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ジークフリートの剣
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ジークフリートの剣の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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ミステリとして破綻はなく、ちゃんとナゾも謎解きもカタルシスもあります。 星3つつけようかとよほど迷いましたが、エンターテイメントとしての面白さが薄く ブンガクとして読めるほどの深みもなく、この作者にお金を出すことはもうないだろうと思ったので 少々辛いとは思いましたが星二つです。 肝心のミステリ部分はアーチャーやディーヴァーなら短編として書いてしまう程度です。 それまで事件でもなんでもなかったものを、突然第三者が「実は」とやってナゾとそのナゾ解きまで一気に語ってしまう。 では残りの枚数、何を書いているかと言うと、音楽・オペラ・ワーグナーに関するウンチクと チートな俺様主人公が何でも上手くこなしながらいい気になって周囲の人間を踏みつけにする経緯。 作者がこの才能あふれる自信過剰な二枚目ヒーローに自己投影&陶酔しているのが地の文からプンプン臭うのが どうしても好きになれませんでした。 池井戸潤や初期の真山仁に臭ういやらしさが、ゲージュツ()を語るというスノビズムと相まって倍増。 それでいて池井戸や真山ほどストーリーが面白いわけでもありません。 登場人物たちの行く末は描かれませんが、 きっと「美女」は意義ある仕事を捨ててしまうんだろうな、それを作者はハッピーエンドだと思ってるんだろうなと思わされます。 鈍感なマッチョ主人公無双に感情移入できる方にはお勧めです。 | ||||
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