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黄金旅風



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【この小説が収録されている参考書籍】
黄金旅風
黄金旅風 (小学館文庫)

黄金旅風の評価: 4.10/5点 レビュー 29件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.10pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 21~23 2/2ページ
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No.3:
(4pt)

それでも(紙背を)読んでもらいたい

氏の小説としては既存の作品と比較して散漫だし、舌を巻くほどの緻密な描写力も長編の為か、かえって説得力に乏しい稚拙な部分を感じさせます。表題からして単に冒険活劇の時代小説だったのなら満足できるのですが、圧倒的な取材で生きいきと描き出された当時の長崎の人々と社会観、宗教を軸とした生活思想等は文中に彷徨ったままで、続編でもない限りは浮かばれない気がします。
黄金旅風Amazon書評・レビュー:黄金旅風より
4093861323
No.2:
(4pt)

ロマンあふれる大作です。

~面白い小説でした。ロマンあふれる小説で、わくわくしながら読みました。舞台は1628年~1632年の長崎。鎖国政策が実施される直前の長崎です。そこに生きる海運商人と利権に群がる人々を描いています。こういった時代物のやはり面白さは。やはり登場人物の器量、度量の大きさ。今回の人物、漢は末次平左衛門という長崎代官も勤める海運商。商人という枠を~~超え、長崎のためと渾身働く姿が生き生きと描かれています。そして窮屈な時代を生きる人たち。特に切支丹禁制という運命に翻弄される人々が切なく描かれています。485ページと言う大作ですが、飽きさせることなく、わくわくしながら読み進んでいく小説です。~
黄金旅風Amazon書評・レビュー:黄金旅風より
4093861323
No.1:
(5pt)

読み応え感満足の一冊!

前作「始祖鳥記」で一躍脚光を浴びた著者の久々の作品。長いこと待たされたが、その期待に十分にこたえた読み応え感満足の一冊になっている。舞台は1630年代、鎖国直前の長崎である。キリスト教が弾圧に耐える人々、海外との貿易に生きがいを見つける人々。さまざまな人間ドラマが交錯する中、「長崎」を愛した一人の貿易家の物語である。時代は江戸時代であるが、信念を持って生きる一人の男の生き様がとても心を打つ一冊だ。
黄金旅風Amazon書評・レビュー:黄金旅風より
4093861323

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