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狐罠



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【この小説が収録されている参考書籍】
狐罠
狐罠 (講談社文庫)
旗師・冬狐堂一 狐罠 (徳間文庫)

狐罠の評価: 10.00/10点 レビュー 1件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点10.00pt

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(10pt)

狐罠の感想

破天荒な旗師、宇佐美陶子の活躍を描く、冬狐堂シリーズ第一作。
とかく骨董美術に纏わるディテールの精緻さは群を抜いている。そして物語を彩る登場人物がとにかく魅力的に過ぎる。誰も彼も、そして彼女も、見渡す限りの狐一色。孤高の女狐、老獪な古狐、過去を語らない妖狐、尻尾を掴ませない謎の雄狐。
混迷を極める化かし合いの果て、最後に化けの皮を剥がされるのはどの狐か。
一気呵成に読み終えてなお、北森鴻に仕掛けられた幻術から覚めることはない。

ブレイク
GR1O8LIK

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