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虚無への供物
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.46pt |
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満を持して三大奇書、私にとり最後の一冊を手に取りました。これらの作品が奇しいと謂われる所以は、読者をいつのまにかその作品の一部にとり込みんでしまうことで、読者が自らの存在を小説の終わりとともに虚構の世界に置き去りにしてしまうような錯覚に陥らせ、その存在が如何に脆く不確かなものであるかを実感させてしまうことにあるからでしょうか。 | ||||
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・作中人物が構想を語る「AがBに殺され、BがCに殺され、CがDに殺され、最後にDがAの生前仕掛けたトリックによって殺され、4つの密室殺人が起こる」という筋書きの推理小説。 | ||||
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日本三大奇書のひとつと言われている作品ですが、当初想像していたほど難解な作品ではなかったと思います。 | ||||
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日本推理小説三大奇書の1つと呼ばれている。私は他の2冊、小栗虫太郎氏の『黒死館殺人事件』と夢野久作氏の『ドグラマグラ』は読んでいないが、これだけは読んでいた。 | ||||
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探偵小説における三大奇書の一つであり、反推理小説(アンチミステリー)の傑作と呼ばれる古典作品です。どういった感じなのか興味深く読みましたが、想像以上に手ごわかったです。謎が解明されないまま次々と不可解な事件が重なり、登場人物達の語る蘊蓄の多さと会話の回りくどさに眩暈がします。面白いのかと聞かれれば評価は難しい。そして終章までたどり着き茫然としてしまう、これがアンチミステリーと言う意味なのか。この作品に何を求めるのかで、見方は変わるのでしょう。 | ||||
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何度も読める小説。事件前に今後起こることに対する推理合戦が行われる。一件不毛なことに思われるが、読み進めていくといつの間にかクセになる。犯人も存在するということも読む動力になった。 | ||||
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迷推理により読者をあっちこっちへ振り回す小説。好みの判断は当事者と傍観者が錯誤するのが楽しめるかどうかだろう。アンチミステリーの代表格。 | ||||
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