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ベルリン・コンスピラシー



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【この小説が収録されている参考書籍】
ベルリン・コンスピラシー (ハヤカワ文庫NV)

ベルリン・コンスピラシーの評価: 3.44/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

テーマが重い割に

内容が安直過ぎる感じがしてのめりこむことができませんでした。なんだかアメリカの人気ドラマシリーズを見ているような、あそこまで吹っ切れていないような、中途半端な印象でした。
ベルリン・コンスピラシー (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:ベルリン・コンスピラシー (ハヤカワ文庫NV)より
415041212X
No.2:
(3pt)

書評はあてにならない。

あるTV番組のブック・レビューで、この本を褒めていたから早速読んでみたが期待はずれだった。三分の一ほど読んだところで、アメリカ実業家ルドルフ・ブレイヴァマンを、拉致した黒幕が誰なのかが想像できてしまった。年季のはいったミステリー・フアンなら、多分私と同じ感想を持つたのではないだろうか。CIAが中米や南米、その他の新興国において、自国に都合よい政権を擁立するために何をしてきたかを考えると、読んでいてこんな事件も有りそうな話だと納得しそうになる。が、しかし戦後六十年以上過ぎた今、ブレイヴァマンの年齢などを考えると、かなり無理な設定としか思えない。それにしてもルドルフ・ブレヴァマンの最後の決断は、ストーリーの結末として、あまりにも唐突過ぎるのではないだろうか?和解した息子が身の危険を顧みず自分を助けてくれたことなどを考えたらなら、彼の決断がどうしても理解できない。結末は少し以外だったが、想像どうりのストーリー展開を、確認しながら楽しく読ませてもらった。
ベルリン・コンスピラシー (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:ベルリン・コンスピラシー (ハヤカワ文庫NV)より
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No.1:
(3pt)

あまりに簡単な陰謀の構図?

同じような謀略エスピオナージュ小説であるブライアン・フリーマントル(74歳)のチャーリー・マフィン(所属MI5)シリーズが 非常に複雑なプロットで、最後の最後まで、いったい誰が誰の為に謀略を仕掛けようとしているのか、 分からない仕組みになっているのに比して、このバー・ゾウハー(72歳)の作品は謀略の構図が非常に 分かり易く明快で、サァ〜と読み進めて、あっという間におしまいと言う感じ。 やはり巨匠と呼ばれるだけの事はあり、標準点以上の手堅い作品=それなりに面白い作品とは なっているのだが、山谷の少ない=凄い盛り上がり=手に汗握るサスペンスには欠ける作品、 という印象は拭えない。 ギデオンがロンドンに飛んだだけで、謎はドンドン解明されて行き、<ロンドンで寝たはずが、ベルリンで目覚める> この辺りのトリックも<やっぱりね。それしかないわな>という感じで、銀行職員のギデオンへの反応の件(くだり) を読んだだけで、”感”の良い人は事情が理解できるはず。 ニッキーの年齢を計算すると(ルドルフが82歳ゆえ)80歳を優に超えていると思うのだが、いまだに、こんなに組織に 深く関与している、なんて?? ありか?少し無理があるのでは... ”黒幕”に関しても、意外性は少ない。というか、最初の方で、この物語の最大の懸案事項については早々と 開示されており、この黒幕の関与は当然、となる。 陰謀には実は代替があり、これによって懸案事項は解決に向う事となるのだが、最大の功労者は結局 イスラエルと言う事か... 海外での評価を知りたいところなのだが、本書は米国・英国で発売されていないようなのだが、どうなんだろうか? イスラエルでのみ発売? この辺、著者後書きにも、解説にもないんだが...
ベルリン・コンスピラシー (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:ベルリン・コンスピラシー (ハヤカワ文庫NV)より
415041212X

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