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道化の館



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【この小説が収録されている参考書籍】
道化の館(上) (集英社文庫)
道化の館(下) (集英社文庫)

道化の館の評価: 2.89/5点 レビュー 9件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

表裏一体

第1弾に続き、情景と心理の緻密な描写が…正直、ウザいです。将来、この事件のことを振り返った、すなわち「回顧録」調で描かれているので、話が長い…その時々のことではなく、「あの時、こういったけど、実はこうなんじゃないか?」とか、当時はあまり意識しなかったことでも、妄想を含めて描かれているので、とにかく緩やかに時間が流れます。おかげで最近の作品としては珍しく、字が多い。アイルランドなどのヨーロッパでは、こういうまったりしたのが流行ってワケじゃないでしょうし…今現在、上巻を読み終えたのですが、事件の捜査はまったく進んでいません。100万が一、映像化されたとして…正味1時間も要らないと思います。内容は、潜入捜査のために作り上げた人物が「死んだ」。しかもその被害者の女性は、潜入捜査官にそっくりだった…潜入捜査をするために、偽の人物を作り上げる過程は、面白かったけど、かなりのページを割いているので、実際、何のために潜入するのか、忘れてしまいそうだった。というか、そもそも潜入操作が必要なのか?という事件でもあるけれど…こういう作品は、初夏の昼下がりに、木陰で、リクライニングチェアに座ってまったり読むべきです。寒い時期に、暖かいお布団の中…では、10分も読めません。
道化の館(上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:道化の館(上) (集英社文庫)より
4087606163

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