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バトル・ロワイアル



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バトル・ロワイアルの評価: 4.15/5点 レビュー 171件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.15pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全171件 61~80 4/9ページ
No.111:
(1pt)

アイデアは面白いが、文章が下手すぎる

イラクやコソボ、アフリカの一部の国では同じようなことが現実に起きている。

そういった点から見ると、ホラー大賞の審査員が全否定したのは当たらない。

ただ、良識ある大人の観点からこの小説は受け入れがたいものがあるのも理解できる。

小説のアイデアとしては面白いが、いかんせんこの作者の文体、文章はひどすぎる。

書いたとき、30歳を越えていたらしいが、仮にも新聞社で文章修行した人間とは信じられない稚拙さであり、途中で何度も読む気をなくした。

ただ、中学生、高校生が読みやすいようにと考えてこういった文体にしたのかもしれないが。

いずれにしろ、この作者はこれ以上インパクトのある小説は書けないだろうし、まったくジャンルの異なった分野では読むに耐えうる作品は書けないと感じた。
バトル・ロワイアルAmazon書評・レビュー:バトル・ロワイアルより
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No.110:
(4pt)

作者の怒りを感じとって欲しい

確かに過激な内容かもしれない。しかし!これは作者の社会に対する怒りなのでしょう。そして未来を切望する希望なのでしょう。長編にも関わらず、読み出したら止まらなかった。北の方のどっかの国だったら、もしかしたらこんなこともありうるかも。。なんて思ってしまった。
バトル・ロワイアルAmazon書評・レビュー:バトル・ロワイアルより
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No.109:
(5pt)

「有害図書」とは?

「教育に悪い」この本が話題になった時、どれだけの大人が言っただろうか。そしてその大人たちの中で、この本を最後まで読んだ人間が何人いただろうか。上っ面を見て批評するのは容易い。「中学生がお互いに殺し合う」、通常ではあり得ない設定に、一見ただの怪奇小説、エログロかと思うのも無理はない。極限に追い詰められた時に見せる人間の残酷性、二面性。少し過剰ではないかという描写も、ちらほら見受けられる。そういった表面の残酷性ばかりが注目されるこの本だが、筆者のテーマはより深い所にあると思われる。彼が言いたいのは、少なくとも未来への絶望ではない。この本を最後まで読んだ人間ならば、それを感じるに違いない。非常に博識な語り口とリズム感のある文章で、見た目の分厚さに関わらず、読者を最後まで飽きさせない。一度読み始めたら、なかなか手が止まらないだろう。そしてこれを読み終えた時、その先に見えるのが何か、正当な評価は、あなた自身の手で下して欲しい。
バトル・ロワイアルAmazon書評・レビュー:バトル・ロワイアルより
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No.108:
(3pt)

テメーの都合だけで何も知らない者を利用する

登場人物は皆、アニメキャラクターの様な特徴を持ち、それぞれがこれまたアニメのようなバックグラウンドを抱えている。だから分かりやすいし、表現も平易で読みやすいし、短時間でサラッと読める。いわばライトノベルとして、若年層から楽しめる作品だと思います。パッと見て、この小説は日本社会の歪みをディフォルメしたものに思えますが、この小説のようなことは世界全体で見れば、平気で行われていることのように思えます。情報操作による戦争・紛争・虐殺、エネルギー・食料資源配当不均衡による経済壊滅・飢餓などなど。世界の人々は、バトルロワイヤルのようにすぐに殺生される危険や、じわじわと生活や思想の枠組みから蝕まれていく危険にさらされています。吐き気をもよおす邪悪とは、テメーの都合だけで何も知らない人間を利用することだ、とジョジョも言ってます。この小説を読んで大人や社会への怒りや、反骨の心が芽生えたら、どうかそのエネルギーで、もっと世界のことを勉強して、光と影を知って欲しいです。そして利用されない人間になって、世の中の邪悪を糾弾していって欲しい。著者もきっとそう願っているはず(違うか)
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No.107:
(5pt)

賛否両論…分かる気がする。

特に大人からは批判だらけの作品でしたね。私も読む前は「中学生が殺し合い」といういかにも悪影響的な文句に、自分もきっと反対派だろうなぁと思っていました。でもこの本は、このフレーズを聞いただけで批判するだけのはもったいないです。感動とか正義とかを感じたわけではないですが、生徒42人のひとり一人の危機感、不安や信頼といった心情が伝わってきて、いかに逃げ延びるかという、必死な姿が描かれていました。当時、彼らと同じ中三だった私は「彼らと同じ境遇に立ったら自分ならどうする?」と考えていました。昨日まで普通のクラスメートだった友達が敵になる。考えただけでぞっとします。一種の戦場に立った感覚だと思います。人を殺したくない、だけど死にたくない。そんなギリギリを生きる彼らの三日間。途中で本を閉じるのも惜しくてできません。最後まで飽きずに読める話でした。ただ、いろんな意見が飛び交う本書ですが、それは仕方がないようにも思えます。いろんな捉らえ方ができるので、万人にウケるものではないですね。ただ、殺し合いという点だけで決めてしまうものはいかがなものかと思います。読む気がなかった方も一度手に取ってみてください。
バトル・ロワイアルAmazon書評・レビュー:バトル・ロワイアルより
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No.106:
(5pt)

傑作

高1の時に読みました。中2とは年が近かったせいか、「こんな小さい子が死ぬなんて、可哀相」的発想は皆無でした。ミステリー以外の小説では必ずといって良い程、人の最期は重々しい。特に主人公サイドの人には、感動的な台詞と誰かのために犠牲になるような名誉ある死が用意されている。でもBRは、結構無駄にあっけなく死ぬ人が多い。現実って、どっちかっていうと、そうですよね。でも、あっけなく殺された人も、大切な人の為に格好良く死んだ人も、同じ1人なんだなって思えたんです。42人の内、誰がどんな死に方をしても「1人」とカウントされる。全員人間で、皆生きてて、それぞれ個性があって、でもって命は皆平等に一個なんだ、と思ったんです。当たり前のことなんですが、当時ほとんど実感出来ていなかった事が、BRを読んでスッと受け入れることが出来ました。私は、これは個々人の命の大切さを学べる本だとマジで思っています。ユーモアが随所に溢れていて「さぁ死にますよ、可哀想でしょ?泣いてください」って感じには書いてません。死人の数の割りに読みやすいと思います。所詮紙の上の空想の世界です。でも私は読書が大好きですし、この本は私にとって大切な一作です。
バトル・ロワイアルAmazon書評・レビュー:バトル・ロワイアルより
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No.105:
(5pt)

本能のままに。

上巻に続き、次々と殺されて行くクラスメイト。

仲間でさえも信じれなくなる悲惨な状況の中、国はそれを正常と呼ぶ。

悲しみに暮れる間があるなら武器をとれ!

信じて殺されるくらいなら誰も信じるな!

そんな状況を他人の目で見るのではなく、

自分がその島に存在していることからこの物語は始まると思います。

目の前で倒れるクラスメイト。

信じることのできなくなった愛する人。

聞こえてはいけない断末魔の叫び声。

それを「感じて」正常でいられますか?
バトル・ロワイアル 下   幻冬舎文庫 た 18-2Amazon書評・レビュー:バトル・ロワイアル 下 幻冬舎文庫 た 18-2より
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No.104:
(5pt)

驚嘆の超傑作!

残酷に人を殺す問題作_あたしはこの作品について、そんな偏見を持っていました。しかし、織り成される複雑で哀しい人間模様や、登場人物の溢れんばかりの苦悩……。様々な試練を乗り越えて大人になってゆく主人公の姿も大変魅力的です。迷っているなら、ボタンをクリックしてみて下さい。きっと、大切な何かを与えてくれると思います。
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No.103:
(3pt)

バトル・ロワイアル

わたしはこの本を高校時代に一度読み、人がどんどん亡くなっていくことに嫌悪を感じました。きっとその時は、ただ殺人を楽しんでいる様にしか読みとれなかったのです。実際にクラスメイトと過ごしているわたしにとって、過激過ぎる表現も多くあり、読んだ後は「殺人」の恐ろしさや気持ち悪さが残っただけでした。 大学生になり、心理を少し勉強する中で再びこの本を手に取りました。 初めて読んだときは、誰がどんな風に殺されるのか? という点ばかりに心がいっていましたが、今回は一人一人の描写に目が止まりました。 緊迫した状態でも お互いを大切に思い続けたひとたち。友人や、恋人や、幼なじみとして。「あたし、友美ちゃんと友達で(ほんとうによかった)」「俺をひとりぼっちにしたりしないでくれ」「あんた、いい男になったよ」 人間は、多くの人に囲まれて、嬉しいことや、悲しいこと、理不尽なことや頭に血が上ること、考えることがたくさんあると思います。その中で、自分はどういう人間なのでしょう? また、この本は、読み取り方によって大きく違う物を与えるものだと感じました。 わたしは思ったことを言わない(言えない)ので、貴子のキリッとした言動や行動が良いなと感じました。 ひどいことが書いてある本だ、と思う人もいれば、それぞれのストーリーに気持ち暖まる人、桐山や相馬さんを格好いいと感じる人もいるのではないかと思います。 本は読み手によって、感じ方が違う物です―――あなたは本を閉じたとき、何を感じていますか?
バトル・ロワイアルAmazon書評・レビュー:バトル・ロワイアルより
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No.102:
(4pt)

「中学生がクラスメートで殺し合い」という何とも残酷なゲームに強制参加…。だけどその物語には、残酷さだけじゃなくって愛も溢れていると思う。この話は本当に、愛なしでは語れないんじゃないかな。同じクラスの好きな人、恋人、遠くにいる好きな人、友情…嫌だと思う人も、きっとたくさんいるだろうけど、読んでみる価値はあると思う物語。私は、たくさん何かを教わった気がします。
バトル・ロワイアルAmazon書評・レビュー:バトル・ロワイアルより
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No.101:
(4pt)

行動すべき大人の視点から

私がこの小説のことを知ったのは、別の記事が目的で買った雑誌だった。角川ホラー大賞の最有力候補と言われながら、選評者の言いがかりに近いような理由で落選させられたというその小説に、俄然興味をそそられた。「これは絶対に買って読まなければ」発売されるやすぐさま書店で買って一気に読んだ。そして、この小説は見事に期待に応えてくれた。「中学生同士が銃で殺し合い」というプロットを聞いて「悪趣味だ」などと眉をひそめる向きもあるだろう。だが、作者自身は決して単に読者をハラハラさせるためだけにそんな小説を書いたのではないはずだ。それは、作中にあるこんな台詞に現れている。「誰かが始めて、誰も止めなかったからだ」なぜ「プログラム」などという非常識なゲームが行われ、そして今も続いているのか?その問いに対する答えは、まさに現実の我々にも突きつけられているのではないか?誰かが声を上げていれば。誰かが行動していれば防げたかもしれない不条理、悲劇に。社会という巨大な壁の前に、一人の力には限界がある。それでも、声を上げ、行動すべきときには行動し、意思を示さなければならない。既にいい年になったおっちゃんは、そんなことを思ったものだった。
バトル・ロワイアルAmazon書評・レビュー:バトル・ロワイアルより
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No.100:
(3pt)

稚拙な娯楽作品。

モラルがない、品がない等と酷評され、日本ホラー小説大賞の最終選考に残りつつも落とされたが、口コミで広がり、別の出版社から出版され、皮肉にも大ベストセラーとなった作品。もう周知の作品ですが、内容を一応説明すると、中学生のあるクラスがたった一人の生き残りを賭けて殺し合う、文字通りバトルロイヤルもの。(読みは“バトルロワイアル”ですが)…確かに各章毎に「残り、あと○人」などと面白い表記をしたり、殺し方に工夫が凝らされていたり、それなりには楽しめましたが、日本ホラー小説大賞では受賞出来なかった理由は一目瞭然。この賞は内容もさることながら、筆力も一定以上でないと受賞出来ません。この作品のあまりにも稚拙な文章構成や、怖さに焦点を絞り過ぎた為のモラルのない表現方法、語彙の貧弱さなど未熟な点が目立ち、読んでいてイライラさせられました。(あくまでも個人的意見なので、御了承下さい。)どちらかというと映画の方が、ただ殺すだけでなくビートたけしを使って人間ドラマを組み込んであって、以外に面白かったです。娯楽性として見れば星5つ、文章力は星1つ、くらいですね。中間取って星3つ、です。
バトル・ロワイアルAmazon書評・レビュー:バトル・ロワイアルより
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No.99:
(5pt)

本当の敵

修学旅行だときいて乗ったバスの向かった沖木島。

殺戮椅子取りゲームに乗る者や歯向かう者。

敵は確かにクラスメイトだ。

しかし、本当に敵であるのは仲間であった人達を信じきれない自分ではないのか。

この暗い日本の犠牲になる3Bの生徒を見ていて、

戦いに最期まで反対する者、他人が怖くて殺人鬼になってしまう者。

仲間を信じ、自身を持ち続ける者が様々いたからこそ

人間の本当の心理状況が改めて思い知らされました。

この本では信じることのできない者こそ本当の加害者であるということが分かります。

殺害シーンもリアルに書かれていますが、人としての大切な何かを

教えられました。
バトル・ロワイアル 上  幻冬舎文庫 た 18-1Amazon書評・レビュー:バトル・ロワイアル 上 幻冬舎文庫 た 18-1より
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No.98:
(5pt)

よくできたエンタテインメント

中学生同士が殺しあうという悪趣味極まりない話を、よくここまでエンタメ的に昇華できたものだと素直に感心する。この作品がここまでの支持を得ることができたのは、もちろん命の大切さや文学がどーたらこーたらではなく(笑)、ランダムに選ばれる武器・進入禁止区域・カウントされる生存者等の描写からも分かるとおり、徹底したゲーム性の追求にあると思われる。残酷な場面に強引に割り込んでくるユーモアや登場人物ごとに設定された独特の文体は、読者に特有の酩酊感を与える。話の運び方も秀逸。確かにページをめくる手が止まらない。ひたすら感覚のみに訴えかけてくるこの手の作品ってのもたまには良い。
バトル・ロワイアルAmazon書評・レビュー:バトル・ロワイアルより
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No.97:
(5pt)

時代の文学

その時代を映す作品というのがある。それは出来の良し悪しとか、単純にテーマとかストーリーとか、そういうレベルではなくて、その時代の人間がその時代に書かなければならなかったという必然性を感じさせる作品のことだ。この作品はまさにそれだ。『蝿の王』とか『死のロングウォーク』とか、様ざまな外国文学の影響が見てとれるが、そういったパーツのレベルでは捉えられない面白さがある。これを倫理的な理由で受賞させなかった日本ホラー小説大賞は、ホラーを名乗る資格がないだろう。子供同士に限らず、人が人を殺す、というのは文学にとって重要な主題の一つであるはずだし、ただ「鳥肌が立つ」とか「ゾクっとする」とか「夜も眠れない」とか、そういった感覚的な部分に拘っているから日本のホラー小説のほとんどは駄目なんだ。はっきり言って荒俣宏と高橋克彦と林真理子の全ての小説を足しても、これほどのものにはならないだろう。この路線でなくても良いが、この作者には期待している。が、次作の話は聞かない。是非また読者を圧倒してほしい。
バトル・ロワイアルAmazon書評・レビュー:バトル・ロワイアルより
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No.96:
(5pt)

楽しめたと思う。

この作品は国会などで色々取り上げられたり、暴力的な描写のみが浮き彫りになってたりしますが、そのようなことはないと思う。
この小説の裏側に隠されているのは、読み取れるものにしか読み取れない物ではないのだろうか。突然無人島に放り込まれ、極限の精神状態の中大人にもならない15歳の少年、少女達が殺し合いをさせられる。確かに残酷かもしれない。しかし内容は「殺し合い」という一転に絞るものではなくもっと深いものだった。
このゲームに乗って自らの意思で殺戮を始めるもの、政府に対する復讐、そして脱出を試みるもの、仲間を最後まで信じようとするもの。
まだ大人にもならぬ少年達の心情が細かく、そして深く描かれていると思う。その点でいってはとても感動した。
青春小説としては最高の出来だと思う。
バトル・ロワイアル 下   幻冬舎文庫 た 18-2Amazon書評・レビュー:バトル・ロワイアル 下 幻冬舎文庫 た 18-2より
4344402715
No.95:
(5pt)

私はライ麦畑を思い出す。

~映画は見たけれど原作は未読、あるいは有名すぎる「少年少女の殺し合い」というスジに引いてしまってスルーしている、そんな方はたくさんいるんじゃないかと思う。もしもそんな方々の目にこのレビューが止まったら、とにかく「そんなことは忘れて一度読んでみてくれ」と言わせていただきたい。これは鮮烈な青春小説だ。余りにも非現実的な事態に直面したと~~きにはっきりと浮き彫りにされる中学生の日常と、死に近づくことでようやく輝きだす生。「殺し合う」42人ではなく、「必死に生きのびようとする」42人のギリギリの生がと死が執拗なまでに描かれている。そして物語の凄惨さこそが、その裏にある祈り(愛と平和・生命の尊さ・青春の眩しさ…言葉にすると陳腐になってしまうものまで)を際立たせている。~~映画化とか作者を変えての続編とか、わけのわからない展開を見せている本作だが、シリーズとしての「バトロワ」とは別に、文芸としてのこの一冊、ぜひ手に取っていただきたいと思う。読了後、きっと何かが変わっているから。~
バトル・ロワイアルAmazon書評・レビュー:バトル・ロワイアルより
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No.94:
(5pt)

戦時下とはこういうものなのかもなと思った

逃げ場の無い場所で逆らえば簡単に殺される。生き残りたければクラスメートを殺すしかない。「何故そんなことをしなけらばいけないのか」・・・国の決定(バトルロワイヤル法)だからだ。「殺し合いなんてやめよう」平時には当たり前の呼びかけも黙殺される。国家権力(自衛隊)は打倒するには圧倒的すぎ、この状況から降りたければ自殺するしか選択肢は無い。友情・愛情・親子関係・教育問題・・・この映画には色々なテーマがあると思うが、国家権力が持つ暴力や不気味さもテーマの一つではないかと思った。
バトル・ロワイアルAmazon書評・レビュー:バトル・ロワイアルより
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No.93:
(5pt)

戦闘実験第六十八番プログラム

東洋にある大東亜共和国。アメリカ(=米帝)を含め世界各国と対立中。軍事国家で総統制度、近代化による少年少女の凶悪犯罪悪化。そんな時に、国防上必要な戦闘実験と称する「戦闘実験第六十八番プログラム」という法案が可決された。全国の中学3年生を対象に任意の50クラスを選び、殺し合わせる。架空の国ですが、地名とかは日本です。それに、映画のBR2との国の設定があまりにも違うので驚きました。詳しい事はネタバレしてしまうので、あまり言いませんが、大切な“何か”が欠け始めている、今の日本人に読んでもらいたいです。
バトル・ロワイアルAmazon書評・レビュー:バトル・ロワイアルより
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No.92:
(5pt)

現代社会だから

私は現在、小学六年生でこの本を手にしました。多少親に嫌な目で見られ、「私も読んでいいのか」と思ったのですが、話の内容の突飛さ、そして何よりも、昨日まで友だった者を殺し合う事。誰だって失うのは嫌です。けれど自分は死にたくない、という思いが銃の引き金を引いてしまいます。現代ではほぼ絶対的に有り得ない事ですが、思わずその内容に心が感情移入してしまいます仲間を信じて、共にメガホンを持って参加者に呼びかける者もいましたね。彼女達の死は、七原に決定的な「生きる」と言う事を教えてくれたはずです映画と共に合わせてみると、貴方にとって日々の生活、友達、そして生きる事がどんなに儚くてどんなに美しいかわかるはずですそんな人達に、是非読んでもらいたい作品だと私は思います
バトル・ロワイアルAmazon書評・レビュー:バトル・ロワイアルより
4872334523

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