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ピストルズ
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ピストルズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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シンセミアが面白かったので、神町シリーズ第2弾ということでオーディブルで聴取。 シリーズといっても舞台が神町というだけ、一部登場人物が再登場するだけで全く別ジャンルのストーリー。 最初から最後まで、低い位置で安定したつまらない読み物。 自分には合わなかった。 こういうのが好きな人は好きなのだろう。 | ||||
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冗長過ぎる。テンポが欲しい。余りに長い独白で、途中で何回も寝てしまった。 | ||||
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読み始めましたが… 途中でやめてしまいました。 好みの内容、文章ではありませんでした。 | ||||
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芥川賞作家の川上未映子氏が激賞していたため、購入した。 大著である。 盛り上がらず、ただ延々とエピソードが連ねられていくのを読み通すのが苦痛だった。読後感は、ガルシア・マルケスの『百年の孤独』と似たものを感じた。相性の問題もあろうが、私にはとにかく詰まらなくてたまらなかった。 このような作品を愛する人々はいるのだろうが、私の感性とは異なる人々だ。今後は川上氏の褒めるものは読まないようにしたい。徒労感でいっぱいだった。 | ||||
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大作であるし力作であることは認める。けれどその読みにくさは古今東西のあらゆる傑作と比べても群を抜いている。常用語ではない難解な単語がこれでもかと出てくる反美文的と形容したくなるような文章が延々とつづく。しかも視点人物である石川にしろ、インタビューを受ける女性にしろ、その言葉遣いはまったく変わりがない。そのため、読み手の耳には「語り手」の声が一向に届くことがない。 それはつまり結局のところ、語っているのは作為的に物語をあやつる作者ひとりだけということに気づかされる。 冗長な「説明」が序盤から中盤以降まで辟易させられるほど繰り返され、魅力的な「描写」に巡り合えないまま、物語は荒唐無稽さを増していく。 シンセミアをはじめとして、俗に神町サーガと形容される過去の作品のエピソードやキャラクターが本作でリンクしあうのだが、現実のリアリティから明らかに後退したメルヘン的な世界観のなかでは、どうにもつながりが悪い印象を持った(芥川賞受賞作のグランド・フィナーレをあのようなかたちで処理してはたして良かったのか)。そのせいか結果的に、せっかくこれまで築き上げた大きな世界が、ずいぶんとチープな絵空事に成り下がってしまったように思う。ラストに用意された仕掛けに関しても、過去の作品で目にしたものであまり感心しなかった。 また、この作品にはファンタジー的イメージの対置として村上龍の諸作品を連想させるような麻薬や軍事関連などのディテールが充実しているのだが、それが読み手の感覚にリアルに迫ってこないのが最大の欠点だと思った。近年、フィクションの世界では生々しい現実を巧みに取り込んだ作品を多数目にする。SFでいえば伊藤計劃の『虐殺器官』ミステリでいえば歌野晶午の『密室殺人ゲーム』シリーズなどが挙げられる。では文学はといえば、残念ながらこの作品では到底拮抗していないといわざるを得ない。 厳しいことばかり書き連ねてしまったが、私が神町サーガに求めたのは架空のマコンドを舞台にしたあの物語のような、ひたすらスリルに富んだ豊饒な読書体験だった。それだけは間違いない。 | ||||
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