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火群の館
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火群の館の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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ホラーミステリー大賞という帯封に惹かれ手にした作品。序盤の説明はやや単調な感じだが、中盤にかけて冷気が徐々に高まっていき、このまま終盤に・・と思いきや、終盤はやや尻すぼみな感じが。ホラー性もミステリー性も兼ね備えており、読み応えはそれなりにあったものの、致命的だったのは、中盤で既にネタが想像出来てしまったこと。リングのようにラストのインパクトがあれば良かったがなかなか。 ただ作品としては興味深く読めたので、星四つ。次回作に期待。 | ||||
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筆力のあるひとだと思います。 ごくありきたりの状況が、なんだか怖くて、ただものでない印象です。 ほかの方々は、すべての謎がすっきりと解き明かされないことに不満を持っておられるようですが、わたしはむしろ逆です。 解き明かされた部分は、結局のところ、なーんだ、で終わってしまいます。 解き明かされない超自然的な謎が残ることで、この小説は生きていると思います。 あわせて、むりやり謎解きをつめこまなかったことで、終盤が、ガチガチの説明で終わらなかったということも、よかったです。 | ||||
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主人公がこの怪異の謎に迫っていくシーンは良かったが、結果的には自分で解明できないで逃げに走ってしまうのは残念。また、ホラーシーン等の描写もセンスを感じさせるモノではなかった。最後まで怪異の正体があまりはっきりしなかったのもいまひとつ。 | ||||
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途中経過はなかなか面白く読み進められたものの、最後は物語が分散した形で終わってしまったのが残念。それと文体に力がないのかせっかくの気色悪い超常現象の場面にいまいち説得力がない。内容は重いのに文章が軽いのも気になる。しかし、嫌いではないです。今後の飛躍に期待します。 | ||||
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司法試験合格を目指すヒロイン・明日香は、友人の真弓をルームメイトとしてマンションを借りる。しかし、引っ越し当日から何かがおかしくて…。 気は良いのだが、NOが言えない弱気な明日香が、過去の因縁からとんでもないことに巻き込まれていく。オカルトもちらっと出るのだが、スーパーナチュラルな存在の正体がイマイチ不透明で、読後すっきりしない印象を持った。髪の毛ってのはそういう話の定番だからともかく、吸盤って?? 結果的にヒロインは、強引でモラルの低い彼氏と完全に別れられて良かったのではないでしょうか。 | ||||
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ネタバレになるので詳しいことは書けませんが、まず主人公たちに現れる身体の変化が描かれるのが遅すぎます。伏線が多すぎて何のことだか忘れるくらいでした。髪の毛もここまでこだわるのでしたら、もう少し早くそれらしいことを登場させても良かったように感じました。全体的にはそれなりにホラー感があり面白かったです。ただ現実なんだか、夢なんだか、魔術なんだかわからないところが所々多くて、それが逆によくわからない恐怖として伝わってきて、結果的にはいいのかな・・・。それを狙っていたのなら。余談ですが、かぼちゃが登場するところがあって、ものすごい恐怖なんですけど、現実に私もこれを経験してます。これが一番怖かった。思い出しちゃいました。 | ||||
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同じ新人賞を奪い合ったという駄作『リカ』(五十嵐貴久著)に比べると、この著者は某有名私立大学卒のエリート会社員というだけに手持ちの情報量が多かったようで、その意味ではこちらのほうが僅かに上だと思います。問題はその手元の情報を処理する能力がゼロに近いという点にあり、本作は相互に関係ない(しかも殆ど無意味な)情報が生のまま(しかも無計画に)羅列されているのです。昔から洋の東西を問わず多くの作家が述べているように小説芸術では「情報を収集する能力以上に取捨する能力」が書く側に求められるという事実をこの新人作家には自覚してほしいと思います。しかしながら、この作家は書きたいことを持っている人らしいので、この点では今後に期待できる一人だと言えるのではないでしょうか。 | ||||
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著者が損保会社勤務の知識や経験を下地としているのが分かる。医療関係者の手になる著作をはじめ、専門領域での物語がここ数年の傾向である中、本作品はひと味違う。さて、物語の展開が、あっちに飛びこっちに移りする感があり、どんどん引き込まれて読み進めるとはいかなかった。また、物語の最後に示される、惨劇の原因と糾弾されるある状態が、どうしてその時にその場で解消されなかったのかが不思議である(今後の読者のために、はっきり書かず、失礼します)、不自然である。 | ||||
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最近こういったホラーサスペンス系には慣れてきてあまり怖がらなくなっていたのですが、これはかなり怖かった!自分の日常に近いようで、でもファンタジックな世界もあり、そのさじ加減が新鮮だったのかもしれません。 | ||||
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