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漆黒の慕情



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【この小説が収録されている参考書籍】
漆黒の慕情 (角川ホラー文庫)

漆黒の慕情の評価: 7.00/10点 レビュー 1件。 Bランク
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(7pt)

見落とし

 「絶世の美青年」と称するに相応しい美貌を持った男・片山敏彦。老若男女関わらず虜にしてしまう彼の魅力は幼少の頃より彼の人生を歪ませていった。“普通になりたい”、嫉妬、羨望、好奇、怨嗟、あらゆる注目の目に慣れ、人並みの生活を求める彼の元に黒髪の女の無視することのできない視線がべっとりと貼り付く。

 異端の祝祭に続き、佐々木心霊事務所の二人によるカルトホラー作品であり前作はほぼ必読。
その類稀なる美貌による世間からの特別視により人生を達観している片山敏彦。そんな彼の元にかつてない黒髪女の視線が突き刺さります。おおよそ人間の所業とは思えない現象に佐々木事務所の扉を叩きます。心霊に強く、美貌にも興味を示さない佐々木るみさんは今回の相談にうってつけなわけです。同じ頃、小学生の七菜香の周りではハルコさんという都市伝説が流行っているようです。教会に通う七菜香から話を聞いた青山は事務所にその話を持ち帰りますが、そこで都市伝説と黒髪の女の視線の奇妙な符号が見つかります。物語は片山につきまとう視線の正体と都市伝説の発端に焦点が当てられ進んでゆきます。
 さてさて一体誰がどんな思いで呪いをばらまいてるのでしょうか、まともな人間の仕業ではないようですが。あまり心霊とか呪いとか非現実なものばかり見ていると、、、。

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
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