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ソロモンの犬



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【この小説が収録されている参考書籍】
ソロモンの犬
ソロモンの犬 (文春文庫)

ソロモンの犬の評価: 6.36/10点 レビュー 11件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.36pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ソロモンの犬の感想

色んな要素が含まれすぎてて、ジャンルがよくわからないような仕上がりになってますが、ま、ラストは爽やかな青春を感じることができ、なかなかの読了感でした。

kmak
0RVCT7SX
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ソロモンの犬の感想

著者らしい仕掛けを施した青春ミステリです。犬をつれて散歩中の少年が事故にあい亡くなります。舗道から突然犬が車道に走り出し、リードを持っていた少年は引っ張られてしまいトラックに轢かれたのです。その事故現場にはメインの登場人物大学生四人がいました。一人は主人公でロードレーサーを使った荷物の配達のアルバイト中の秋内静という青年です。そして向かい側にあるファミレスから出てきたのが友人である友江京也と彼女である巻坂ひろ子。そして主人公の静が思いを寄せる羽住智佳。この四人のキャラクターが上手く書かれており物語を動かすための装置としては十分に成功していると思います。つまり端的に
云えば舗道にいた少年と散歩中の犬。その犬が何故急に車道に飛び出したのか?このミステリの謎はこの一点です。しかし、主人公の友人である友江京也には不可解な一面があります。そこに主人公はこの事故とのなにか繋がりがあるのだろうかと苦悶します。何故事故は起きたのか?そう考える主人公の行動や友人たちとの会話でもって物語は進みます。その中で張られていく伏線。いくつもの伏線が最後には明らかになるのですが、犬の習性ということで私自身は「そこだけ」を使ったトリックというか扱い方は少し強引な印象を持ちます。ですがこの犬の行動の謎解きだけがこの物語の全てではありません。もうひとつ大きな
仕掛けを施しています。それが著者らしい仕掛けを施した青春ミステリと紹介した所以です。主人公もお約束の奥手で初心な男という設定です。この方が読む者の共感を得て彼が思いを寄せる相手とこの先がどのようになっていくのかとヤキモキとホンワカとした気持ちになり青春物らしい味が加味されます。二人の行く末と事故の謎。それを語り合う喫茶店での四人。ただ単純に騙されるのが心地よい読後になるのです。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.2:
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

伏線回収が見事!

ネタバレにならないように書くと、過去を振り返りながら事件の真相を語り合う構成が良かったです。ほんのわずかなヒントが与えられ、続きを読めばその真相がわかる形で、続きが気になり読む手が止まりませんでした。

ところどころで謎が残りますが、最後には全て解けるので読みながらスッキリしていきます。叙述トリックも混ぜられていて楽しい作品です。爽やかな気分になれるミステリーだと思います。

▼以下、ネタバレ感想

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陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.1:
(8pt)

ソロモンの犬の感想

個人的にはラットマンの方が感動します。
これはこれで面白いですけどね。

ひろゆき
44KMPFT3

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