■スポンサードリンク


閉じた本



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
閉じた本 (海外文学セレクション)
閉じた本 (創元推理文庫)

閉じた本の評価: 6.50/10点 レビュー 2件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

会話と独白のみの面白さは○。ですが、終盤が残念でした。

眼球を失った作家と新作作成の為に新たに雇った口述筆記用助手、
この2名の会話と独白のみのミステリ。

説明文が一切ないので、読者が盲目作家のポールと同様に
言葉からのみで世界を知る作りが面白いです。
記憶と違う事が起きる事による、疑心や不安。そして恐怖。
どう落ち着くのかと先が気になるサスペンスでした。

が、中盤までとても面白かったのですが、
終盤のいきなり話を終わらせてしまうかのような
急降下の真相は正直がっかり。

もっと丁寧に物語を閉じてほしかったと思いました。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

egut
T4OQ1KM0
No.1:
(8pt)

閉じた本の感想

盲人と助手青年の会話と独白のみ。読者は盲人同様に耳から入る言葉だけを頼りに世界に踏み込む事となる。
見えない世界の恐怖と緊迫感を演出するアイディアがすばらしい。
結末が読めてしまうのが残念だが一読の価値あり。

Shety
CFVB6558

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!