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バトル・ロワイアル
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バトル・ロワイアルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全167件 141~160 8/9ページ
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人を信じることの難しさ、人を愛することの大切さ、殺しあわなければならないという極限状態だからこそわかることがたくさん詰まってる。あまり指摘されていないが、子供の人格はどうやって形成されるのかということ、そして、日本は1945年の前後で実は何も変わっていなかったのではないかということさえ考えさせられる。中学生がたくさん死ぬけれども、それぞれの死に方には必ず理由がこめられている。便利な世の中で生活していると忘れてしまう「生きる為に必要なこと」をたくさん教えてくれる。子供の教育に有害だと言われているようだが、むしろ必要ではないだろうか? | ||||
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私は著者と同じ香川県出身ですが、この物語に登場する「沖木島」は、「男木島」という実在する島を想定していると思われる。「男木島」とは、あの「桃太郎」物語で鬼退治の舞台になった「女木島」と一対になっている島で、「男木島」の先には産業廃棄物の放置で脚光を浴びた「豊島」がある。これで「男木島」も世間の注目を集めて、観光地として活性化することを住民は希望しているのではないだろうか。 | ||||
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極限の中での葛藤・狂気・友情にしては心理描写にぐっと来るものがなく、全体的に「衝撃的な」設定が先走っている感じがした。感動を求めては読めない。 また、読者の疑いや恐怖を呼び起こすような「読者に隠された人物(殺人者)・心情・設定」がなくほとんどすべてが明らかに書かれつつ進行し、ミステリーやホラーとしても読めない。めくるめく殺人ゲームの爽快さを楽しみたい方、現実離れしたアニメのような登場人物に魅力を感じる方は読まれてもいいかもしれない。 | ||||
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なにかと話題になっているこの作品。 読み終えて表現上なにが問題なのかと疑問に思うほどグロテスクな印象はない。もちろん最後の1人になるまで殺し合うという悲壮感あふれる設定で、物語中様々な死に様がリアルに描かれている。だが殺されていく様のむごさよりもよりも、中学生の揺れる心理の方がショッキングに表現されている。この作品で生きるということを考える良い機会を与えられたように思う。 | ||||
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ストーリーの発想、展開の面白さに脱帽です。 過激だけど真の人間という動物を書ききっている。 これは本棚にあるべき秀作です | ||||
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生きる為に人はこうも残酷になりえるものか?あるいは本来人間のあるまじき姿なのか?死が迫る極限の心理状態の中で、青少年の生々しい心理が描かれている。若さゆえに、目的があるので生きるのか、生きるのが目的なのか生への執着が感じられた。この本は残酷なイメージばかりが捉えられてるが、それ以外の部分についても見て感じてもらいたいと思う。 | ||||
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この本はいい!! といっても、まだ昨日買ったばかりなんですけど・・。。。 まだ中1の私ですが、とてもわかりやすいです。 今、映画化されて、問題になっていますが、私が思うに殺人だけの話ではないと思うんです。 もしも自分がこのクラスだったら・・・・。とか自分だったらどうするか?など、いろいろ考えさせられます。でも、この本を読んで、殺されたりして、おもしろいと思う人がいたら、残念だと思います・・・・・。 あと、最初のバスに乗ってるシーンから、島?へうつされるシーンが、ちょっと不自然?という事で星は☆☆☆☆つ。 | ||||
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1400枚の入魂作。とにかく長い。「殺し合い」がはじまるまでがちょっと退屈だったが、その後はぐいぐいと引き込まれていく。「ポップ」と表される文体については、洗練されていないだけじゃないかとも思うけれども、それを差し引いても十分な訴求力のある作品。40人もの子どもが死ぬわけだが、数に反比例してその一つ一つの死の意味が希薄化していくことはない。どれも等しく、生きることの重さを抱えて、散っていく。物語の根底にあるのは、「誰かを愛することの強さ、愛されないことの歪み」であると私は思う。映画化について、政治家がクレームを付けているが、それが作中で揶揄されるファシズム政権となんとなくダブる。 | ||||
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内容的には 中学生が殺しあう・・ それが 問題だと 言う人達がいるが 読んだ感想は全然 問題にはならないと思う・・ 中学生だから 問題になるなら 大人の世界では・・ 別に問題にならないくらいもっと残虐ではないだろうか? 社会人盤 バトルロワイヤル・・ そんなのが あったら あっという間に みんな殺しあうんじゃないだろうか? なんて 考えてしまう・・ | ||||
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テンポがいい。難しい言葉も出ないから簡単に情景を思い浮かべることができる。しかし、それだけに、この物語が伝えるその残虐性が浮かび出る結果になっている。エンターテイメント小説としてはすばらしい傑作だと思う。 | ||||
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土曜日の夜に買って、月曜日にはもう読み終えてしまった。 卒論提出前なのに・・・。 いったん、観始めると、一瞬たりとも目が離せない映画の様に、 文章から目が離せなくなります。それほどの臨場感と、意外な展開。 極限状態ゆえに起こる、疑惑・裏切り・やるせなさ・発狂・・・ もう読んでいて、なんとか救われる方法はないのか。 こうなる以外に方法はないのか?そんな事をこっちも必死に考える。 けれど、そんな願いもむなしく起こる悲劇。 読んでいて苦しくなる。だけど、読まないわけにはいかない。 だけど、そんな合間に描かれる中学生ゆえの純情な心の機微が、 とても鮮やかにさわやかに感じられます。 そういう所に逆に魅かれる所が多いのかも知れません。 | ||||
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『バトル・ロワイアル』テレビ・雑誌などで話題になり、読んでみようと思いましたが、本屋で辞書並の厚さのこの本を見てかなり読む気がなくなりましたが、勇気を出して購入、読んでみるとビックリ!!かなりあっさり読みきることが出来ました。ルールは1つ「最後に残った人だけが家に帰れる」こんなひどいルールの中で、城岩中学3年B組42人が、殺し合いをしていく! 合法だからといって、こんな状況を作り上げた大人達、そしてそんな状況中に入れられ必死に生きようと殺し合いをしていく子供達! 大人たちのわがままのの為に犠牲になっていく子供達が、なにかせつなく感じました。 | ||||
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映画化で話題になっているけれども。 やっぱり原作でしょう。とにかく、読んでみてください。 人間の残酷さと、温かさ、生きることの尊さ、信じることの 素晴らしさと怖さ、切なさ、何より人間の中にある希望と 絶望の境界線の薄っぺらさを書いた本であると思うのです。作者の高見先生があのラストを選んだと言うことは、「希望」を棄ててしまい生きていくことが、人間の肉体はあっても、心が死んでしまうと言うことであり、人にとって 希望とは最後のよりどころだと言うことを表していると思うのです。とにかく。読んでください。その上で、色んな評価を下して欲しいと思うのです。言葉に出来ない感情が、たくさんこの本には溢れていると思うのです。 | ||||
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分厚いけれど、一気に読めます。 登場人物たちが戦ったり、逃げたり、隠れたりして、 無残にあっけなく次々死んでいくのが、 いつか見た悪夢のように肌で感じられます。 読み進めるうちに、不思議なほどその世界に 引きずり込まれてしまいます。 でも読後感はそれほど悪くありません。 | ||||
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つい自分を忘れて物語に浸かってしまいました。単純に楽しみながら読みました。問題作と言われたりしてたけど、どうしてかな?ホラーものとかは目を覆わずにいられないけど、これはぜんぜんへっちゃらだった。数時間で一気に読んでしまった。面白かったー。グレイト。こんなの私だけ? | ||||
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人がどんどん死んでゆく。殺し合いの物語。その設定はあまりにも非現実的であり,それ故に救われるところがある。バイオレンスのマスターベーションだ。 | ||||
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最初のうち、読むのがとてもつらいほどの不快感だった。でも、読む事がやめられなかった。そして、読み終わって思い出すのも嫌悪感がすこしある。 だからといって、面白くなかったとは言えない。もしかしたら読んでる時は私は楽しんでさえいたのかもしれない。本を読む、その状況を思い浮かべる。たくさんの血が流れて行く様子。でもやはり、この作品を好きにはなれない。 | ||||
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発売されて間もない頃に読んだのですが、読んでいて人があまりに簡単に死んでいくのでつらかったです。 いくら合法であったとしても、人を殺す事を軽く捉えているような気がしました。 たしかに登場人物は一生懸命たたかっています。今の社会に対する問題提起をしているのかもしれません。しかし、わたしのまわりの友人達はこの本を読んで、(人がたくさん死ぬ事を)喜んでいます。 著者の言いたい事が果たして読者にまっすぐ伝わっているのかが疑問です。 | ||||
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確かに「わたしだったらどうするか」という究極のシュチュエーションは魅力的だし、嫌な話だと思いながらも最後まで読めてしまう。最後まで読んで確認しなければ恐ろしくていられない。 読んでる最中も頭の中で映像ががんがん回っていました。でも今も好きにはなれない。 だって戦争もこんなのもやだよ!この中では自分ならどうするかなんて言ってられないんだよ、考えてたら終わりだよ。 いつこんな世の中になってしまうかも知れない可能性から逃げている!甘い!と言われてしまうかもしれないが、私はこんな世の中にならないため想像力を働かせたいと思う。ここでどうするか、ではなく、ここにいかなくてすむにはどうするかだ。もし私がこんな世の中にいたらさっさとおさらばしてしまうだろう。サバイバル根性は鍛えてるつもりだが、こんな犠牲の中で生き残る気はない。生き残って世の中を変える人になるような器でもないしね。映画化されるようだが、わたしがこの本の中で唯一感心していた「金八先生もどき先生」設定がなくなってしまったようで残念。これをやってくれたらエンターテイメントとして見てみたかったかも。 | ||||
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この本の存在は映画の予告編を見て初めて知りました。本当は映画を見てから本を読もうと思ったのですがどうしても読みたくなってしまって一気に読んでしまいました。とても分厚くて途中で嫌にならないかと思いましたがそんな心配は本当に無用でした。日ごろそんなに本を読まない私ですが、とても読みやすいし、読み出すと途中でやめるのが嫌になってしまいました。自分でもびっくりするぐらい早く読み終わりました。途中、情景が思い浮かんで「う・・」と思うところもありましたが、読み終わった後は結構すがすがしいです。ハラハラドキドキもでき、感動もでき、本当にお勧めです。自分がもしこの『ゲーム』に参加したらいったい誰を信用して誰のような行動をとるのだろうと考えました。「中学3年のクラス!なら・・高校なら・・・」といろんなクラスで考えたりもしました。問題作で出版するまでにいろいろあったと聞きましたが、この本はいろんな事を教えてくれると思います。人を信じることの難しさ・・命の大切さ・・人間って無力なものだなと思いました。映画ではR指定ですが青少年の犯罪の多い現在、本と同じ年代の人にこそ、見て欲しいんじゃないかな・・・。本を読んだからって映画はいいやーとはなりません。ますます映画も見たくなります。ぜひ読んで見てください。 | ||||
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