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くらのかみ
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くらのかみの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 21~40 2/3ページ
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子どもが読むことを前提としている以上、仕方のないことだとは思うが、文章としては不満が残る。 ただ、この話の怖さは、座敷わらしにとって「家を守ること、家が続くこと」と「その家の人間が幸せかどうか」ということは関係ないのだ、別なのだということを、はっきり描いていることだ。私は妙に納得したが、子どもに読ませるにはどうだろう。気がつかなければそれでいいが、子どもを甘く見てはいけないので。 相変わらず、鋭い目で世の中を見ている人だ。内容よりも小野不由美さんそのものが、ちょっと怖い。 | ||||
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子どもが読むことを前提としている以上、仕方のないことだとは思うが、文章としては不満が残る。 ただ、この話の怖さは、座敷わらしにとって「家を守ること、家が続くこと」と「その家の人間が幸せかどうか」ということは関係ないのだ、別なのだということを、はっきり描いていることだ。私は妙に納得したが、子どもに読ませるにはどうだろう。気がつかなければそれでいいが、子どもを甘く見てはいけないので。 相変わらず、鋭い目で世の中を見ている人だ。内容よりも小野不由美さんそのものが、ちょっと怖い。 | ||||
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登場人物がいっぱい。謎も2つあって(座敷童は誰かということと毒をもったのは誰かということ)、ちょっと頭がこんがらがるけど、整理して読んでいけば十分読み応えのあるおもしろい作品です。 「十二国記」とはまた違うテイストですので、そっちの方を期待すると肩透かしになります。 座敷童といえば良い印象が強いけど、この話の中の座敷童は決して好意的ではありません。 かつて日本のどこにでもあった身近で不確かな存在。ホラーではなく、そんな不思議なものの雰囲気がよく出ている作品でした。 ただ、大人も読める子供向けの本ではありませんでした。 | ||||
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登場人物がいっぱい。謎も2つあって(座敷童は誰かということと毒をもったのは誰かということ)、ちょっと頭がこんがらがるけど、整理して読んでいけば十分読み応えのあるおもしろい作品です。 「十二国記」とはまた違うテイストですので、そっちの方を期待すると肩透かしになります。 座敷童といえば良い印象が強いけど、この話の中の座敷童は決して好意的ではありません。 かつて日本のどこにでもあった身近で不確かな存在。ホラーではなく、そんな不思議なものの雰囲気がよく出ている作品でした。 ただ、大人も読める子供向けの本ではありませんでした。 | ||||
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子供向けと大人向けの両どりをしようとして失敗したような印象を受けました。 探偵ミステリ的に謎を解くことを主眼に進められていく話なのに、超常現象を容認するのは拍子抜けというか。やるんだったら描き方をもっと工夫してほしかった。 肝心のミステリ部分も、回りくどいというか、小賢しいだけな感じで、ミステリ的な完成度は低いです。 雰囲気だけは楽しめるかもしれませんが、かっちりとエンターテイメントを楽しみたいという人にはお勧めできません。 | ||||
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ミステリーランドシリーズのファンとしては、 評判のいい本作を読まないわけにはいきません。 期待を胸に読んでみました。 しかし・・・ あまりに非道い出来にがっかりしました。 まずストーリーにおもしろみがありません。 先を読み進めたいと思わせる展開、緊張感、スピード感 ・・・とにかくすべてが不足しています。 登場人物達も、やたらと大勢登場するだけで魅力がありません。 (名前が2重構造で実にややこしくて、わかりづらい!) 最後の結末も、ただただ、「で?」という感じ。 子供向けを意識しすぎたのか、妙に説教臭いですし。 実にお粗末です。これのどこがミステリーなんでしょうか? 文体も下手ですね。「なので」はないでしょう。 接続語の使い方おかしいですよ。 プロの作家さんなのに・・・。 これを読んで評価している人は、 本当にすばらしいミステリを読んだことがないのでは? | ||||
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ミステリーランドシリーズのファンとしては、 評判のいい本作を読まないわけにはいきません。 期待を胸に読んでみました。 しかし・・・ あまりに非道い出来にがっかりしました。 まずストーリーにおもしろみがありません。 先を読み進めたいと思わせる展開、緊張感、スピード感 ・・・とにかくすべてが不足しています。 登場人物達も、やたらと大勢登場するだけで魅力がありません。 (名前が2重構造で実にややこしくて、わかりづらい!) 最後の結末も、ただただ、「で?」という感じ。 子供向けを意識しすぎたのか、妙に説教臭いですし。 実にお粗末です。これのどこがミステリーなんでしょうか? 文体も下手ですね。「なので」はないでしょう。 接続語の使い方おかしいですよ。 プロの作家さんなのに・・・。 これを読んで評価している人は、 本当にすばらしいミステリを読んだことがないのでは? | ||||
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夏休みっぽい装丁が素敵な1冊。内容は子供向けに書かれた文章ですが、大人の方にも耐えうるかと。大人から子供へのプレゼントにピッタリの作品だと思います。あと、夏休みの読書感想文の宿題なんかにも。 夏の田舎の風景が、大きな古いお屋敷の暗い廊下の向うが、井戸の釣瓶の軋む音が、子供たちだけで計画事を進めるワクワクした感じが、大人がする子供への理不尽な対応が…心にありありと浮かんできました。実際に自分が子供の頃の夏休みに体験した事がないような出来事なのに、「懐かしい」と感じてしまうのはナゼなのでしょうかね? 小野不由美さんの作品は、十二国記シリーズよりもホラーものから入ったので、どちらかというとこういったテイストのものの方がしっくりきます。 | ||||
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親戚が集まる田舎の大きな家。座敷や屋根裏部屋。出入り禁止のお蔵。 座敷童子。怪談。ひとだま。井戸、池、お墓、田んぼ、あぜ道・・・。 こんな夏休み、何も起こらないわけがない。 遺産相続を巡って集められた、親戚一同。 大人たちの間には、欲望と期待が渦巻く。 食事に毒を混ぜたのは誰なのか。 四人で部屋の隅を回る「四人ゲーム」をしたら、ひとり増えてしまった子ども・・・。 誰が座敷童子なのか? 大人の問題も、子どもの問題も、座敷童子を含めた(!)子ども達で解決。 夏休み前の、わくわく感を高めてくれる1冊です。 装丁も、夏休みっぽい! ところで、この挿絵を見て、「佐藤さとるさんの本!」と思いませんでしたか? 村上勉さんといえば、佐藤さとるさんだと思いますよねー。(思い込み) | ||||
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小野不由美の《くらのかみ》を読んだ。《十二国記》シリーズ以外で彼女の本を読むのは初めて。やや分厚いハードカバーだったので、読書時間が長くなりそうだと思っていたのだけど、文字が大きいのでそれほどでもなかった。物語は最初確かに四人だった子供が五人に増えているというところから始まる。しかし、誰が増えたのかは分からない。増えたことは明確なのに、誰もが最初からいたとしか思えなかったからだ。その奇妙な出来事のきっかけは四人ゲーム。これは真っ暗な部屋の四隅にそれぞれ一人ずつ立ち、まず一人が壁伝いに移動し、そこにいる者の肩を叩く。叩かれたものは同じように移動し、次の者の肩を叩く。それを繰り返すゲームなのだが、考えるまでもなく、このゲームは繰り返せない。なぜなら四人目が移動した先の角には誰もいないはずだからだ。だが、いないはずの五人目の登場でゲームは成立してしまう。この怪談めいたゲームからすべては始まり、新たな謎とともに物語は進行していく…といった感じ。 | ||||
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小野不由美の《くらのかみ》を読んだ。 《十二国記》シリーズ以外で彼女の本を読むのは初めて。やや分厚いハードカバーだったので、読書時間が長くなりそうだと思っていたのだけど、文字が大きいのでそれほどでもなかった。 物語は最初確かに四人だった子供が五人に増えているというところから始まる。しかし、誰が増えたのかは分からない。増えたことは明確なのに、誰もが最初からいたとしか思えなかったからだ。その奇妙な出来事のきっかけは四人ゲーム。これは真っ暗な部屋の四隅にそれぞれ一人ずつ立ち、まず一人が壁伝いに移動し、そこにいる者の肩を叩く。叩かれたものは同じように移動し、次の者の肩を叩く。それを繰り返すゲームなのだが、考えるまでもなく、このゲームは繰り返せない。なぜなら四人目が移動した先の角には誰もいないはずだからだ。だが、いないはずの五人目の登場でゲームは成立してしまう。この怪談めいたゲームからすべては始まり、新たな謎とともに物語は進行していく…といった感じ。 | ||||
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どことなく懐かしい雰囲気のある作品だとおもいます。作品は、夏のある日、とある田舎の本家に集められた大人と、子どもたちに起こるさまざまな出来事…。一番ひきつけられたのが、「四人ゲーム」という遊びを、本家のお兄さんから教わって、やってしまった子ども達…。始める前は確かに四人だったのに、5人になってしまった!!でも5人とも考えるほど「はじめからいた」という感じがする…と、これだけでも誰が5人目の子ども(お蔵様)なの?という状態なのに、大人の中でも本家の後継者を巡る陰謀が…。登場人物、特に子ども達がどこにでもいる子なのにすごく魅力的に書かれていて、長い夏休み、田舎に帰って読みたい一冊だとおもいました。 | ||||
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どことなく懐かしい雰囲気のある作品だとおもいます。 作品は、夏のある日、とある田舎の本家に集められた大人と、子どもたちに起こるさまざまな出来事…。一番ひきつけられたのが、「四人ゲーム」という遊びを、本家のお兄さんから教わって、やってしまった子ども達…。始める前は確かに四人だったのに、5人になってしまった!!でも5人とも考えるほど「はじめからいた」という感じがする…と、これだけでも誰が5人目の子ども(お蔵様)なの?という状態なのに、大人の中でも本家の後継者を巡る陰謀が…。登場人物、特に子ども達がどこにでもいる子なのにすごく魅力的に書かれていて、長い夏休み、田舎に帰って読みたい一冊だとおもいました。 | ||||
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夏にもってこいのお話し。こういう設定は、とんでもなく怖いような気もするし、書き方次第ではほのぼのともするだろう。本書の場合、ちょうど中間くらいになっていて、ほどよかった。漢字にはふり仮名がふってあり、子供でもちゃんと読めるようになっている。小学校の高学年からだったら読めるだろう。大人が読んでももちろん楽しめる。挿絵が何枚か入っているのだが、とっても雰囲気がよくきれいな緑色で話にあっているように感じた。夏休み読書にオススメ。 | ||||
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夏にもってこいのお話し。こういう設定は、とんでもなく怖いような気もするし、書き方次第ではほのぼのともするだろう。本書の場合、ちょうど中間くらいになっていて、ほどよかった。 漢字にはふり仮名がふってあり、子供でもちゃんと読めるようになっている。小学校の高学年からだったら読めるだろう。大人が読んでももちろん楽しめる。挿絵が何枚か入っているのだが、とっても雰囲気がよくきれいな緑色で話にあっているように感じた。夏休み読書にオススメ。 | ||||
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小野不由美さんの他の作品と混同して読む本ではないと思います。パッケージにも在った様に、「かつて子供だったあなたと、少年少女のために」、これがこの本の主題を語っているような気がします。 この本から感じるそれは「懐かしさ」。舞台設定から話の内容、そして座敷わらし。昔の懐かしい田舎の夏休みがここにあり、自分の少年時代を思い出しました(これほどたいした思い出はありませんが。笑)。 この小説の楽しみ方はそこなのではないでしょうか。読む人によっては昔を懐かしむでしょう。子供たちはこの本から自分なりに何かを感じてくれるでしょう。 現代社会は刺激の宝庫。しかしたまにはこういったほんのりとしたミステリーでも読んで、ホッと一息つくのも良いかと思いますよ。 | ||||
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小野不由美さんの他の作品と混同して読む本ではないと思います。パッケージにも在った様に、「かつて子供だったあなたと、少年少女のために」、これがこの本の主題を語っているような気がします。 この本から感じるそれは「懐かしさ」。舞台設定から話の内容、そして座敷わらし。昔の懐かしい田舎の夏休みがここにあり、自分の少年時代を思い出しました(これほどたいした思い出はありませんが。笑)。 この小説の楽しみ方はそこなのではないでしょうか。読む人によっては昔を懐かしむでしょう。子供たちはこの本から自分なりに何かを感じてくれるでしょう。 現代社会は刺激の宝庫。しかしたまにはこういったほんのりとしたミステリーでも読んで、ホッと一息つくのも良いかと思いますよ。 | ||||
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読破するのが苦痛だった。文章も読みにくかったし、内容にも全くひきつけられなかった。タイトル付けるの下手だなと思ってたけど、「くらのかみ」という題名はほどよく謎めいていて良いと思った。 | ||||
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読破するのが苦痛だった。 文章も読みにくかったし、内容にも全くひきつけられなかった。 タイトル付けるの下手だなと思ってたけど、「くらのかみ」という題名は ほどよく謎めいていて良いと思った。 | ||||
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この本自体は子供向けなのかもしれません。字も大きいし。でも、大人でも全然OKですよ。書かれてあった文にひかれて読みました。期待していたのは、どきどきで、児童文学ちっくなミステリー?でした。期待に対しては、あたりでもありはずれでもあり、といった感じです。この方はさすがにうまいですね。とっても読みやすかったです。主人公は子どもたち。子どもたちが本家で起こった事件について推理?し、調査します。児童文学によくある、子どものグループが冒険する小説と似たような良さがこの本にはありました。とっても身近なことに感じるし、子どもたちが皆、その辺にいそうな子たちなのだけれど、どこか魅力的なのです。「その辺にいそう」と思わせるくらい巧く描いているということなんですかねぇ。装丁は素敵だし(高級感あって好きですv)、本棚に置いておきたいものです。 | ||||
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