」という、自分の人生を俯瞰してしゃれのめすセンスがあるところ、最後のしめに、佳男が「大切な人」についての人生訓を垂れるところ。 市井の人間にこんな発想はないだろう、という意味ではなく、どう考えてもこれは同一人物の発想としか思えない。たとえば、これが全部佳男一人のものであるというのなら納得できる。でも、登場人物それぞれがこのような発想を分担して受け持っているというのがとってもヘン! 吉田修一、自分で思いついた洒落た発想、言い回しを使いまくりたくて、それぞれの人物に振り分けたんじゃないか? | ||||
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| 主人公の男はやさしいのかもしれないが、 真に相手を気遣っていれば、そもそも事件は起きない。 それでも事件を起こす理由としての、 内面の描写が薄すぎる。 ちなみに物語に何の影響もなく、 もっとも不要だと感じたのは、 ちくわ。 | ||||
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| 悪人というタイトルで”誰が本当の悪人か?”なんて伏線をつけているけど、はっきり言うと登場人物みんながただの馬鹿。途中で「こいつらただの馬鹿なんじゃ?」、と気づいてから彼らの思想・行動原理には全く共感できず、やはり最後までオチは現れないまま、きょとんとラストを迎えさせられる。話を総括すれば、現代日本人の悲しい性を訥々と語っているだけなのだが、小説として非現実化するためにどこでもある痴話話に”殺人事件”というスパイスを加えただけに感じられる。話の節々に上手な表現があるのと、上巻途中までの疾走感があっただけに、読み終わった後の残尿感が☆☆に値するのが残念。 | ||||
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| 『悪人』という書名に惹かれて読みましたが、結局誰が悪人なのか、 明確には分かりませんでした。 (読み手である私の感性が低いからだと思いますが、誰が悪人なのか、 もう少し分かりやすくしてほしかったです) 物語の作りとして、登場人物が多過ぎる感じがして、読みにくかった です。別に登場人物がたくさんいてもいいのですが、小節ごとに 主人公が入れ替わる作りでは、読んでいて混乱しました。 主役の1人である光代が登場するのが上巻の後半になってからで、 それまでの話は何だったのかと思いました。 | ||||
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| 物語の展開は面白くて一気に読みました。(新聞小説なんで枠の影響もあるんだろうけど間延びしている個所はある) けれど、読後の今はなんだかなあという気分。 主人公って、ほんとは悪人ではないんだよ、と言いたいのだろうけどそれに多くの人が納得できないでしょう? 他の人そう思わせたいならもっと彼の内面を描かないと。 肝心の主人公の描き方が中途半端で感情移入できなかった。 ただの頭の弱い朴訥な特殊な性欲の強い少年が犯した犯罪でした。って感想になってしまう。 生い立ちだけでは納得いかないし、何にも考えてない思考能力の低い人、ならこの小説は」なりたたないし。 それと女子の描き方がイマイチです。あ、男性の書いた小説だなという感じ。男性に都合の良い展開になってるし。 女性同志のかかわり方とか、納得できないなあ、そういう風には思わないよ普通、と思いながら読みました。女性の心理ってもっと複雑ですよ、変な意味で。 殺された佳乃さんの人となりもイマイチ理解できない。 さらには、光代さんん。出会い系で出会って、わけのわからん男とこんな風にいきなり乱れる人ではないよ、ほかの場面で出てくる彼女から跳躍しすぎ都合よすぎ。性行為場面は、渡辺淳一センセイを思い出しました。男性目線です、まあ仕方ないか。でも結構上手に描かれるなと思いました。 映画になるのはよくわかる気がする。 演技派の二人がうまく演じられたと思う。エンターテイメントなんでそれで映画は十分でしょう。 原作では登場人物の心理がもうちょっと理解できるのかと思った...が残念でした。 | ||||
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| 全編にわたり九州弁が使われ、とてつもない不快感に襲われる。ネットリとシツコイとんこつラーメンのような方言に終始イライラさせられた。さて、小説の内容だが、全体としては非常につまらない。第一章はそこそこで、これからの展開を少しだけ期待させるが、第二章でいきなり尻すぼみ。女性にちょっとキツく当たられただけでカッとなって殺してしまう主人公に同情できるはずもない。そのどうしようもないクズの主人公と出会い系サイトで知り合った女の逃避行物語であるが、軽い主人公に軽い女の軽い出会いに軽い逃避行はどれもが嘘くさかった。簡単に人を殺す主人公を真に優しい男として描いている物語は違和感を感じさせるには充分だ。物語の進行も、語られる人物の視点がコロコロ変わりすぎで落ち着かない。2ページほどで視点が変わったりする。当然ストーリーもほぼ進んでいないので意味のない記述だと感じるハメになる。発売する必要のない小説であった。 | ||||
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| 石橋佳乃や増尾が悪人だとは思えなかった。 これくらいの愚かな人間はいくらだっている だからってそう簡単に善人は殺人者にはならない。 罰せられない罪をテーマにした作品だろうとは思うが、 世の中にはもっと究極の悪が存在するはずだ、と100万部大ベストセラーの 煽りに「もっと」の要求が高くなってしまった 馬鹿で愚かな女・佳乃が悲しい。 桐野夏生ならこの哀れなバカ女を聖女まで昇天させられるだろうが、 それは「グロテスク」で読んだな、とどこまでも「物足りなさ」を感じながらの読書だった。 「これはどこかで読んだ」の積み重ねなのだ。 佳乃という犠牲の上でヒロインと主人公は浄化されパズーとシータのように 短い青春を謳歌しているが、 それは許されない。当然だと思う。 事件に巻き込まれる平凡なOL 環境故に朴訥で哀れな主人公 孤独なバカ娘、怒る父親、薄情な金持ち大学生も、もう見飽きた素材 「もっと」が足りない小説だった。 | ||||
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| 映画を見てから原作を読んだ。 映画はつまらなかったがそれ以上につまらない小説。 わざとボタンの掛け違いによる悪意に基づく行動を 書きすぎていて、そんなことありえないだろうと感じた。 出演者のミスばかり書きすぎていて吐き気を催した。 故意に、無理やり悪意のもとを作り出している だけでどこが面白いのかぜんぜんわからなかった。 | ||||
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| 会社の方から、借りて読んだ作品。 ヒロインの光代が、物語に関わるまでの時間が、 長すぎる気がします。 上巻を読んでいて、人間造形されていない登場人物たちに 飽きてしまい、とても辛かったです。下巻になって、少々 緩和されましたが・・・。 もう少し登場人物の配置を絞った方が、良かった気がします。 映画で賞を取った作品なので、期待して読みだしましたが、 外しました。 「万人は、罪人なり」というテーマは、良いだけに、 もったいないです。 | ||||
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