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くらのかみ
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くらのかみの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全60件 1~20 1/3ページ
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元々が少年少女向けということで,やや物足りなさが・・・。でも小野不由美ワールドは楽しめました。 | ||||
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「かつて子どもだったあなたと少年少女のための”ミステリーランド”」の一冊として、2003年に出版されたハードカバー。その文庫版です。当時の挿画・挿絵は村上勉。コロポックル・シリーズの、かわいい絵で有名だった人です。その起用も、ミスリードの一環だったことでしょう。座敷わらしの出現する怪談かと思えば、本格推理のミステリー物に、ごく自然に移行していきます。家族の図解、屋敷のだいたいの間取り。アリバイ崩しのための説明図等々。読者に挑戦してきます。「少年少女」の時期に読むと、おとなたちの社会への子供たちの怒りに、共感できます。「かつて子供だったあなた」は、はたしてどのような感想を、いだくでしょうか。再読すると、小野不由美の筆の緻密さが、さらに実感できると思います。再読をおすすめします。 | ||||
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2003年に”かつて子供だったあなたと少年少女のため”に刊行された「ミステリーランド」シリーズの中の1冊です。単行本はかなり凝った装丁だったようですが、その文庫化です。このシリーズ、他にも有栖川有栖や竹本健治、森博嗣などそうそうたるメンバーの作品が含まれているそうで、全部読んでみたくなります。 当主が病気でもう先は長くない、相続の相談のため山深い田舎の旧家に集められた親戚たち。そこにいた子供は5人だったはずなのにいつの間にか6人になっている。その家にはお蔵さまと呼ばれる座敷童子の伝説があり、増えた1人がそうじゃないのかと子供たちは思います。けれど記憶をたどってもどの子がそうなのか思い出せない・・。大人たちもまるで最初から6人いたかのように何の疑いも感じていない様子。 そこに起きたのが、大人たちの食事に毒セリが混入する事件。数人が救急車で運ばれる事態になります。誰かが意図的に入れたものか?それとも?親族の1人は「これは行者様の祟りだ・・」とつぶやきます。 ホラーとしてはマイルド、本格というほどミステリ寄りではないので、怖さや謎解きを求める人には期待はずれかもしれません。が、迷路のように入り組んだ広大な田舎屋敷、落ちたら抜け出せない沼、開かない厨子のある蔵座敷、破壊されたお地蔵様、昔、金目当てに殺された行者の祟り伝説、生まれた子は死んでしまう本家の一族・・などなど土着的ホラー・ミステリが好きな人ならたまらない要素が満載です。民話的な雰囲気と不穏な事件がうまくマッチした不思議な作品に仕上がっています。 幼いなりに一生懸命に対処しようとした子供たちは大人の世界を垣間見て少し大人になりました。子供の時に読んでいたらきっと夢中になったでしょう。 なんといっても雰囲気がすごく好きです。昔、子供の頃の夏休みに父方の田舎で過ごした日々がよみがえってきました。もう一度読み返そうかな。 | ||||
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本格的なサスペンスやホラーを期待すると肩透かし食らうけど自分は少し外してる感じが面白かった。 | ||||
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夏といえば、ホラー!ホラーといえば、小野不由美さん!ということで読んだ本書。 ホラー要素も少しはあるんだけど、全然怖くなく、むしろこれまで読んだ著者の本とはテイストが違ったので新鮮だった。 少年探偵団みたいな感じ。 やっぱり小野さんって古い日本家屋好きですよね笑 子どもたちで集まって謎を解いてる時、自分までワクワクしながら読んでた。 おもしろかった〜!! | ||||
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裏切られました。 ドキドキしながら読んだのに半分くらいで気づきました。 あ、コレずっとお浸しの話で引っ張る気だな?って。 最初から 最後まで ずーーーーーっと お浸しの話しかしてません。 座敷童なんかオマケにすらなってません。 ホラーでもミステリーでもなくお浸しの話に興味のある方が読んでください。 | ||||
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にしては、子供向け。 非常にライトな小野不由美。 過ぎる17の〜に比べたら怖さは1/10くらい。 つまり全く怖くない。夏休みに子供が読むと冷んやりする程度なので、児童書レベルかな。 | ||||
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田舎の屋敷で遭遇した事件に思春期ちょっと前の子供達が謎解きに挑戦するというお話し。 登場人物が多いし敷地を含む屋敷も広く且つ事件も立て続けに起こるので頭の中で整理するのが大変だが、主人公の耕介が人物相関図や敷地見取り図、事件発生時の時系列表等を書いていて物語の進行と共にそれらを参照する事が出来るのでありがたい。 そしてやっぱり小野不由美さん。謎解きだけでは終わらずちゃんと怪異も有ります。どんな怪異かは読んでのお楽しみ。 事件も怪異も無かったですが、私が子供の頃正月に祖父母の家に行き大勢の従兄弟の子達と遊んだのを思い出しました。本書はそんな子供時代を懐かしく思い出させてくれる良書だと思います。 | ||||
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状態が『良い』を購入しましたが、予想以上に綺麗で大満足でした。 | ||||
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初めて読んだのに、懐かしかった。祖父母の家の本棚で、装丁のきれいな本を見つけて読んだ、という感じがした。 | ||||
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北村薫作・野球の国のアリスの裏に紹介されていて図書館で手に取りました。 一人多い子どもは定番の座敷童ネタですね。小野不由美さんの作品では祠破壊ネタも見ましたが、怪談ってヘタに奇抜な話考えるよりも定番路線で作った方が怖いのでは…なんて考えながら読みました。 座敷童も怖かったですが、地蔵も何もしないながら怖い感じでしたよ。地蔵って道祖神なんて言われているし、異界の境目のシンボルなんて言われているし…。 最後に、一番怖いのは座敷童がもたらした富を独占しようと犯罪に手を染める生身の人間なのかもしれない…。これまた定番のJホラー要素です。 | ||||
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ホラー的なテイストの、ジュブナイルモノ。 これを私が小学生の時に読んだら、自ずと感じ方も違う だろうけど、大人の私にはちょっと単調。 座敷わらし的なものは出現するけれど、 基本的には、明るい横溝正史のミステリーで、 金田一耕助の代わりに、複数の子供探偵が活躍する感じか。 エンディングをもう少し工夫したら、グッと引き込まれる ようになったかもしれない。 | ||||
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昔の国語辞典のようにカバーが付いています。 すべての漢字にふりがなが振ってあります。 大人にとってはそれが多少読みづらい。 ミステリーの中にホラーがちりばめられているという感じでしょうか。 典型的な都市伝説から始まりますが、子供にとっては引き込まれるのでは無いかと思います。 ミステリーが続き、ふとこの存在は?! 最後までその存在がなんなのかは分からないままですが、綺麗に終わります。 私が子供の頃にこの本を手にしていたらきっと宝物になったと思います。 | ||||
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「くらのかみ」とは座敷童のことだそうです。 子供が1人増えるところから始まり、いかにも座敷童が出そうなシチュエーションで、 少年少女探偵団(?)が活躍します。 子供向けのミステリー小説としては面白いのでお勧めです。 | ||||
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子供むけの装丁だったので、「誰も知らない小さな国」ふうのストーリーをひそかに期待してましたが、はずれました。せっかく買ったので完読しましたが、僕には面白くなかったです。 | ||||
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いわくある旧家、ホラー(ファンタジー?)とミステリーの絡み合い、そして登場人物の多さとややこしさ(笑)…なんて小野不由美らしい作品。 私の場合、「座敷童子は誰か」という問題にはあまり重きを置かずに読んだので(事実それが誰であるかはさほど重要ではなかったし)ミステリー部分が大変面白く展開・解決しました(判明した後で読み直すと「そういえば○○的に考えて最初からこの子しかいないか」となりました)。 大人があてにできないから子供が集まって探偵するというのも、そこにファンタジー要素が絡むというのも、割とありそうな題材ではあるのですが、ファンタジーの存在自体がミステリーを深め、謎解きのカギになっているのはさすがの一言。他の作家ならミステリーが解決した後のエピローグ部分で「そういえばひとつ問題が残ってたよね、結局誰なの?」となりますよ。 ただ、子供向けということで図解がある分他の小野作品よりマシですが、とにかく噛み砕きながら読むのが大変。しっかり理解して何が謎なのかを整理しながら進まないと、せっかくの部分で「あっ、そういえばそうか!」と気持ちよく謎が解けません。初めて読む時の楽しみは1度しか味わえませんから、そこは存分に納得して頂きたいと思います。 相手が小野さんでは希望は薄いですが、これは実写映画化すると面白いんじゃないかと。小野作品の中では比較的配役や撮影が難しくないでしょうし、量も多くないので2時間くらいに収まると思うのです。むしろ顔とセットで「○○おばさん、○○おじさん」の方が覚えやすいし、「あの時誰はいなかった、誰は何をしていた」というのも回想シーンとして実写してくれると分かりやすい。 | ||||
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普通の内容でした。ジュブナイル向けなためでしょうか。 くらのかみの正体もわかりやすいし、出現の理由も曖昧模糊、意味不明な気もしました。 子どもが思い出しながら語る内容なのでまあ、こんなものかも知れません。 大人には物足らない感じの物語です。他の作家ならこんなに辛い点数付けなかったかもとは思います。 | ||||
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普通の内容でした。ジュブナイル向けなためでしょうか。 くらのかみの正体もわかりやすいし、出現の理由も曖昧模糊、意味不明な気もしました。 子どもが思い出しながら語る内容なのでまあ、こんなものかも知れません。 大人には物足らない感じの物語です。他の作家ならこんなに辛い点数付けなかったかもとは思います。 | ||||
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確かに小学生には良いと思いますが、大人の私にはもの足りませんでした。小野不由美さんの他の作品で十二国記を知ってしまっている分、もの足りないという気持ちは大きかったです。 でも後半お金に対しての価値観を問うような問答が出てきます。お金持ちはお金があるから立派なのか?じゃあお金持ちではなかったら立派じゃないのか? なんだか親が子供にお金の価値観を教えているような部分があり、そこが一番の所ですかね。 | ||||
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確かに小学生には良いと思いますが、大人の私にはもの足りませんでした。小野不由美さんの他の作品で十二国記を知ってしまっている分、もの足りないという気持ちは大きかったです。 でも後半お金に対しての価値観を問うような問答が出てきます。お金持ちはお金があるから立派なのか?じゃあお金持ちではなかったら立派じゃないのか? なんだか親が子供にお金の価値観を教えているような部分があり、そこが一番の所ですかね。 | ||||
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