■スポンサードリンク
(短編集)
ブラウン神父の知恵
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ブラウン神父の知恵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
古典文学として…、なぜか見落としていまして。 動画サイトで、9シリーズ全話みて、長編が多いミステリーにもかかわらず、短い時間でとても面白かったんですよ。キャラクターもおなじみになってまして。 ?これはもう原作を必読しなくてはならないと思い、手始めに一冊。です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ブラウン神父ものの第二短編集。 今回もブラウン神父が独自に活躍する短編が12編収録されています。その短編も不条理サスペンスや逆説に満ちた本格推理小説で最初から最後まで楽しく読めます。 ただ、今作は前作より推理小説的な興趣が若干薄れている様にも思えたので、前作よりも☆を一つ減らしました。と言っても、つまらない訳ではまったくなく、他の作家に真似出来ないチェスタトン独特の世界観や推理小説を堪能出来ました。 収録作品中、ある短編の謎解きが日本語でしか成立しない様な翻訳になっていて驚きました。原文ではどうなっているのか、ちょっと気になりました。興を削ぐのであまり書けませんが。解説のチェスタトン特有のパラドクッスに関する論考も面白く、必読だと思います。 何より驚くのは原著刊行から100年経っているという事実で、それぐらいの時間が経過しても示唆に富む面白い小説として残っている事には軽い衝撃さえ感じます。 チェスタトン独特の世界が堪能できる短編集。機会があったら是非。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今のミステリーでごく当たり前のようにやっていることを、全部このシリーズで やっているというのは、本当に賞賛に値すると思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ブラウン神父の名推理が収められた短編集。第2弾です。 刊行は1914年と、 第1短編集「ブラウン神父の童心」から3年後です。 このブラウン神父譚の特徴的な点は、 「奇想天外」な発想と物語展開。 21世紀の現在から見ても、 奇抜で斬新な物語に、ただただ驚くばかりです。 以下に、本書に収められた12編について、簡単なコメントを記します。 「グラス氏の失踪」密室で縛られた男の謎。グラス氏はどこへ消えたのか? 「泥棒天国」神父達の一行が山賊に襲われた・・・! 「ヒルシュ博士の決闘」ヒルシュ博士と愛国者デュボスクは決闘するのか? 「通路の人影」○○を使ったトリック。不気味な通路の人影は犯人なのか? 「器械のあやまち」嘘発見器が間違えたのは、なぜ? 「シーザーの頭」ローマ貨幣の収集をめぐる謎。 「紫の鬘」鬘を強引に取ってみたら、そこに現れたものは? 「ペンドラゴン一族の滅亡」一族の財産の行方と、奇想天外なトリック。 「銅鑼の神」神父曰く”人を殺すなら○○の時よりも・・・”得意の逆説。 「クレイ大佐のサラダ」銃声とくしゃみ。奇妙な取り合わせの謎。 「ジョン・ブルノワの珍犯罪」珍犯罪とは、ホントに変な事件なんです。 「ブラウン神父のお伽噺」独裁者オットー公が銃殺されて・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ブラウン神父の名推理が収められた短編集。第2弾です。 刊行は1914年と、 第1短編集「ブラウン神父の童心」から3年後です。 このブラウン神父譚の特徴的な点は、 「奇想天外」な発想と物語展開。 21世紀の現在から見ても、 奇抜で斬新な物語に、ただただ驚くばかりです。 以下に、本書に収められた12編について、簡単なコメントを記します。 「グラス氏の失踪」密室で縛られた男の謎。グラス氏はどこへ消えたのか? 「泥棒天国」神父達の一行が山賊に襲われた・・・! 「ヒルシュ博士の決闘」ヒルシュ博士と愛国者デュボスクは決闘するのか? 「通路の人影」○○を使ったトリック。不気味な通路の人影は犯人なのか? 「器械のあやまち」嘘発見器が間違えたのは、なぜ? 「シーザーの頭」ローマ貨幣の収集をめぐる謎。 「紫の鬘」鬘を強引に取ってみたら、そこに現れたものは? 「ペンドラゴン一族の滅亡」一族の財産の行方と、奇想天外なトリック。 「銅鑼の神」神父曰く”人を殺すなら○○の時よりも・・・”得意の逆説。 「クレイ大佐のサラダ」銃声とくしゃみ。奇妙な取り合わせの謎。 「ジョン・ブルノワの珍犯罪」珍犯罪とは、ホントに変な事件なんです。 「ブラウン神父のお伽噺」独裁者オットー公が銃殺されて・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ブラウン神父シリーズ第2段。パワーダウンする事なく、相変わらずの機知とユーモアで読者を楽しませてくれる。 「グラス氏の失踪」は人間消失もので、今読めばオチが予測できるが構成が面白い。このトリックは後に多くの模倣を産んだ。本作自身もホームズ物のパロディと言えなくも無い。「器械のあやまち」は嘘発見器に関する問答で、「ぴたりと指しているステッキには一つ不便な点がある。ステッキの反対の端が正反対を指すという事だ」等の警句が楽しめる。「ペンドラゴン一族の滅亡」は一族の滅亡を予言する呪いと、現実のトリックの組み合わせが素晴らしい。文句無しの傑作。「銅鑼の神」は人間の先入観をあざ笑ったもので、厳重な検問を混血の犯人が変装して通り抜けた謎が秀逸。 その他の作品も粒揃いである。産み出すトリックを機知と逆説とユーモアで包んだ珠玉の傑作短編集。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ブラウン神父シリーズ第2段。パワーダウンする事なく、相変わらずの機知とユーモアで読者を楽しませてくれる。 「グラス氏の失踪」は人間消失もので、今読めばオチが予測できるが構成が面白い。このトリックは後に多くの模倣を産んだ。本作自身もホームズ物のパロディと言えなくも無い。「器械のあやまち」は嘘発見器に関する問答で、「ぴたりと指しているステッキには一つ不便な点がある。ステッキの反対の端が正反対を指すという事だ」等の警句が楽しめる。「ペンドラゴン一族の滅亡」は一族の滅亡を予言する呪いと、現実のトリックの組み合わせが素晴らしい。文句無しの傑作。「銅鑼の神」は人間の先入観をあざ笑ったもので、厳重な検問を混血の犯人が変装して通り抜けた謎が秀逸。 その他の作品も粒揃いである。産み出すトリックを機知と逆説とユーモアで包んだ珠玉の傑作短編集。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ブラウン神父シリーズの第2短編集です。前作と比べるといささかインパクトに欠けるという印象を受けました。ブラウン神父の話はトリックの豊富さと共に独特のアイロニーや逆説が持ち味ですが、本短編集はトリックよりも後者の色彩が濃くなっているように感じます。ただ、そのアイロニーの部分が詰まらないわけではないので読んでみるのもいいでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ブラウン神父シリーズの第2短編集です。 前作と比べるといささかインパクトに欠けるという印象を受けました。 ブラウン神父の話はトリックの豊富さと共に独特のアイロニーや逆説が持ち味ですが、本短編集はトリックよりも後者の色彩が濃くなっているように感じます。 ただ、そのアイロニーの部分が詰まらないわけではないので読んでみるのもいいでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シャーロックホームズと双璧をなす。ブラウン神父が風采のあがらない人物にかかれているのが日本で人気が出なかったのかも知れません。でも、推理の面白さ(奇抜さ?)もホームズと同じような切れがあるし、またひとくさり決めの文句(風刺)も面白いです。こういうのを読んでいると、「XX殺人事件」のたぐいのトリックやら人間風刺のうすっぺらさが感じること間違いなしです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シャーロックホームズと双璧をなす。ブラウン神父が風采のあがらない人物にかかれているのが日本で人気が出なかったのかも知れません。でも、推理の面白さ(奇抜さ?)もホームズと同じような切れがあるし、またひとくさり決めの文句(風刺)も面白いです。 こういうのを読んでいると、「XX殺人事件」のたぐいのトリックやら人間風刺のうすっぺらさが感じること間違いなしです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!