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プレイ -獲物-



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プレイ -獲物-の評価: 3.30/5点 レビュー 20件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.30pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(4pt)

夫は気に入ってます。

夫が言うには、エネルギー保存則には反してないが、エネルギー効率についての内容が疑わしいそうです。 でも読み物としてみれば、出来が良くて面白いと思います。 ジュラシックパークほどではありませんが。
プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
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No.10:
(5pt)

モルダーーーっ

暴走するナノマシンの群体が あたかも擬知性を持った肉食生物のように行動し始める これはマイクル・クライトンのXファイルですね 恐いですよぉっ 気色悪さも高得点です そのまんま映像として読めるのもクライトンならでは 当然続編は予定されていたはずで もっとずっと我々を楽しませてくれるのではなかったのですか クライトン逝く 合掌
プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
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No.9:
(4pt)

この設定はどこかで読んだような

マイケル・クライトンがナノテクノロジーの産物の暴走を描いた作品ということでかなりの期待を持って読んだが、期待に違わぬ面白で一気に読みました。
内容はあるベンチャー企業がナノ・テクノロジーを利用して、人間の体内を自由に動き回る医療用の超小型カメラの製作に取り組む。そのカメラはわずかばかりの知性を有する超小型ロボットの集合体で、一つの個体では何もできないが、集合体になるとハチや蟻のように知性を発揮するという革新的な技術であるが、それが砂漠の中の実験所から外科医に漏れてしまい制御不能になったことに伴い、独自の進化を遂げて人間を襲うようになるという設定だ。
マイケル・クライトンの作品らしく展開はスピーディだし、暴走した超小型ロボットの集合体は怖いし、最後まで楽しむことができたが、気になった点もいくつかあった。
一つは、これを読んでいるとどうしてもジュラシック・パークを思い出してしまうが、ジュラシック・パークの恐竜の恐ろしさに比べると、どうもこちらの方が見劣りしてしまう点だ。これは超小型ロボットの進化のスピードが速すぎて最後の方は現実感が乏しくなるのが理由だと思う。いくら知性を有するとはいってもこれはないだろうというところまで行ってしまった感じがした。このあたりをもう少し抑え気味にした方がよりリアルであったのにと惜しい感じがした。また、最後の展開が途中で少し読めてしまった点も残念であった。
プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
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No.8:
(4pt)

成長

 クライトンといえば、科学知識を小説に応用する作家として押しも押されぬ第一人者である。
一方で氏の作品は「人」が書き込まれていないとの批評も多く有ったようだ。
無論、そんなものを必要としない程クライトンの作品はどれも面白い。
しかし今回、人間を書くという部分で一つ成長したと感じさせる。
主人公の妻に対する疑心暗鬼はなかなか痛々しい・・・・。
 今回の敵であるナノマシンは成長する。成長するとはなんなのか、それに対する
クライトンの理解の深さが現れている。やっぱり天才!面白い知的小説に仕上がってます。
プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
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No.7:
(4pt)

続編がすぐに作れそうなストーリー展開

ジュラシックパークの作者の本ですから、かなり意外性があります。たとえば、分子レベルの微少なナノマシンを作り、これらを独自の意思で集まらせ(swarm)、カメラを形成し敵地を空から撮影する、というアイデアが出てきます。このナノマシンは地上から砲撃されても分子レベルに自らを分解できるため、絶対に打ち落とすことはできないという究極のマシンなのですが、軽いため、風で吹き飛んでしまうという欠点を克服できず、ついにスポンサーから研究資金を打ち切られるという現実的な話が意外な展開を見せます。
誤って研究所から外界に出てしまい、独自の意思を持って砂漠で生き延び続けているナノマシンの swarm が 動物や人間を襲い始めるにつれて、パニックとなってくという、この話のスタイルはJurassic Parkと同じです。最後には危険は去るのですが、完全に根絶やしにできていない、という事を予感させるものがあります。
Michael Crichton がその気になれば、この本の続編は簡単に作れそうです。この話も映画化されると話題を呼ぶと思います。
プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
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No.6:
(4pt)

難しい最先端科学テーマをさらりと仕上げてます

マイクル・クライトンは近年、科学を思いのままにコントロールできると過信する人間の傲慢に警鐘をならす作品を多く発表してきました。『プレイ−獲物』の舞台はバイオナノテクノロジーとコンピュータ・テクノロジーです。
『プレイ−獲物』はクライトン作品のなかではめずらしく、主人公のジャック(ぼく)に語らせています。ジャックは失業中で、妻がバリバリ仕事をこなしキャリアを積んでいく傍らで、半年間主夫として3人の子育てに悪戦苦闘しています。妻に捨てられるのではないか、自分はもう仕事に復帰できないのではないか、そんな焦りと現状を打破できない鬱屈した心情を巧みに描いています。
ともすれば荒唐無稽になってしまいそうな話を、最先端科学を下地にすることできちんと物語としてまとめあげる構成力はさすがです。
最新科学の問題点をきちんと捉えずに利用することばかり考えた結果、制御不能になって破綻するというプロットです。
これまでのクライトン作品が好きな人はもちろん、こういった科学パニックが好きな人にオススメできる作品です。
プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
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No.5:
(4pt)

一気に読ませる長編

約3年前に日本で出版された単行本の文庫化。結構長いが、一気に読ませる。
「学習能力のあるナノ・マシンが自然界に放たれたら」というテーマで、かなり怖い。目に見えないほど小さいものがこれほど怖いとは!マイクル・クライトンのフアンはもちろん、そうでない人もそれなりに楽しめるはずです。ただ、細かい科学的裏づけといったものを求める人はあまり読まない方が良いようです。
プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
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No.4:
(4pt)

ジェットコースターのようなおもしろさ

本書のテーマは、æ-¥æœ¬ã§ã‚‚é-‹ç™ºã«ã-のぎã‚'削られているナノテクノロジーですが、å ...苦ã-さは微塵もなく、まさにジェットコースターにä¹-ったかのように楽ã-めます。失業中のå...ƒãƒ-ログラマーは現在主夫。次の就職å...ˆã«é ­ã‚'悩ませながらも、ï¼"人の子供のä¸-話と家事に追われつつ、ハイテク企業の事業部長ã‚'務める美貌の妻と平å'Œã«æš®ã‚‰ã-ている・・・。と、ほのぼのã-たæ-¥å¸¸ã‹ã‚‰ã‚¹ã‚¿ãƒ¼ãƒˆã-ますが、妻の行動に不信ã‚'感じた時、歯車が一æ°-に逆æ-¹å'に回転ã-、知能ã‚'持ったナノマシンと人é-"の戦いがé-‹å§‹ã•れます。あれれいつそうなったの・・といったストーリーの飛躍はありますが、何より、é¦'æŸ"みのない最å...ˆç«¯æŠ€è¡"ã‚'目に見るようなリアルさで描きだす筆力がç' æ™'らã-い。注射針で血管に注å...¥ã•れたナノマシンが集å!ˆã-、眼球状のカメラã‚'形成ã-てä½"å†...の様子ã‚'リアルタイムでæ'®å½±ã™ã‚‹ã€è»äº‹ç"¨ã«é-‹ç™ºå¿œç"¨ã•れたナノマシンカメラは、大æ°-ã‚'漂い決ã-てæ‰"ち落とされるã"とはない、などきわめて現実的に描写されます。そã-てナノマシンとの死é-˜ã¸ã¨æ€'涛のように流れ込ã‚"でいく、そのダイナミックな展é-‹ã¯ã¾ã•にジェットコースター・ノベルです。ã-かã-、最å...ˆç«¯æŠ€è¡"の小説ではありますが、なぜã"うも多才な登å '人物ばかりなのでã-ょう(ç¬')。ハーãƒ'ァードからMITに転学、フィールドワークの動物学è€...からãƒ-ログラマー、å...ç«¥å¿ƒç†å­¦è€...からハイテク企業の重役への転進など、ため息が出るばかりです。
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No.3:
(4pt)

楽しめました

クライトンの本を読むのは久しぶりですが,ずんずん読めました。この本は登場人物の性格の設定がわかりやすく,多分映画には向いているでしょう。ナノマシン襲撃の場面などはさすがに迫力があり,素晴らしいものでした。ただ,話の中に出てくるような完成されたナノマシン(またはその群れ)が現実にはまだ世の中に出回っていない以上,その描写は空想に頼らざるをえず,そのせいか多少ストーリー的にうやむやになっているところがありました。 
プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
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No.2:
(5pt)

警告

3年ぶりのクライトンの新作で、一気に読んでしまいました。「タイムライン」は、量子変換によるタイムマシーンものであり、現実味が薄かったのですが、本作品ではナノテクノロジーを扱っており、ナノテク最先端を行く日本に住むわれわれにとっては、単なるSFとして片づけられないものがあります。一言でいえば軍事的目的で開発されたナノ粒子の群れによる自走性(自飛行性?)カメラが暴走し、人間の手に負えなくなるという内容なのですが、多少の無理に目をつむれば、理論的背景を含め十分楽しめる内容です。特に、日常生活から始まるゆっくりとした展開の前半から、がらりと変わった早い展開の後半の好対照は読者を引きつけるものがあります。もちろん「ジュラシック・パーク」同様、クライトンは科学!の進歩に対する警告も発しています。たとえば、主人公のジャックとソフトウエア責任者のリッキーとの、大腸菌の使用に対してかわす会話、「・・・人間の体内でも生きられるセルを使うことには問題があるんじゃないのか?・・・」「・・・業界標準を選んだってことだよ」。そして最後に、「連中は、自分のしていることがまるでわかっていなかったんだ・・・」と。
プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
4150411093
No.1:
(4pt)

一晩で徹夜して読みました。

~Michael Crichtonの小説は、どれを読んでも知的に興奮させてくれる。Jurassic Parkで複雑系を知り、それと大脳生理とをつなげようと現在奮闘中の私としては、今回の話は、特に楽しめた。~~カオスや、マルチエージェント、セルラーオートマトンなど、ある程度その分野の知識があるか、そこに潜む創発生・自己組織化の可能性について興奮できる性格があればきっと楽しめるでしょう。その他、ナノテクや分子生物の知識が多少でもあれば、「クライトンうまく考えたなあ」と思うことしきりだと思います。~~上記と関係なくても充分楽しめるとは思いますが、もし、知識・興奮を前もって身につけ、掘り起こしたいなら:カオスなら、ワールドラップの「複雑系」、ナノテクならNewtonのバックナンバー(自己複製化するナノチューブの話が折しも出ています)でひとまず充分でしょう。~
プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
4150411093

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