悪意の森



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初公開日(参考)2009年08月
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長編小説

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悪意の森〈下〉 (集英社文庫)

2009年08月31日 悪意の森〈下〉 (集英社文庫)

森の中の少女他殺死体発見事件と、過去の少年少女失踪事件との関連を調べる刑事のロブとキャシー。しかしそれは、ロブが自ら封印していた記憶の扉をこじ開ける作業でもあった。次第に追い詰められていくロブの状態に、被害者の姉の言動が拍車をかける。壊れていくロブとキャシーの鉄壁のチームプレイ。そして事態は取り返しのつかない方向へと進むのだった…。英米話題ミステリー、驚愕の結末。 (「BOOK」データベースより)




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No.13:
(5pt)

アイルランドの謎を楽しむ

他の読者とは反対に私はとても面白かったです。結末のはっきりしないのもアイル羅らしいなぞとも思えるし、展開もハリウッド風ではなく文章をあじわいながらよみすすめました。
キャラクターの設定も派手さがなくじんわりした恐怖も織り込まれ、久しぶりに他の作品もよみたい作家でした。
それでもビジュアル感は強く、映画のようにシーンが残っています。
他の作品も読んでみたい。重めの邦訳も正解。
洋書もよみたいと思いました。
サトクリフやケラーマンが好きな方におすすめの作品です。
悪意の森〈下〉 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:悪意の森〈下〉 (集英社文庫)より
4087605868
No.12:
(5pt)

緻密な心理描写が美しい

あまり評価されていないようですが、私はとても気に入りました。謎解きに期待すると、ちょっとがっかりするかもしれません。
仕事に就いて十年くらいの若い刑事たちが、事件を追いながら変化する仲間同士の関係、被疑者の見方などが、非常に丁寧に書かれていて、とても面白く読めました。ひとりひとりの心情を紐解くように味わっていくというのが、この本の読み方でしょうか。
ストーリー自体も私はいいと思います。20年前の事件と最近起こった事件に関連線がありそうなのに……というすれ違い、ふぅっとフェイドアウトするような終わり方。果てしなく長い夏と、底深く暗い冬のダブリンらしい小説で、北国の雰囲気が要所要所に満ちています。
心理変化の追い方、人物の描き方の目線が、ちょっとスティーブンキングに似ていて、「これ、絶対、彼のお気に入りの小説だろう」と思っていたら、案の定、ツイッタ―で薦めていました。ミステリファンというより、「渋く落ち着き目のスティーブンキングっぽい小説(最近、彼はミステリーを書いていますが)を読みたいな!」と思う方に、ぜひ手に取ってほしいと思います。
リンクが掲載されるかどうか、わかりませんが、以下がスティーブンキングのツイッタ―の該当箇所です。ご参考まで。
https://twitter.com/stephenking/status/448947470975111168
悪意の森〈上〉 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:悪意の森〈上〉 (集英社文庫)より
408760585X
No.11:
(1pt)

珍しい主人公

帯に書かれたたくさんの受賞歴を見て買ってしまいました…。上下巻で800ページとボリュームありますが、400ページぐらいいらないです。

主人公は世間に秘密にしてる暗い過去があり、最初はダメ刑事でも、事件の解決とともに成長するんだろうと期待してましたが…終わりに近づくにつれダメ度アップ。

全然、感情移入も同情も応援も出来ない主人公って珍しい。魅了ゼロです。よって作品自体もつまらなかった。
悪意の森〈下〉 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:悪意の森〈下〉 (集英社文庫)より
4087605868
No.10:
(1pt)

犯罪事件に絡む心理小説という感じ

内容紹介を読む分には非常に魅力的な謎かけで、数々の賞を受賞したとのことで期待していたが、上巻については正直全く面白くない。

主人公の過去の事件についての回想、現在の主人公とそれを取り巻く人々の描写が延々と続き、事件そのものは殆ど進展していかない。
純文学と考えればこういう書き方もあると思うが、推理小説ととらえると動きがないのでただいらつく。

主人公達の事件への取り組み方もプロフェッショナルとは程遠く、未熟な少年探偵団レベル。
こんな捜査官いるの?と首をかしげることしきり。
事件そのものより、壊れていく人間の心理を描いて見せたいのではと思ってしまった。

途中中断しても続きを読む気が全く起きず、上巻だけでも読むのに1カ月もかかってしまった。
悪意の森〈上〉 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:悪意の森〈上〉 (集英社文庫)より
408760585X
No.9:
(4pt)

結構面白く読みました。

ミステリ―を読んで?10年にもなると、自分の好みがはっきりしてきます。おもにアメリカとイギリス物に偏ってますけど、この本はアイルランドが舞台でいつもとちょっと違うのかなと思って読み始めました。森の中で殺された少女の事件を若い刑事たちが捜査していく展開にいつの間にか引き込まれていました。若い刑事には、少年時代にこの森の中で友達3人と行方不明になった過去があり、残りの2人はいまだに発見されず、その重みを今も引きずりながら事件に向かい合っていく複雑な情況が私生活にも影を落とし、このあたりが女性作家ならではの独特の表現になるのでしょうか?パートナーの女性刑事と何となく恋愛感情か友情かもやもやしているうちにもう1人仲間が増え、彼女を挟んで事件を3人で追うことになっていく。上下2冊ありますが、事件の特異性とこの刑事たちのからみを面白く読みました。事件の結末もこれもありかなと、納得しました。毎年ミステリ―のトップ10が出ますけど、上位の本が必ず面白いとは思いません。この本は何かの記事で見て、読んでみようと思ったわけで、私にはキラっときました。
悪意の森〈上〉 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:悪意の森〈上〉 (集英社文庫)より
408760585X



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