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そして粛清の扉を



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【この小説が収録されている参考書籍】
そして粛清の扉を

そして粛清の扉をの評価: 3.75/5点 レビュー 60件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全42件 21~40 2/3ページ
No.22:
(4pt)

面白かった!!!!

たった一日で読みきってしまいました。
とにかく展開が速く、映像的で、大変面白かったです。
よく考えれば、主人公はとんでもない殺人者なのに、終わりまで貫いてほしいと思いながら読んでいました。
いい意味で裏切られることばかりで、スリルとサスペンスに満ちていましたね。
とはいえ、D組の子達があまりにも度を過ぎたワルばかりであるとか、持っている武器火器の類がふんだんすぎるとか、
また、主人公の娘が死ぬところがあまりひどい状況でないため(もちろん親の立場であればどんな死も許せないのだけど)
あれほどの大犯罪を犯すほどのきっかけがちょっと薄いと思われるところなど、ツッコミどころはあるのですが、
それでも、こんなドキドキ感はひさしぶりだったので、☆4つです!!
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No.21:
(5pt)

価値ある2時間

バトルロワイヤルと設定が似ていますが、個人的にはこちらの方が断然おすすめです。みなさんが書いているようにめずらしく一気に読み終われる本でした。日頃人間関係でストレスがたまっている人にはおすすめです。(私の事?)むかつくジャリがえらそうな事を言い終える前に撃ち殺されるのはなかなか新しいのでは?
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No.20:
(4pt)

普通に面白い。そして怖い。

タイトルやカバーイラストがちょっと抵抗感ありましたが、結構のめりこむように読んでしまいました。ちょっと極端?な人物ばかりが1箇所に集まってような気もしましたが、それは良い意味で「小説っぽい」感じがしました。普通にサスペンスものに飽きたら、是非。
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No.19:
(4pt)

荒削りな文章を補って余りあるスリリングなストーリー展開

本書のテーマは、未成年犯罪とそれに伴う仇討ちであろうか。文章的には、場面説明や表記の荒削りさはあるものの、小説ならではの、スリリングなストーリー展開にワクワク、ドキドキ楽しめた。宮部みゆき氏をして「よくこんな小説を書ききった」と云わしめただけのモノはあると思う。
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No.18:
(4pt)

やってくれます

主人公「亜矢子」が受けた深い悲しみは強い怒りとなって爆発し、悪をもって悪を征する復習がはじまる。私たちが日常生活で遭遇する些細な迷惑行為にも、つい見て見ぬ振りをしてしまう自分に対するフラストレーションや、社会に潜在する理不尽への鬱憤を、この作品は常識を度外視した方法で晴らしてくれる。現実の重大事件においても、理不尽極まりない理由で命まで奪われてしまった被害者に比べて、加害者は人権擁護だの少年法だのによって手厚く保護される感があり、犯罪によって残された者の苦しみと憤りは、法の裁きなどでは決して許すことのできない想像に余りあるものであろう。そんな誰もが感じている無責任への憤りを、「子供」を隠れ蓑に犯罪に手を染める若者を標的として、無関心な親、無力な警察、煽り立てるだけのマスコミに対しても突きつけている。蛇足ではあるが、この作品は小説としての完成度が高いが故に成り立っているのであって、映像にならないことを願う。単にショッキングなシーンが売り物の駄作になりかねない。
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No.17:
(4pt)

読み出したら止まらない・・・。

現代社会をするどく描写している作品です。残虐なシーンもありますが、読み出すと自然とページがめくられていきます(笑)。小説ではありますが、非常にリアリティがあります。物語の大まかなあらすじは皆が、ただの凡庸な高校の女教師と思っていた主人公が、突然教室をジャックする、というものです。主人公がそうなってしまった経緯、また、警察との戦い、人間の脆さといったものが冷静な視点で語られています。第一回ホラーサスペンス大賞受賞作です。どうぞ読んでみてくださいね♪
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No.16:
(4pt)

一気に読むことができました

やや文体に作者の作家としての若さを感じるが、それを補ってあまりある展開。一気に読むことができた。亜矢子の短期間での能力向上、生徒の横並びの悪辣さなど現実離れおり、それが殺戮中心のストーリーにも清涼感を与えるものと思われる。
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No.15:
(5pt)

おもしろい!

最近読んだ小説の中で一番おもしろかった!
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No.14:
(4pt)

すごい展開でした

「皆さん、明日の卒業式には、果たして何人が出席できるでしょうか・・・、それは、これからの24時間で決まります」女性教師がこの言葉を述べて以降、教室内には粛清の嵐が吹き荒れます。始めはスローテンポな展開でしたが、ナイフ・拳銃・地雷!等で完全武装された惨殺の内容は怒涛で、途中で読み止るのは無理でした。単に猟奇的な内容ではなく、悲劇的な伏線もあり、怖いだけの小説ではありません。バトルロワイヤル的な側面はありますが、テーマも異なります。文庫の値段で、まるで映画を観ているような緊迫感もあり、あっという間に読めて楽しめたので、この評価。星5つでもよかったかな。
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No.13:
(5pt)

まじ面白い~

これは面白い!!内容的にエグイのかと思ったら???もっと深い内容で、ハラハラドキドキしました。すごい小説です。はじめてホラーサスペンス読んだけど、ほんとにすごい!!読んでよかったです。
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No.12:
(4pt)

求む。映画化。

頭の中で用意に場面が想像出来る。本を読みながら映画を見ている様な気分だった。読んだのは3年くらい前だけれど、まだ内容を覚えているくらい衝撃的だった。とにかく描写が巧いと思った。
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No.11:
(5pt)

そして粛清の扉は開かれた

久しぶりに一気に惹きこまれました、タイトルが良いです、内容も現代社会事情を反映していてリアリティを感じました、最早、犯罪被害者になるのは他人事ではない昨今の世の中、本書を読んで親の子に対する愛の深さがどれほど深いものか感じました、被害者心理の心情である、死をもって償うべしの思いが深く胸に迫ってきた近年久方ぶりの名作です
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No.10:
(5pt)

映像化された物も見てみたい!

荒廃したある高校の卒業式の前日、一つのクラス29名が武装した担任の女教師によってジャックされる。次々にピストルとサバイバルナイフによって死んでゆく生徒たち・・。加害者の要求はなんなのか?遠巻きに見守るしかない刑事達・・集ってくるマスコミ・・。彼女の要求は生徒一人につき2000万円の身代金、総額5億8000万円とレンジローバーを一台、勝算は・・?果たして彼女の本当の目的は・・?これは出色の出来だと思います。一気に読ませてくれる文章、息をも付かせぬ展開は見事!読んでみ始めはちょっと「バトルロワイヤル」を思い起こしましたが・・「バトルロイヤル」が友情を、描いているとすれば、この作品は家族の愛と悲しみが・・それに、人の痛みの分からない子供たち、自分勝手な親たちの醜さ・・今の社会が描かれていると思いました。私が、主人公と同じ立場だったら・・?この先の人生を、愛と目標を失ったまま生きていく事と、彼女のようにボーダーを越えてしまって行動する事・・。もちろん超えてしまうと言う事は、十分に自分勝手な論理なのですが・・。やむにやまれず・・って、物凄く理解できる。でも・・私はきっと超えられないんだろうな?いろいろな事を考えさせてくれて、それでいて次回作を暗示したような終わり方もGoodでした。
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No.9:
(5pt)

満足

とにかくスリル万点。内容的にはかなり危険で、決して映像化されることは無いでしょうが、ここまでやるのか・・・。と思います。容赦のない内容で、感情移入するどころではないほど展開がスピーディーです。最後の最後にまたまたやられたという終わり方をします。続編はないのでしょうか?
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No.8:
(4pt)

良かったです。

とにかく中途半端に終わらなかったところが良い。 皆がおっしゃってるよう、娘の死がさほど、恨みを持つほど残酷じゃない。作者も、もっと書き込みたかったところでは? 本編では現実的に見て、まずリーダーは先に、残酷にやりますね。精神的に他の生徒を圧迫するために。あと、どんな生徒よりも腕っ節の強い人間ならいざ知らず、弾倉交換の空白は作らない、2丁用意します。一丁の拳銃に、作品上の重みをつけるためでしょうが、など、用意周到、頭脳明晰の先生にしては、・・・・でも、着想が今の世に不満を持つ人々を捕らえ、最高に胸のすく小説でした。
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No.7:
(4pt)

おもしろいのだが。

 テンポ良く物語は展開して、なかなか楽しませてくれます。しかし、人物一人一人のキャラクターが薄い。登場人物の中で一人として、人物像を頭で描ける人間がいなかった。そこが残念だ。 法治国家において、カタルシスというものは幻想でしかない。復習というかたちで、悲劇を浄化するには、まず、自らの人権を放棄する。つまり、自分の命とひきかえに、復習を達成するのだ。それにはものすごい覚悟が必要だ。主人公にはそれがあった。この本のテーマは非常にデリケートで、難しい問題だと思う。
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No.6:
(4pt)

内容がパンパン状態

このストーリーを300ページ内に描ききるのはチョット苦しいですね。南総里見八犬伝とはいかなくても上下巻位に分けて登場人物毎に読ませて頂きたいです。しかし短い分のスピーディーな展開には息を呑みました。
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No.5:
(5pt)

これは未来の日本の行く末を予想した本です。

この本は女性教師が生徒を人質にして教室に立てこもり殺していく話だが、この本が面白い理由の1つに生徒たちが殺されていく理由にあると思う。その理由は現代の社会にある犯罪の数々です。例えこの女性教師が生徒を殺していても、その教師の殺人は正しい判断なのでは?とそういう疑問まで感じてしまう。誰が悪くて誰が善いのか、そして最後まで予想もつかない展開!この本は全ての日本の人に見てもらいたい作品です。きっと本を読めば日本の問題を再確認できると思います。そして実際にこの事件が起きてしまうのでは?という疑問もわくでしょう。
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No.4:
(4pt)

社会問題の隙間を感じる

卒業式の前日全員が出席、生徒たちが次々と罪名と共に殺されていく。そこには、用意されたシナリオのなかで時間が過ぎていく。言われるがままの警察、マスコミ。情報が女教師の手の中にあり、親たちの心配なのか安心なのかの心の動き、最終目的は、ひとりの人間としての自分の愚かさと憎しみだけを感じる。先生も、人として生ている環境がもっと人間としての優しさが与えられていれば。
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No.3:
(4pt)

怖いよりもおもしろい!

やはり、どうしても、バトルロワイヤルと。比較してしまいましたが。私個人としては、バトルロワイヤルより、この本のほうが納得できた気がします。無茶な話だと。思う一方で、今の社会情勢に合っているような感じをうけました。
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