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水車館の殺人



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水車館の殺人の評価: 6.56/10点 レビュー 32件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.56pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全17件 1~17 1/1ページ
No.17:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

水車館の輩

「途中で犯人等は分かってしまう」という意見がありましたが、鈍感な僕はある程度予想はしてたものの、最後まで真相は分からず、楽しく読めました。

▼以下、ネタバレ感想

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アントンリブ
J9QWGWDO
No.16:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

水車館の殺人の感想

 
 館シリーズの二作目。中村氏の建造物を舞台に探偵島田潔が謎を解くというシリーズの大筋を決定づける作品となっています。
 
 この水車館の殺人は犯人を言い当てるという点ではもの凄く平易であるといえますが、むしろ今作の肝は犯人の動機、目的にあるようです。 前作では犯人当てに主眼を置き、動機については回想として触れるだけだった故、今作の犯人よりも動機に重きを置いた構図は対蹠的であると感じます。 読者の予想を裏切る将又前作のイメージを引き摺り過ぎない作者の姿勢がうかがえ、館シリーズが叙述物という基本トリックを据えながら多様な形を見せてくれるであろう兆しが見られます。 前作が気に入った方はもちろん、迷路館・時計館と進んでいく上で読んで損しない作品でしょう(必然ではない)。 ★は7つ!!
 

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.15:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

水車館の殺人、感想&備忘録


▼以下、ネタバレ感想

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ナタ
9AJ0TZ5W
No.14:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (4件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

水車館の殺人の感想

再読ですが内容は忘れているので、新鮮に読み返す事が出来ました。館の構造が中々頭に入らず、平面図を繰り返し確認するのが面倒だったかな。現在と過去の事件が交互に進むのですが、視点が異なります。スケキヨマスクを着けている人は、入れ替わっていて当たり前。しかも過去は三人称、現在は一人称とわざとらしい。敢えて入れ替わって無いのか?と疑いながら、手紙が見えなかったのはやはり?と推理するのが楽しかった。秘密の仕掛けがあるのが館シリーズの特徴なら、ラストの演出は作者の特徴でしょう。これも本格推理のバリエーションの内かと。

なおひろ
R1UV05YV
No.13:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

2作目を乗り越えたら。。。

十角館からの2作目ですが、前作で度肝を抜かされすぎたせいでしょうか。
少々ですが、感動は低めです。
過去と現在のチャプターを交互にして話が進みますが、これが少し分かりずらかった。
オチも読めてしまったので。
しかし数々のトリックはすばらしいので以上の2点のみを減点とします。
小説でも映画でもなんでも続編というものは、初めがすばらしければすばらしい程見劣りがしてしまうものです。
でも綾辻氏はこの続編のジンクスというものをたったの減点2(あくまでも個人評価)で乗り越えた。
そして、3作目の迷路館でとんでもないことをやってのけるのだ。

yoshiki56
9CQVKKZH
No.12:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

2作目のジンクス?

『十角館~』で俄然綾辻氏の次の作品への渇望感を感じた私は間髪入れずに本作へ手を伸ばした。いきなり始まる車椅子に乗った仮面の男と美少女という横溝的な設定は、1作目で綾辻氏の、本格ミステリのもっともディープな部分を好む性癖を知っていたので、今回は抵抗無くすんなりを物語世界に入っていけた。

結論を云えば、本作は水準作と云えるだろう。『十角館~』と比べると、などといった枕詞は必要なく、客観的にミステリの一作品として見た正当な評価である。なにしろ私には珍しく物語り半ばで犯人とトリックが解ってしまったので、その後の展開が犯人側の視点で読めた。物語を裏側から眺めるように読めたのは本作ぐらいだった。
しかし本書では異端の建築家中村青司を意識してか、本書の水車館は前作の十角館よりもなかなかにデザインが凝っている。十角館が案外にコテージとあまり変わらない建物だったのに対し、この水車館は城郭のような形をしており、ドラクエに出てきたようなどっかの国の城のようなデザインである。この狭い日本ではこれほど建ぺい率の低そうな個人の屋敷もないなぁと思うような非常に贅沢なつくりである。

かてて加えて、前作が孤島と本土の距離的な断絶、つまり彼岸と此岸で語られていたのに対し、本作では過去と現在という時間の隔離があるのが特徴。そしてその2つの間では微妙に叙述表現が変わっているが、これももちろん真相に大いに関わってくる。
さらに幻視家という特異な職業は(まあ画家の一種なのだが)、当時大学生の私の心を大いにくすぐり、その印象的なエンディングをそのまま使ってクイズを作ったくらいだった。
しかし本書の水車館はミステリとしての出来は普通であり、また水車という屋敷に備えられた印象的なオブジェがトリックにほとんど寄与していないというのが不満。
しかしこの不満は次作『迷路館の殺人』で一気に解消されるようになる。

Tetchy
WHOKS60S
No.11:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
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水車館の殺人の感想

落ちが少し読めました。

呑んだくれ
P3S7II56
No.10:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

水車館の殺人の感想

10年以上前に読みましたが改訂版で再読です。
以前読んだ際はとても読みずらかったのですが、改訂版は大幅に書き直されており、大変読みやすかったです。(これから館シリーズを読まれる方は改訂版がオススメです)
十角館のような衝撃はあまりありませんが、シリーズ独特の雰囲気や島田のさえ具合は健在で、楽しく読ませていただきました。

フレディ
3M4Y9ZHL
No.9:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

水車館の殺人の感想

かなりフェアに書かれているため、犯人の予想はつきやすいものの、細かいところには驚かされました。過去と現在を交差し、解き明かされるトリックには唸らされる

ほっと
2XKXV6EI
No.8:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

水車館の殺人の感想

十角館に比べると文章の堅さがとれて現在の綾辻さんの文体に近づいている感じがする。十角館に続いてあの一文に頭を撃ち抜かれた。消失ものではよくあるパターンなのに…。しかし伏線はあとから考えるときちんと張られていた事がわかるので、すべてが明らかになったときは快感である。

水生
89I2I7TQ
No.7:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

館シリーズ

館シリーズではお決まりのクローズドサークル設定。その為か早い段階で犯人が分かりましたが、どうやって?という点では想像を巡らす内容です。ラストはちょっとした驚きがあります。

ひろゆき
44KMPFT3
No.6:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

水車館の殺人の感想

「本格ミステリ」ストライクど真ん中って感じの読みごこちでした。いくらかミステリー小説を読んでる人なら多分トリック等が解けちゃうんじゃないかな〜と思うけど、それでも読んでて楽しい一冊です。

marebear
FLDW4YE1
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

水車館の殺人の感想

犯人は途中でわかったが、それを残念と感じさせない綾辻さんが素晴らしいです。

みい
XL0AKYF3
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

さくさくっと読めました

水車館をイメージしてからならば、さくさくっと読めました。正直、綾辻さんの作品(館シリーズ)で結果が想像通りだった唯一の作品かな、、


やさぐれ太郎
6MQMIP6C
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

水車館の殺人の感想

十角館と比べると少し見劣りするかな
どんでん返しというより
王道って感じがします
好む人は好むし、そうでない人は全然って感じかもしれません
自分はどんでん返しが好きなのでちょっと合いませんでした

LN
XL1SRHRZ
No.2:6人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

水車館の殺人の感想

仮面の主人、顔が判別不能な焼死体、指だけポロリ、そして登場人物の一人が死体発見後から行方不明。
トリックに関しては、所謂「王道」という感じで、今読むとイージーさは否めないと思います。
多分半分近い読者の方が半ばで( 犯行の全貌までは無理としても )犯人の目星はついたのではないかと思います。

館シリーズの中では、作品が醸し出す雰囲気という意味では一番好みです。
登場人物の不気味さ、動機を持つ人物の多さ、そして不気味な館・・・これぞミステリーだと感じました。( 初心者っぽい意見でスミマセン )
「金田一少年の事件簿」が好きだった人は絶対この作品好きでしょうね。
館シリーズでは、「十角館」「水車館」までが「入門編」かなと思います。
以降は、構成という面でも嗜好を凝らしていたり、トリックが大掛かりだったりと、好き嫌いが分かれそうです。

唯一の不満は、幽閉された少女を最後まで同情できる対象として描き切って欲しかったなぁと。
ちょっと最後印象が変わってしまったもんで・・・

梁山泊
MTNH2G0O
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

幻想的な雰囲気

古城に少女、車椅子に乗った仮面の主人。陰鬱な感じですがレトロで幻想的な雰囲気。
現在と過去のエピソードが交互に描かれる構成は、前作の島と本土と同じ印象。
犯人にビックリしました。

Mizu
MPHP8NKG

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