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蜜蜂のデザート



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【この小説が収録されている参考書籍】
蜜蜂のデザート

蜜蜂のデザートの評価: 3.50/5点 レビュー 10件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(4pt)

コウタが作ったフレンチ料理が食べたくなる

とても読みやすく最後まで、楽しく読めた。デビュー作もだったけど、著者は作中の料理をとても美味しそうに描写する技術にとても長けてる。読み終わってみた感想としてミステリ部分は少し弱いような気がしたけど、料理の描写と読みやすさ、それとページをめくらせる推進力は抜群だった。デビュー作程のグロさもなく、読後感は爽やか。他の作品も読んでみたいと思った。
蜜蜂のデザートAmazon書評・レビュー:蜜蜂のデザートより
4796667148
No.9:
(2pt)

スイーツ・パティシエのミステリー小説

スイーツ・パティシエのミステリー小説。今まで、この手のミステリーは読んだことはなかったので、今回が初めてだ。
スイーツと絡めて、3件の食中毒事件、スイーツ・グランプリの不正、ストーカー、殺人事件と、色々な犯罪が出てくる。犯人が一人なら分かりやすいが、しかし事件ごとに犯人が違う。事件ごとに犯人が違っているので、ちょっとごちゃごちゃしている感じ。犯人自身の心情描写も割愛されているので、事件の真相がややハッキリしない。もやもやしてスッキリした感じがなかった。
犯人探しを主眼に置きすぎていて、それがかえって良くないのかも知れない。
蜜蜂のデザートAmazon書評・レビュー:蜜蜂のデザートより
4796667148
No.8:
(4pt)

食の裏側にある危険性がミステリーに。

蜜蜂は 甘いけど、刺す時には毒がある。
そんなメタファーで、ミステリーを展開する。

デザートミステリーというふれこみ
ふさわしい構成力。
たしかに 美味しそうな表現力が 可能だ。
そして、タマゴアレルギーとケーキ
という テーマも うまい具合に処理している。

パティシエ 坂本は才能あふれるが対人関係がうまくない。
タケちゃんも 同様である。というか、坂本より
コミュニケーションが うまくいかない。
それで、間違った方向に 向かう。
でも、千夏が やはり、かわいそうだね。

コウタが、料理に対して賢明に努力する姿が
うまく救い上げている。
食は 信頼関係がなければ成り立たない。
悪意が 存在すれば、簡単に 変質する。
涼子ちゃんが 微笑ましい。
善人なのだが 悪意 もなく 悪をなす。
ニンゲンは 複雑な存在で その複雑さが よく見える。

黄色ブドウ球菌。
これを 題材にして 仕組んでいるが、それまで なんだよね。
蜜蜂のデザートAmazon書評・レビュー:蜜蜂のデザートより
4796667148
No.7:
(5pt)

便利

自宅にいて購入出来
大変、便利!
中古で安いわりに
新品の用で良かった
蜜蜂のデザートAmazon書評・レビュー:蜜蜂のデザートより
4796667148
No.6:
(2pt)

こんな気持ち悪さは始めてかも

初拓未司です。

のっけから傷口の膿を。。。ってくだりから「うわ〜」って感じでした。
その後もいろいろなスイーツがこだわりを持って描かれてましたけど、このお料理に「あれが、、、」と思うと気持ち悪かったです。

ストーリーは、殺人事件が、起こりますけどそっちの扱いは小さく、別の謎を追います。
比較的すぐ犯人に気づいてしまい、やっぱり思った人が犯人だったのが寂しい。
登場人物が少ないんだから、工夫がほしかったな〜と。
蜜蜂のデザートAmazon書評・レビュー:蜜蜂のデザートより
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No.5:
(3pt)

紙面から漂ってきそうなスウィーツの香り…

作者は、宮部みゆきの『火車』に感銘を受けて、料理人から作家に転向したという異色の経歴の持ち主。
さすが元料理人というだけあって、食事やスウィーツの表現は卓越していた。
特にスウィーツに関しては、まるで実物を目の前にして食しているかのような精彩な描写が光る。
読了後は、思わず洋菓子店に駆け込んでしまいたくなる衝動が沸き起こるぐらいだ。
また、飲食業界の実態や衛生管理など、一般人には知りえない裏側も垣間見れて、勉強になる。

ただし、肝心のミステリー部分は、いささか物足りない。
ミスリードが甘かったり、主人公が犯人追及に失敗する回数がやたら多かったり、
真犯人の動機がいまひとつ不明瞭だったりと、なんだか煮え切らない展開が多い。
厳しい評価をさせてもらえば、推理小説としては完成度が低い。

ミステリーとしてではなく、グルメ+業界小説とみなして読めばそれなりに楽しめるだろう。
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No.4:
(3pt)

蜜蜂の針

神戸で「ビストロ・コウタ」を営む料理人、柴山幸太。
「ビストロ・コウタ」は連日盛況。客の評価も実に高い。
ただ、いつもデザートの感想は言ってもらえない。
…何が足りないのか。
新たなスイーツの開発に取り組んだ幸太は
とあるパティスリーで発生した食中毒事件に巻き込まれることに…
ああ!シリーズものの2作目から読んでしまった…!
「禁断のパンダ」がデビュー作のようです。
でもこの話からでも楽しめました。
終始おいしそうな料理やスイーツの描写がありますが
プロローグが不気味でその印象が強く
このスイーツは…と疑いの眼で見てしまい楽しめなかったのが残念…
食の安全を考るパティシェ。
おいしいものを、沢山の人に。
その一方で流行り廃りの激しいパティスリー界で
生き残っていくためにそれを忘れてしまう悲しさ。
読みやすかったしサクサク読めたのですが
デビュー作を読んでみようかな…と思うほどの魅力はない感じ。
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No.3:
(2pt)

ビミョーなバランス

「禁断のパンダ」で料理の湯気まで立ち上ってきそうな鮮やかな表現でデビューした筆者。今回はスイーツがメインとなったためなのか、弱いと言われたミステリーに力を入れたからなのか、料理の描写が随分と抑えられてしまったようで、残念でした。
逆に、前作のように激しいコントラストで味付けるのではなく、正面切って取り組んだミステリー部分は、あらら、なんだか普通。展開も読みやすくいたって普通のミステリーに。
主人公の家族愛など、サブテーマとメインストーリーとの濃淡をもう少しつけたほうがよいような。全体的にバランスがよくなって、なんだか平均点になっちゃったようで、次作はどうするんだろう?
蜜蜂のデザートAmazon書評・レビュー:蜜蜂のデザートより
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No.2:
(5pt)

蜜蜂サイコ〜☆

読んでみようと思ったきっかけは、カワイイ表紙に惹かれてかなぁ〜。
と思いながら読んでいくと…どんどん内容に引き込まれ、一気に読んでしまいました。スイーツの表現が絶品で、明日にでも甘いスイーツを買いに行きたくなりました。
もちろん、それ以外の内容もかなり気に入った作品です。
「拓未司」さんの作品は、初めて読んだのですが…他の作品も是非読んでみたいです。
蜜蜂のデザートAmazon書評・レビュー:蜜蜂のデザートより
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No.1:
(5pt)

サクサク読める、高いリーダビリティ。

いやあ、面白かったです。デビュー作の「禁断のパンダ」も読みましたが、正直あちらはそれなりにしか楽しめませんでした。そのせいで、この作品を買うかどうか随分と迷いました。でもなんとなく気になる作家さんだったので、これで駄目なら二度と手を出さないと決めて購入を決意。結果は、その日の内に一気読みしてしまいました。
味覚の描写は相変わらず素晴らしく、前作でイマイチだったミステリー部分は格段に向上しています。物足りない所もあるっちゃあるんですが、バランス良くまとまっていて非常に読みやすい点がマル。このサクサク感が、この作者の持ち味なんでしょう。食の安全というテーマもタイムリーで興味深かったし、爽やかに締めくくられるラスト(前作とはまるで違う)まで飽きることがなかったです。
次作はどんな作品でくるのでしょうか。やっぱりシリーズ物かな。それならそれでいいんですが、この作者の料理以外をテーマにした作品も読んでみたいです。取り敢えず、次回作にも期待しています。
蜜蜂のデザートAmazon書評・レビュー:蜜蜂のデザートより
4796667148

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