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プレイ -獲物-
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【この小説が収録されている参考書籍】
プレイ -獲物-の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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SF読む人って減ったよね。 90年代にウイリアム・ギブスン以来、話題になったSF作家がいなくなったような気がします。 マイケル・クライトンがSF作家かどうかは微妙です。 出版社の戦略か、マイケルクライトンの作品はSFと呼ばれず、テクノ・スリラーと呼ばれます。 マイケル・クライトンは、先端技術をネタに近未来SF、テクノロジー・スリラー(テクノ・スリラー)を数多く書いています。 スピルバーグの「ジュラシック・パーク」の原作もそうです。 多作な作家なので仕方がないのですが、衝撃的な作品もあれば、ちょっと首を傾げるような作品もあります。 いわゆる玉石混交です。 もっとも、どの作品も読み易く、特に後半からクライマックスへ一気に引っ張っていく構成はどれも見事です。 まさに「ページ・ターナー」、次のページをめくりたくなる作家です。 本作のテーマは、ナノ・テクノロジーです。 ちょっと現実離れしていて、ついていけませんでした。 自ら進化していく機械、兵器というネタは、フィリップ・K・ディックの「スクリーマーズ」に既にありましたね。 | ||||
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ナノマシンをテーマにした恐怖小説です。 最終的には、ナノマシンに襲われるのですが、それが往年の東宝映画のようです。あんまりかしこそうな所がありません。なんか、ほのぼのした攻撃なのです。 東宝映画に出てくる宇宙人のように、はるか彼方から宇宙船でやってきたわりには、あっさりやられる感じに似ています。 途中からは、ナノマシンなのこれ?って気になります。 マイクル・クライトンは、ハイテクノロジーを扱うことが多いのですが、あまりそのテクノロジーが生かされる世界を描いたことがないと思います。 それが、彼がSF作家ではない所以でしょう。 でも、随所にちりばめられるウンチクの披露の仕方は、さすがです。 なんか、知識とストーリー展開のバランスがうまいのです。 読み終わった後に、ちょっと利口になった気がします。 ただし、許せない点がひとつ。あの奥さんを放り出して逃げるところは、納得いけないですね。すぐ、ガールフレンドが出来てるし。 彼は、もう少し努力すべきだと思う。 襲われる感じにどきどきしたい方は、是非。 | ||||
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うっ。これを読んだとき、このネタはどっかで読んだことが....レムの砂漠の惑星の現代版、っていうことでしょうか。でも、間髪いれず話が展開していくクライトンの書き方に絆されて、一気読みできます。 | ||||
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最近、ナノテクに多少関心をもったこともあり、本書でクライトンのストリーを楽しみながら、ナノテクの知識を得ようとしたが、駄目であった。ナノテクにバイオをかませたワンアイデアで、1冊を物したという印象。前半は、キャリアウーマンの奥さんと、失業中の(意外とめげてない)旦那の関係が、最近の米国の家族事情を髣髴させて意外に面白かったが、話がすすむにつれて、ゾンビホラーのような展開(swarmはゾンビですな)になり、リアリティがまったくなくなってしまった。もっとも、ナノテクの知識などと欲張らず、荒唐無稽なストリーがお好きな方には、それなりに楽しめる1冊だろう。、swarm | ||||
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