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屍鬼



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屍鬼の評価: 3.98/5点 レビュー 245件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.98pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 1~20 1/2ページ
12>>
No.29:
(3pt)

もう少し綺麗な在庫を

Amazonにて新品での購入だったのですが、表紙には飛沫の跡があり、角は擦れて色が落ち、数ページに渡って折れ目が付いていました。26年の21刷とあり、スリップも挟まっていたので、中古ではないと思うのですが…。読む分には問題は無いように思われます。しかし気分はいささか良くありません。未読ですが、本書内容は素晴らしいとの事なので、星3としました。
屍鬼〈2〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈2〉 (新潮文庫)より
4101240248
No.28:
(3pt)

面白いけど

身の毛もよだつ恐怖を味わいたいと思って読みすすめて肩透かしに遭った気分でしたが
スティーブン・キングの小説が下敷きになっている話だと知って自分の違和感が腑に落ちました。
日本ホラーの「漠然とした得体のしれないものに対する恐怖」を期待している方にはお勧めしません。
実体を持ち物理的に対処可能な敵との戦いはバイオハザード的な何かを思い起こさせます。
閉じた世界に住む人々の心理描写など小説としては素晴らしいと思います。
屍鬼〈上〉Amazon書評・レビュー:屍鬼〈上〉より
4103970022
No.27:
(3pt)

テンポがあってすぐ読める

上巻のまだるっこしさを抜ければ下巻は一気に片が付く怒涛の展開です。
屍鬼と村人のどちらに感情移入するかによって読後感が違うと思いますが、私は村人の反撃シーンで清々しました。
日本古来の「怨霊がとり殺す」的な話ではないので徹頭徹尾怖くはないです。
屍鬼〈下〉Amazon書評・レビュー:屍鬼〈下〉より
4103970030
No.26:
(3pt)

全てが中途半端なのに無駄に長い

全てが中途半端。なのに無駄に長い。夏野と、恵&かおりの物語はもっと書き込むべきだと思うし。
作中の小説は正直言って蛇足だと思う。そしてこれも長過ぎ&多すぎ。ウジウジしてるだけの主人公に対する苛々を倍増するだけかと…。
「本当に怖いのは人間の方」とレビューで書いてる方も多いようですが、そのテーマが描けているとは思えません。寧ろ家族を殺された者の怒りや後悔に共感しました。
(自分は、静信が最後まで理解出来なくてある意味一番怖かったw)。
ラスボスは終始一貫して殆ど印象に残らないし、周りの中ボス達は結局どうなったの?
アイデアとしては面白かった。素材が悪くないだけに、全ての中途半端さが実に惜しまれます。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.25:
(3pt)

面白いけど・・・・・・・。

確かに面白いけど登場人物の会話がみょーに長い。説明調である。緊迫している場面で話が長い。会話だけでなく全体に間延びしている。緊迫している場面では思い切りカットしたほうが印象に残ると思う。3分冊になった理由がその為だとしたら残念。

ほかの人のレビューをみて3冊一緒に買ったので我慢して読んだけど、無駄が多い。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.24:
(3pt)

大作であることは間違いないのだが

登場人物が多い上にそれぞれの心情や村の中の立ち位置まで描写され
しかも後半そのあたりが物語りに直接関わってくるため
腰を据えてじっくり読める大作だと思う。

ただいくつか読者を振るいにかけるポイントがあり
そこらへんで違和感を持つと長い小説だけに脱落してしまうかもしれない。

キャラ的に読者が感情移入しやすい夏野の顛末
科学の代表たる医者の尾崎が、迷信じみた起き上がりに着想するまでの展開
静信の起き上がりに対する身勝手ともとれるスタンス

他にもいくつか難所があるが、これらで一度首を捻ってしまうと
ラストの静信と沙子とのある種宗教的とも言えるエピソードが
まるっと空虚なものになってしまいかねない。
5冊という大長編なわりにはそういうイチかバチかな要素を多分に含んでおり
読者にやさしくない作品と言えるんじゃないだろうか。

作品自体は楽しめたし、人間側と吸血鬼側双方の悲哀を描ききったのは素晴らしいが
多すぎる登場人物とプロットを整理すれば、読みやすくて誰もが共感できる名作に
なりえたと思うので少々辛口で星3つ。

本作を読む前にこのレビューを読まれた方には
「細かいことは気にせず一気に読め」「読みながら登場人物を軽くメモっとくといいよ」
とアドバイスを送りたい。
屍鬼〈5〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈5〉 (新潮文庫)より
4101240272
No.23:
(3pt)

とても面白いのですが・・・

とても奥深い小説で面白く読んでいますが、なんか滑稽な感じがするのはなぜなのでしょう。村に異常な状態が続いているのに、「何かがおかしい」といっている時期がどうも長すぎるような気がします。電話もあり自動車もあり道路も整備されている様子ですので、住民が情報を外部に伝えようとする手段には事欠かない。筆者は、村を閉鎖空間にしようと努力しているようですが、その根拠が、村の自治に対する強い思い(三役など)と、屍鬼による外部への情報遮断(村外通勤者の殺害等)で、それぐらいの根拠で千人を超える村の情報遮断ができるとはどうしても考えられない・・・。ましてや孫が死に、子供が死にしている状況で、外部に対して(村内部に対してはいるようですが)行動をおこそうとせず「何かがおかしい」とすましている状況にはクスッと笑ってしまいます。笑ってしまうということは、著者が考える状況の中で自分もという共感が生まれていないということでしょう。できれば、情報が遮断されるような中世に時代を設定するとか、島での設定にしてくれていたらな〜と思ったりします。
屍鬼〈3〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈3〉 (新潮文庫)より
4101240256
No.22:
(3pt)

意欲のみ

キングの[呪われた町]と、比べるなんてとんでも無い。

ただ長いだけ。材料は良いから残念、作家の力不足でしょう。

キングは日常を描きながらも、無駄は一切有りませんから。それでいて初見(中学一年当時)に夜中に十字架を持たないと、トイレに行けなかった恐怖感。

ホラーは怖くてナンボ、残念ながら[屍鬼]には全く感じませんでした…面白くさえ無い。
頑張って長いホラー書きましたね。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.21:
(3pt)

とにかく長いが、手に取る価値はある

シリーズ総計で3000ページくらいあるので、尻込みしている方も多いかと思います。私もその口でした。ただ、実際に読んでみると、もっとあの辺をじっくり書いてほしかったな、なんて注文をつけたくなるくらいに世界観に引き込まれました。夏+田舎+ホラー=正義! 一巻は説明的で退屈ですが二巻まで頑張りましょう。二巻の途中からは面白さが加速しますよ。

 私が一番恐ろしいと感じたのは死よりも屍鬼側の計画性です。敏夫・静信の行動はまさに掌の上。そういう現実を突きつけられた場面が個人的に一番のホラーでした。意味があると信じていたものが、何の価値もないと解かったときって恐ろしいですよね。物理的な恐怖よりも、精神的に追い詰めてくるのが名作ホラーといわれる所以だと感じました。

 好きになれない部分もいくつか。人間は皆、自己中心的なもんですがこの作品はそれが過剰に装飾されております。普通の小説では描写されないような一人物でもページを割いて、自分勝手な様を見せつけられます。それが現実的であるというのは理解できますが読んでいてストレスが溜まるのは間違いありません。ひとのイヤなところばかり見せられてもねぇ……。若御院と砂子の関係を見ていると、読者が屍鬼の側を支持するように仕向けているように読めなくもない。

 主役格の敏夫・静信は物事に対する視点が対照的ではありますが、概ね好感が持てました。理性的な人間はいいですね。静信の書いている小説に関しては蛇足と感じました。読みづらい上に意味を理解することができませんでした。流れが切れるのが嫌で途中からはすっとばしてしまった^^: 

 全体を通して作者は起き上がりを肯定しているように感じました。もっとこう、人間vs未知の脅威という展開になるものと踏んでいたので、起き上がり側からの視点には意外性はありましたね。ただ、結末には納得していませんので☆三つです。『生き延びた』彼らのその後が知りたかった。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.20:
(3pt)

そんなに面白い?

上巻を読んだだけでは可もなく不可もない作品という印象です。
発想も既に使い古されたような展開だし、独特の世界観も特に無さそうだし。

これが下巻でどう変わるのか。
そこに期待はしますが、1200ページ読んでガックリとくるような話しだけにはしないで欲しいかな(⌒▽⌒)アハハ!
屍鬼〈上〉Amazon書評・レビュー:屍鬼〈上〉より
4103970022
No.19:
(3pt)

S.キングの「呪われた町」の日本版。だが、基礎にあるキリスト教的宗教観のため共感しずらい

あらたにたてられたなぞの洋館と新しい住人の出現に前後しておこるある山村でおこる不審な死の連続。それは屍鬼による村の侵略の序章だった.本作は知られているように、S.Kingの「呪われた町」を日本の山村に設定を変えて、作り直されたものだ.恐怖が静かにはじまり。加速度的に広がっていく恐怖。人々の猜疑感。その謎に卑劣な手段をとってでも戦おうとする医師、敏雄と博愛主義者のため傍観者になる、さらには屍鬼の味方になってしまう僧侶、静信を対比させながら、生と死、食物連鎖、人の業というものを考えさせられる作品。多くの登場人物が絡み合いながら進んでいくストーリー展開はまさにキングの十八番であり、それをうまく利用している.しかし、屍鬼という存在が、吸血鬼でありながら、ゾンビであり、さらに生前の記憶を持って生き返ることで、非常に弱い存在でしかないところにいまひとつ恐怖感がない.また、このはなしは土葬が主体だった海外での文化、キリスト教的絶対神や宗教観が、ベースにあるため仏教の僧侶であるはずの静信のキリスト教徒的な発想や、小説中小説の形で語られる彼の心情が全く理解できない.城壁の中の閉ざされた楽園という設定は村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」でも出てくる西洋人的な発想だ。さらに、殺生はたとえ相手が鬼だとしても嫌だといいながら、自分も人狼になって屍鬼の親玉、しお子と逃げるシーンは滑稽でさえある.とてもよくできた小説だが違和感が強い。最後に大火により、村もほとんどの屍鬼もほろびるのだが、火葬にしちまえばいいのにと何回も思った.
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.18:
(3pt)

1、3、4巻は好きですが。

特に、怖くもあり切なくもある3巻から4巻は何度も読み返しました。登場人物の人間くさい所も好きでしたが、その中で静信と沙子のファンタジーの様な2人がとても浮き、ある意味特質な存在感を表すには成功なんだろうけど感情移入できず…5巻は読み流す様に読みました。5巻はもう読みたくないのが正直な所です。ネタバレになってしまうので言えませんが、特に静信の行動が私には合いませんでした。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.17:
(3pt)

もっともっと

テンポよく話を進めてもらったほうが、より怖さを感じる事が出来たのではないかなぁ?上下巻読むのは・・・正直、長過ぎて苦しかった。人名も律子とか清美とか元子とか誰が誰か途中で分からなくなることもしばしば(笑)。閉鎖的な村、鬼の伝説・・・設定はとても面白いと思ったのだけど。この作者のファン以外の人は、ぽんぽん飛ばしながら読むくらいでちょうどいいのかも?
屍鬼〈下〉Amazon書評・レビュー:屍鬼〈下〉より
4103970030
No.16:
(3pt)

あれ…

ハードカバーの方も読んだことがありますが台詞に違いがありますね。違いと言っても「意味は同じだけど言葉が違う程度」ですが。この作品は回想という形でない方が良かったと個人的には思います。読みすすめていくなかで何通りかの顛末が想像できますが序章の時点でその1つが消えてしまうので。推理小説読み途中に犯人バラされたような感覚が…。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.15:
(3pt)

「頑張って」読んでます

とにかく長い。長すぎる上にこの第一巻はさしたる事件も起こらないので、正直読んでいて退屈さを感じます。まだこんなにある、と残りの厚いページを見てガックリ。ホラーが好きで、長編小説も好きなほうですが、これはちょっと…と言う感じです。後で面白くなるそうなので(続刊のレビューを拝見)、多少の我慢をして何とか読み終わりました。続く2巻、3巻とどんどん面白くなるようなので、そちらに期待したいです。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.14:
(3pt)

読む人を選ぶ本

まるまる2週間かけて文庫本5冊を読みました。感想を一言で言うと、「長かった。」あまりにもストーリーがゆっくりなため、途中でだれてしまい、4冊目を読む前に2日ほど読まない日がありました。この本、全部で2500ページもあります。結局全部読んだので、決してつまらないわけではありませんが、本家キングの本程度に文庫本で2冊せめて3冊であればよかったのにと思います。以下の人にだけお勧めしておきます。  ・吸血鬼ものが好きな人  ・ホラー小説がとても好きな人  ・小野不由美の作品が好きな人
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.13:
(3pt)

1〜5の総評で

長いです。しかも、ダラダラと村人の日常ばかりです。まとめて効率的に、もう少し巧みに書ける筈なのに書いていません。それ故、テンポも悪い。小説の中の小説が小説になってないので、自分は要らないです。凝縮感というか、濃度、密度が足りないです。ま、それでも二、三巻は面白かったので、こんな感じで…。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.12:
(3pt)

1〜5の総評で

長いです。しかも、ダラダラと村人の日常ばかりです。
まとめて効率的に、もう少し巧みに書ける筈なのに書いていません。
それ故、テンポも悪い。小説の中の小説が小説になってないので、自分は要らないです。

凝縮感というか、濃度、密度が足りないです。

ま、それでも二、三巻は面白かったので、こんな感じで…。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.11:
(3pt)

上巻読んだら下巻は必読

物語は商品説明に書いてありますのであえて触れません誰でも読めるか、と言えば答えはNoです。合わない人は合いません本書は細部まで丁寧に書かれています。500頁以上あり読み応えがありますそのため冗長に感じる事もあります。数日ではなかなか読み終わらないと思います難しい漢字に仮名がふってあればもっと良かったです。すらすら読めないのでフラストレーションが溜まりますドキドキする展開になっても場面が切り替わり「あれ、さっきの話は終わったの?」と思うことが多かったのも残念ですとは言え中盤〜終盤の流れはいい感じ。下巻が楽しみな終わり方です図書館にも置いてあるので、ミステリーが好きな方は手に取ってみてはいかがでしょうか
屍鬼〈上〉Amazon書評・レビュー:屍鬼〈上〉より
4103970022
No.10:
(3pt)

美しい少女のかたちをした生き物

確かに登場人物が多く、一覧表でも作らないと私の記憶力では把握しきれません。しかし、一つの村が屍鬼の脅威に侵食されていく過程をじっくりと表現するにはそれだけの登場人物は必要な数なのだと思います。静信と敏夫という二人の男性を主軸にして物語を捉えると、私自身は敏夫の側に感情移入してしまう人間です。それゆえか、村人が追い詰められていって敏夫を中心に蜂起するくだりの描写はすばらしいと思いますが、静信と沙子の側の描写には浅薄な印象を受けます。耽美ホラー風というかマンガチックというか。キングの作品へのオマージュということですが(私はその作品は読んだことがありません)、垣之内成美の美夕とルヴァを連想しました。美しい少女のかたちをした吸血鬼と彼女を護る男の、なれそめの物語。ともに悠久のときを生きることになった経緯を示すエピソード。長い旅のプロローグ。敏夫・村人組が人間のエゴと凶暴さを冷徹に描き出しているのに、一方で静信・沙子組がマンガ的耽美ホラーというのが、この作品の完成度を損ねているというか、読了した者に不協和音のような違和感を生じさせる原因ではないでしょうか。個人的には静信・沙子組にもマンガのキャラ的ではない生々しさが欲しかったと思います。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X

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