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(短編集)
小鳥を愛した容疑者
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小鳥を愛した容疑者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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楽しみにしていた本です。 | ||||
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動物(飼育されている動物)の生態が事件解決のヒントにつながるミステリー短編集。 警察ものなので、探偵役と被害者や加害者とのむりくりなつながりもなく、自然なストーリーで面白かった。 各動物のジャンルごとのマニアックな世界が描かれていて、どれくらい現実に近いのかわからないが、こんな世界もあるのかな、と興味深く読めた。 | ||||
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とても読みやすく、ページ数は多いですがあっという間に読めます。 動物の色々な生態が分かりやすく書かれており、すごく興味を惹かれました。 個人的にはカメの話が、予想した展開とは違って、意外性がすごくあって面白かったです。 動物の生態から、犯人を導き出していく推理は見事で、ベテラン刑事と動物の専門家というコンビのコミカルなやり取りも楽しめます。 これからも期待しています。 | ||||
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ドラマを見た後に読むという邪道読者ですが原作は、はるかに面白く一気に読み進めさす禁断のものでした。 | ||||
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シリーズ化されたけど、この一作目の絵が一番好き。 童顔でかわいらしい。 他の作品では少し大人っぽくなっている。 テレビ化されたけど、そっちの方は、童顔と言うよりアイドルだな。 内容はすっかり忘れてしまった。まあ、二人の会話の楽しさを味わうという感じ。 | ||||
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動物を好きな人に悪い人はいません。 これをよくヒロインが言うのですが、タイトル通り容疑者です。というか犯人です。 犯罪を行ったり、殺人を犯したり、死体遺棄したり、拉致監禁したり。そこが話の妙になっていて面白い。ヒロインが堂々と言っても、実際には・・・ ちなみに上のはネタバレにはなりませんのでご安心を。 始めにちらっとだけだされた、なんてことない情報が後々、大きなヒントになったりと読み終えた後にもう一度読みたくなる話でした。 キャラクターはしっかりと生きていて、ヒロインは押しが強く頑固で個性的なキャラですが、慣れないうちは少しウザい感じでした。慣れてくるとウザ可愛いになるのですが。 文章はさらさらと読みすすめられた。 ただ会話が多い。ページの半分以上が会話で埋まっていることも多々。 カメとヘビは面白くて良いミステリーだったが、フクロウはイマイチな謎解きだった。 | ||||
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今年一月、「蜂に魅かれた容疑者」を読んでからこのシリーズに注目。書店では在庫がなかったので通販を利用。 | ||||
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正確には主人公二人とも警察官であるので、「探偵」という表現は当てはまりませんが… 動物に造詣の深いキャラクターというのはありますが、古今東西見渡しても動物研究者(マニア&オタク)が探偵役というのは珍しいのでは無いでしょうか。福家警部シリーズといい、この作者はキャラの立った女性の主人公を作り出すのがうまいと感じます。ついでに言えば、小柄で童顔で警察官に見えないというのも同じで、筆者の理想像なのかも知れません。動物への博学さだけでなく、数多くの刑事との会話から得た警察知識とも相まって、推理が小気味よく進んでいくのが爽快です。当初はやる気のなかった相棒で上司の男性刑事が振り回されつつも感化され、保護者になっていく展開も読後感を良いものにしています。Kindleで思わず続編2つもクリックしてしまいました。 | ||||
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いろいろな動物の驚きの生態が,わかりそれだけでも大変おもしろかったです。それが推理小説ということで,続きがよみたーいと思いました。 | ||||
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動物のことは詳しい方だけど、この本では知らないことも書いてあって、本当に面白く読めました。 続編も出たようなので、読んでみたいです。 | ||||
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2010年に出た単行本の文庫化。4本を収める短編集。 容疑者/被害者の飼育している動物から事件の真相へ迫っていくという、ちょっと珍しいタイプの警察小説。 それぞれ小鳥、ヘビ、カメ、フクロウが出てくる。飼われている動物たちの習性や飼育法に、きちんと手がかりが隠れており、動物ミステリとしてきわめてよくできていると思う。するすると紐が解けるように事件が明らかになっていく筋道も読んでいて爽快感がある。 探偵役となる府警の知識蘊蓄にも圧倒される。 | ||||
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著者には落語を中心とするゆるいミステリのほか、フィギュアおたくを扱った『無法地帯』など、さまざまな持ち駒がありますが、本書は、その『無法地帯』のマニア物の系列にあり、被害者または容疑者が飼っていたペット動物を中心に据えた、きわめてユニークな作品です。 けがで捜査一課の現場をいったんひいた須藤警部は、総務課に配属、獣医資格を持つ若い女性の薄巡査と組まされ、放置されたペット動物のケアのかたわら、ふたりしてそこから謎を解いてゆきます。 はじめ、ペットとは犬や猫かと思って軽く手にとったのですが、十姉妹、ヘビ(ボア含む)、カメ(かなり大きなもの)、フクロウと特に後半はかなり珍しい動物で飼い方についても興味深いものがありました。しぐさもリアルに描写され、目の前に浮かぶようです。 作者の徹底的な調査も生かされていますし、何より動物マニアの薄巡査の動物への熱愛ぶり、博学ぶりがほほえましく、全く素人の須藤警部は翻弄されながらも、しだいに感化されてゆきます。 動物好きの自分としても、なじみのなかった爬虫類やフクロウが実に生き生きと描きだされていること、その習性やえさの与え方(冷凍のひよこなどが売られているとは!)にも感心しましたが、それだけではなく、ミステリの謎解きがその動物の習性や飼育法とぴたりとかみ合っていることに、舌を巻きました。さすがです。 ことにカメの事件では、少しおどろおどろしい博物学的雰囲気も漂い、ミステリとしても素晴らしい快感が味わえます。 それぞれの動物飼育の雑学的知識も楽しめ、充実した一冊でした。 ラストでは現場に戻るのをやめ、チャーミングな薄巡査とふたたびコンビを組むことにした須藤警部。気持ちは十分わかります。そして、続編が待ち遠しいです。 | ||||
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>「時間がないので、簡単に済ませるぞ。かいつまんで言うとだな……」 >「カイツマン?」 >「人間の言葉も少し勉強しろ」 >「すみません。イルカの言語でしたら、もう少し……」 あり得ないっ!!。私にご縁があった“理系女性”は、すべて聡明で魅力的な方 ばかりでした。ヒロイン・薄(うすき)圭子巡査、獣医師の免許を持ちながら、現在 26歳という設定に少々無理があるし、ですから!、そのあり得ない、“天然”ぶり。 その制服姿で現場に臨場するなんて、“コスプレ”を狙いすぎ。 激しい抗議の意味を、こめて!(笑)。☆ひとつ減。 でも、 >結婚もせず、男一人、捜査畑で飯を食ってきた 須藤刑事との“ラブコメ”路線もありですよね? 続編、楽しみに期待させていただきます。 | ||||
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ミステリィは常に謎解きに新しさが必要だ。例えば科学捜査で死体や遺留品が犯人を語るというパターンがあるが今更そういうのを書いても2番煎じといわれてしまうだろう。 だから次々と臨床心理士や脳科学など新しい道具立てが必要となる。 この本のすごいところは容疑者のペットから謎解きが始まり完結するという点だ。そういう視点でのミステリィは自分が知る限り前例が無く、それがとても新鮮で面白い。この謎解きの過程が本格らしい緻密な推理の展開で、ヒロインの薄のキャラとあいまって魅力だ。 アイディアが新しいだけでなく、作品全体として、さすがキャリア10年以上の中堅どころだけあって筆力があり、安心して読める。 とにかくお勧めだ。 自分的には今年の上半期ナンバーワンのミステリィだ。 | ||||
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ミステリィは常に謎解きに新しさが必要だ。例えば科学捜査で死体や遺留品が犯人を語るというパターンがあるが今更そういうのを書いても2番煎じといわれてしまうだろう。 だから次々と臨床心理士や脳科学など新しい道具立てが必要となる。 この本のすごいところは容疑者のペットから謎解きが始まり完結するという点だ。そういう視点でのミステリィは自分が知る限り前例が無く、それがとても新鮮で面白い。この謎解きの過程が本格らしい緻密な推理の展開で、ヒロインの薄のキャラとあいまって魅力だ。 アイディアが新しいだけでなく、作品全体として、さすがキャリア10年以上の中堅どころだけあって筆力があり、安心して読める。 とにかくお勧めだ。 自分的には今年の上半期ナンバーワンのミステリィだ。 | ||||
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