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レディ・ジョーカー
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【この小説が収録されている参考書籍】
レディ・ジョーカーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.49pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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wowowのドラマがそこそこ面白かったので購入したが、ストーリーの展開を追うにしては長すぎるし、著者のメッセージを読み解くには、所詮事件はパクリだし。もうちょっと高村先生には期待していたのですが。マークスの山をこれから買って読んで、小説としてつまらなかったら二度と高村作品は買わないでしょう。 | ||||
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ただ長くて複雑だが一言で言えば面白くない。主に書かれているのは、巨大製造業の組織はどう動いているのか、総会屋・暴力団などとの関係、警察の捜査、ジャーナリズムの有り様などである。部落問題が犯行の一つの原因になっているようだが、それも副題に過ぎない。 人間を負の魔力の虜にするのは色々あるが、犯罪もそういう魔力があるのだろう。この小説では人質を取って大企業を根底から揺さぶる恐喝が負の魔力であろう。作者が書きたいのは犯罪という負の魔力に取り憑かれてゆく人間模様であると思う。しかしその犯罪の動機が10年前の部落差別とも言える解雇事件というのは、いかにも薄弱だ。 警察の捜査も誘拐された本人が事件の核心を隠しているので行き詰まる。警察の捜査も主題ではない。 要するに、いろいろな要素が複雑に書かれているが、犯罪に至るどうしようもない動機と、犯罪に立ち向かう警察とのギリギリのせめぎ合いが描かれていない。これではぞくぞくするほどの面白さがないのは当たり前である。 更に、犯罪集団「レディ・ジョーカー」の真の狙いは何かがはっきりしない。恐喝で大企業の根幹を揺さぶるというつもりだったと思う。しかし、脅し取った金がどうなったか分からないという結末、更に「レディ・ジョーカー」も最後には皆バラバラになってしまうが、これでは何が書きたかったのか分からない。要するに主題が何なのか分からない。 最後に、この事件は綿密に計画され周到に実行されるが、その分ミステリー・サスペンス的要素は希薄である。マークスの山の犯行は突発的で計画性がなく、動機も最後になってやっと明かされる。その分マークスの山はミステリー・サスペンスと言えるが、この作品はミステリーでもサスペンスでもない。 | ||||
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破れいる。どうするのか❓ | ||||
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上巻で犯人たちを主人公のように書いてたのに、何故かやたら不気味な存在として書かれてた人物がズバズバとトリックを見破り犯人達に迫っていくのが意味不明すぎてモヤる。 しかも謎に上げられてチートすぎて男版のメアリースーのように感じました。 上巻を丸々使って犯人たちへの共感を煽ったのは何だったのか…。 しかもネタ元だというグリコ森永事件とはかなり違う…? すぐ尻尾掴まれたりモチーフはそんなにトレスされてない模様。 また実際は警察の縄張り争いで左遷された地方の署長が自殺したとかwikiで見たけど、本編だと署内の管轄区域にうるさいだけ。責任者が左遷されて自殺するんだろうか。 実際の事件がモチーフと謳うならポイントは押さえて欲しい。あと、一巻でまとめてほしい。 レビュアーの方の文章の方が全然端的で面白いです。 | ||||
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世評の高い作品なので無理しても全部読み通してみたが駄作という判断しかない。 まずは題の「レディ・ジョーカー」が意味不明。レディは知的障害の女の子。競馬場で見かけるその子を中心にして小さなコミュニティとビール会社や刑事群像全体が「天秤の両端」を形成しなければ小説としての「張力」が存在しない。まずいと思ったのか最後になって、二ページだけ「レディ」の実像に触れているがすでに遅い。単純な構造こそが長編には必要なのに、そこにもう一つの弱者の問題となる「部落問題」が絡んでいると「レディ」の存在意義が薄くなる。高村は優れた想像力の人だが、それは脳内のイメージをものすごい早さで筆に起こせる能力であり、「小説家」としての本当の素質には達していない。事件の大きさにごまかされないで本当の構造と人間ドラマを追うと、本作品も失敗というしかない。そうした不安は何度も改変する行為に現れているが、この作家を開眼させられるような編集者が未だに居ないことが驚きであり残念である。本作でいえば、高村が知的障害児をもつ家族に寄り添うには遠かったというしかない。その想像力も欠けていた。小説のなかに「レディ」は存在しえなかったのである。 | ||||
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こちらのショップを初めて利用しましたが、商品の裏表紙にはシミ、水にぬれた跡があり、ふやけていました。商品自体も角に擦れた傷が多く、帯が裏内側の一部のみにのりで貼り付けてありました。また包装もただ、紙袋に入れてあるだけで、防水対策等とっていないので、このような状態なのでしょうか。他のショップでこのようなことは今までありませんでしたので、とてもコンディションが「良い」とは言えないと思います。 二度と利用したくないショップです。 | ||||
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レディ・ジョーカー上〜下の三部作を読んでの感想。 正直言ってかなりつまらなかった。 上巻だけなら☆2つだったが、中下巻と読み進めていくうちにだんだんと疲れてきた。 というのも、話がなかなか進まないから。 1巻で収まるものを長々と引き伸ばして3巻にしたような印象。 いわば、サスペンスの正反対のような小説。 話も経済的な難しいもので、理系の私にはちんぷんかんぷんだった。 表紙裏にも明記されていないとおり、ジャンルが不明。 結局何が言いたいのかもよくわからなかった。 純粋に楽しめる小説ではなかったので、この評価。 | ||||
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何万部と売れている、というので買って読みましたが、いったいどこがそんなに新鮮で、どこがクライマックスなのか、さっぱりわかりませんでした。ラストで何か、どんでん返しがあるのか、と思っていましたが、全体的にあまりにも、無味乾燥とした内容と書きっぷりです。登場人物も、旧泰然とした、いかにもな経歴のサラリーマンばかりで、共感を覚える人物はいませんでした。最近の流行作家全体に言えることですが、あまりにもプロットと関係のない無駄な記述が多すぎて、書籍の分量が長すぎます。この書籍も、ストーリーとは関係のない記述があまりにも多すぎます。 | ||||
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