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プレイ -獲物-
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【この小説が収録されている参考書籍】
プレイ -獲物-の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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この人は、キャラクターの造形が短絡的で全く深みがありません。 ジュラシックパークはスリルがあり、読ませましたがこれは…なんというかスカスカです。 まず、子供の描き方が余りに下手くそ。 序盤にアマンダの皮膚が変色する場面で、なぜ他の子供達がリアクションしないのか…心の病でもないかぎりあり得ない。 少しキングでも読んで子供の心理を学んだ方がいいレベルです。 父親のアマンダに対しての判断も頭がおかしい。医者に弄くられるのが嫌ったって皮膚が変色してたら普通そんな考えより何より救急車です。 うーん、総じてつまらないですね。残念です。 | ||||
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本の内容的なものは、商品説明をみて頂くことにして、個人的な感想を述べます。結論から言えば、この作品は「買い」ではありません。前作「タイムライン」を読んで、ガッカリした方も多いと思いますが、この作品は「タイムライン」以下です。本作品のウリであるナノテク+並列処理に関しては、取材不足なのかどうかわかりませんが、理系の知的興奮を刺激するような情報は見当たりませんでした。また、ストーリー中に数十年前のものではないかと思うようなプログラムのソースコードが記述されていたりして、かなり寒い思いをしました。加えて、ストーリーも、かなり惨いことになっています。マイケル・クライトン独特のハイテクの暴露本的側面、およびミステリーが解けた時の爽快感、これを本書に期待しないで読んだほうが後々後悔しないと思います。 | ||||
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クライトンの本を読んでいると、面白いけど、時々「そりゃないだろぉ...」と思うことがあります。この本はそんな「そりゃないだろぉ...」の大ホームラン。まぁ程々のはらはらドキドキでそこそこ楽しめますが、テクノロジー話としては落第点だし、主人公達はやたら脳天気で、お話はご都合主義。クライトン調ではあるものの、全編を通して画が栄えるハリウッド的B級SFテイスト満載、やはり大衆向け映画原作ということなんでしょうね。一見うまくナノ テクノロジーを話に取り込んでいるように見えますけど、えらくご都合主義で、なんというか、「大砲で月へ人を送ろう!」というぐらい短絡的、ターミネーターじゃないんだから...という感じ?単純に娯楽として楽しめば、まぁ悪くはないです。でもそれ以上のモノを期待しているとがっかりするかも。 | ||||
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近日「タイムライン」が公開されるようだが、このタイムラインは「ジュラシックパーク」の恐竜が中世の人間になっただけでストーリーラインはほぼ変わらない。この「プレイ」もジュラシックパークで確立されたクライトン節の繰り返しで、主要登場人物が出きった時点でどのような展開になるか先が読めてしまう。その意味で新味がなく、逆にワンパターンの人物の性格などの粗がめだった。 クライトンの特徴ともいえる「最先端科学技術」も今回はお寒い。あまりにも現実性がないのでしらけてしまう。もうネタがないのだろうか。本人もそこのところがわかっているのか、たとえばナノテク製品の大量生産を可能にした技術的説明などは適当にごまかしているし、余計なプログラミングの図なども入れている。また、上巻の日常生活の描写も全体のストーリーからみて余計に感じる。この部分、おもしろくないわけではないが、先端技術をもとにしたスリルを期待しているのに赤ん坊のオムツの話を読まされるのは、どうだろうか。 なぜか映画の「エイリアン2」を髣髴とさせる場面もある。ここを読んで貴志祐介の「天使の囀り」を思い出したが、「天使~」の方がおもしろかった。全体的にいうなれば「古い酒を新しい皮袋に入れた」という感じ。それにしても、クライトンは美人でやり手の女性が嫌いなのか? | ||||
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クライトンが書いたとは信じられません。ジュラシック・パークのように科学的裏付けがあるわけでもなく(随所に出てくるプログラムに関する記述はお寒いかぎりです)、それ以前の作品のようにSFとして楽しめるわけでもありません。映画になったときに見栄えがいいように、単にそれだけを考えて書いているとしか思えない内容です。前作のタイムラインからそうでしたが、やはり映画化権込で契約するっていうのは問題があるんじゃないでしょうか。一度純粋に作家としてのクライトンに戻ってほしいものです。 | ||||
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