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折れた竜骨
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折れた竜骨の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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途中はとても面白い。ただ一番犯人にして欲しくない人が犯人で、終わりにもう少し工夫が欲しかった。 | ||||
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90ページほど読んだけれど、ファンタジーにしては夢がなく、この読者独特の味も今一つ感じられない。 上下巻があるのでもう少し読むと面白くなるんだろうかと思いつつも、うーん、今一つ読み進むモチベーションが上がりません。登場人物にいまいち魅力がないからかなぁ。 | ||||
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明らかに過大評価 それともこのミスとやらのレベルがそもそも低いのか、ミステリとしてはまるで面白くなかったです 謎と言えるのは主に二点。「密室から男が消えたトリック」「殺人犯は誰か」でしょうが このどちらも、ミステリ慣れしてるわけでもない俺ですら初見ですぐわかりました。たぶん誰でもわかる、自慢にもならない あとがきで書かれていたんですが これの基となった作品は、作者さんがアマチュア時代に作られたものだそうで…… 通りでレベルが低いのか。これで1位とかあまりにもしょぼい もちろん小説の評価は謎部分だけではなく(ミステリならそこが最も重要とも思えますが)、全体で考えるべきなのでしょうけど 「魔術や呪いが跋扈する世界で、推理の力は真相にたどり着けるのか!?」 なんてわくわくする煽りで宣伝していたわりには 魔術要素は正直、ゲームのルール説明程度にしか感じませんでした。推理の力すごいとも思わないし 呪われたデーン人が攻めてきたのはちょっとわくわくしたんですけど これ肝心要の事件となんの関係もないんですよね いやまあ、殺人の動機とか、犯人候補を増やすとかの意味はあるんでしょうけど でもまあ無理やり感が強い。ミステリ部分がしょぼすぎるんで水増ししてるような とてもじゃないが読む前に期待した 魔術の世界に推理で立ち向かうみたいな感じではない 設定は面白そうでしたけど、ファンタジーとミステリーを融合できているかといえば、別々に添えられて出された料理って雰囲気 やっぱ評判なんてアテになりませんね | ||||
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いろんなミステリーの推奨で一位か二位で兼つ賞も受賞しているしあらすじも魅力的なので購入しましたが期待はずれでした。小難しい設定やら細かい描写が上巻は延々と描かれています。新品で買わなくて良かったです。言葉というものにこだわりすぎていて大仰な言い回しで展開もあまりせず退屈でした。推理パズルですね。 | ||||
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下巻に入りますが相変わらずミステリー部分は長く仰々しく詳細に続いて兼つつまらないです。ネダバレは書きませんがここまでひっぱらなくともこの2/3の分量で十分だろうと思いました。はっきり言って上下巻共に買うと高すぎです。賞を取ってますし各種媒体で部門の一位や二位を取っていますがそこまでのものではないです。戦闘シーンだけは面白かったですがミステリーとしてはこれだけ長々と書いてこのパターンかというものでした。 | ||||
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中世ヨーロッパ、中継貿易で繁栄する北海の島に 中東から修道騎士が来訪する・・・・それが全ての始まり。 そんな感じで作品世界に引き込んでいく筆致は秀逸なのだが、 いざ、殺人事件の捜査が始まるともういけない。 武力、財力、知識で卓越した何者かが島を狙っており、 軍事攻撃も予想されているというのに、主人公以下探偵家業に 専念してる時点で違和感を感じずにはいられない。 見張りの強化と港湾の防御強化が最優先でしょう! 平和ボケなどという用語は使いたくないが、本来なら ラストの襲撃で市街に突入されてる段階でゲームオーバー。 組織されていない主人公側がこれを逆転できるのは RTアクションゲームの悪影響。ろくに、偵察も しないで強襲するデーン人の指揮も劣悪だが。 黒幕の正体を知ったら、祖父と同様主人公が外征する以外 ないのだから島を出られない云々はおかしいと思う。 それとも、ニコラ君をダークサイドに落として暗殺依頼するか・・・ いずれにせよ、情報を与えないで弟を馬鹿呼ばわりするのはいただけない。 | ||||
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最初は固有名詞全開の痛ファンタジーに出会ってしまったのか、と後悔しました。文章を目で追うのも億劫になった頃、やっと殺人事件が。これでミステリになるのかな、と思ったら、なんか魔法がある世界なのに捜査がすごく地味です。歩き回って聞き込みをするだけ。すごく退屈だし、そもそも本当に『魔法』があるのか?と思ってすっきり読めない。主人公の女と一緒に、騙されているだけなのではないか?『魔法があると見せかけて、実は全部トリックでインチキでした』というオチでは?との予感が頭から離れない。つまり全然世界観に入っていけない。ファンタジーとしてもミステリとしても退屈で、上巻のラストで読むのをやめました。下巻の謎解きシーンがすごいそうですが、ならそこ(下巻)まで読ませるもの、引っ張っていくものを描いてほしかった。この小説を読み進めるのは苦痛でした。そんな本に時間を使うほど、人生は長くないんだ…。 | ||||
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・読んでいて非常に違和感をおぼえた。 ・ファンタジー世界でミステリ、魔法でミステリ。それはいい。 ・しかし主人公のヒロイン(読者とほぼ同じ視線)は、この世界のルールに無知なところからスタートする。 ・この世界のルールは、探偵役の騎士ファルクから、主に口頭で説明を受けるのみだ。 ・つまりヒロイン(読者)は、ファルクが、本当は探偵役ではなかったとしても(嘘をついていても)、隠されたルールがあったとしても、わからないし確かめる術はない。 ・推理の依って立つルールが信じられるかも不明なまま読み進めなければならないのは、ミステリとして欠陥ではないかと考える。 ・この点、例えば超能力ミステリを多数出されている西澤保彦先生は、作中、主人公=一人称視点にルールを説明させることで、読者に対して「ひとまず信じて良い情報」を明確に提示する等で解決を図っている。 ・結論として、ファンタジーとしての雰囲気と、特殊ルール下のミステリ、との二兎を追い、基本的な部分が疎かになっていると感じた。 | ||||
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表紙のカバーは綺麗でしたが、本自体はよほど汚い手で読まれたのか、何人もがお見まわしたかのような汚い本でした。「可」とすべきだと思いました。状態の良い古本を選んだつもりでしたが、読む気になれずまだそのままにしてあります。 | ||||
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まずはその舞台設定にアレルギーを感じるかそうでないかで作品の評価は決まると思う。 前半は、延々と作品の世界観や定義づけの理解に時間を費やすことになる。 ここで常人ならば読む気がうせる。 されど、そこを理解しないことには話は面白くないし、ミステリだとは理解できない。 出てくるキーワード、 騎士、魔法使い、魔術、領主、侍従、男勝りの女騎士… まさに、ドラクエ系RPGで育った人間が作った作品で、そうした世界が好きな人間に楽しんでもらえればという、せま〜い読者をターゲットにした作品。 ということで、前半我慢して読んだけど、 結論としてOUT ついていけません。 だから面白いという境地には到底達することはできない。 しかたなく、ざっと一気読み。 ミステリーの仕掛け自体は標準レベル出だろう。 マニア向けの作品。 この作品を2012の1位に推している某ミステリ雑誌があるけど、 結局、あの雑誌作ってる連中も王宮系が好きなマニアックな連中なんじゃないか。 米澤には期待しているんだけど。 ファン層を広げるもっと誰にでも楽しめる作品が書けるはずである。 | ||||
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「面白い!」と思う読者と「つまんない!」と思う読者とではっきり分かれる作品かな? 残念ながら私は後者です。 中世ヨーロッパの架空の島を舞台にし、魔法というものが実在するという設定でのミステリー。 その設定にしっかりとのめり込もうと試みたのだが、ファンタジー部分の描き方があまり上手と は言えず、正直最初の3分の2までは退屈で仕方が無かった。登場するキャラクターの個性を 作者が描ききれていないからではないだろうか?舞台設定に全然引き込まれていかないのだ。 せっかくの舞台設定なのだから、謎解き部分さえ良ければ良いというものではないだろう。 | ||||
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米澤さんの作品は好きなのですべて読んでいるのですが、この作品は展開、結末ともに予定調和で全くといっていいほど楽しめませんでした。「強いられた信条」「走狗」「忘れ川の雫」など魔術が出てくるのですが、ファンタジーというには世界観が表現しきれておらず、推理物としてはファンタジー色が強すぎる推理が多く、ところどころでちぐはぐに感じる違和感を拭い切れませんでした。私はファンタジーは読者が物語に引き込まれ、納得できるだけの力がないと成り立たないと思っています。そういった点で作者はファンタジーには向いてないのではと感じずにはいられない作品でした。 | ||||
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