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ウォッチメイカーの罠



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ウォッチメイカーの罠

ウォッチメイカーの罠の評価: 8.00/10点 レビュー 1件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

マンネリ感は否めないが、十分に面白い

リンカーン・ライム・シリーズの第16作。ライムを殺すためにニューヨークに戻ってきた宿敵・ウォッチメイカーと最後の戦いを繰り広げる、おなじみのドンデン返しミステリーである。
N.Y.の高層ビル建築現場で大型クレーンが倒れ、複数の死傷者が出た。単なる事故かと思われたが、ネット上に市当局に宛てた脅迫状が公開され、24時間以内に要求が容れられなければ次々とクレーンを倒すという。市民の安全を憂慮した市長はライムに捜査を要請、ライムが率いるおなじみのチームは脅迫の裏に宿敵・ウォッチメイカーがいることを突き止めた。しかも、ウォッチメイカーがN.Y.に戻ってきたのはライムを殺す目的だったことを知る。こうして二人の頭脳戦が始まった…。
大型クレーンを倒壊させるという、恐怖感を煽るアイデアが秀逸。だが、事件全体の構図というか、ウォッチメイカーによる犯行計画がぶっ飛んでいるし、当然、それを防ぐライムの計略も凄すぎてリアリティが乏しい。それでも次々に繰り広げられるドンデン返しはいつも通りで、最後まで面白く読める。
マンネリ感は否めないが、安定のディーヴァー節が好きという方にオススメする。

iisan
927253Y1

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