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蜜蜂のデザート



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【この小説が収録されている参考書籍】
蜜蜂のデザート

蜜蜂のデザートの評価: 3.50/5点 レビュー 10件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

紙面から漂ってきそうなスウィーツの香り…

作者は、宮部みゆきの『火車』に感銘を受けて、料理人から作家に転向したという異色の経歴の持ち主。
さすが元料理人というだけあって、食事やスウィーツの表現は卓越していた。
特にスウィーツに関しては、まるで実物を目の前にして食しているかのような精彩な描写が光る。
読了後は、思わず洋菓子店に駆け込んでしまいたくなる衝動が沸き起こるぐらいだ。
また、飲食業界の実態や衛生管理など、一般人には知りえない裏側も垣間見れて、勉強になる。

ただし、肝心のミステリー部分は、いささか物足りない。
ミスリードが甘かったり、主人公が犯人追及に失敗する回数がやたら多かったり、
真犯人の動機がいまひとつ不明瞭だったりと、なんだか煮え切らない展開が多い。
厳しい評価をさせてもらえば、推理小説としては完成度が低い。

ミステリーとしてではなく、グルメ+業界小説とみなして読めばそれなりに楽しめるだろう。
蜜蜂のデザートAmazon書評・レビュー:蜜蜂のデザートより
4796667148
No.1:
(3pt)

蜜蜂の針

神戸で「ビストロ・コウタ」を営む料理人、柴山幸太。
「ビストロ・コウタ」は連日盛況。客の評価も実に高い。
ただ、いつもデザートの感想は言ってもらえない。
…何が足りないのか。
新たなスイーツの開発に取り組んだ幸太は
とあるパティスリーで発生した食中毒事件に巻き込まれることに…
ああ!シリーズものの2作目から読んでしまった…!
「禁断のパンダ」がデビュー作のようです。
でもこの話からでも楽しめました。
終始おいしそうな料理やスイーツの描写がありますが
プロローグが不気味でその印象が強く
このスイーツは…と疑いの眼で見てしまい楽しめなかったのが残念…
食の安全を考るパティシェ。
おいしいものを、沢山の人に。
その一方で流行り廃りの激しいパティスリー界で
生き残っていくためにそれを忘れてしまう悲しさ。
読みやすかったしサクサク読めたのですが
デビュー作を読んでみようかな…と思うほどの魅力はない感じ。
蜜蜂のデザートAmazon書評・レビュー:蜜蜂のデザートより
4796667148

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