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喧嘩



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【この小説が収録されている参考書籍】
喧嘩
喧嘩 (角川文庫)

喧嘩の評価: 7.50/10点 レビュー 2件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

喧嘩の感想

このシリーズ安定の面白さ。中身と言えばシリーズ全て似たようなもののような気がしますが、ちょうど良いスピード感、2人の掛け合いが絶妙。この作品、シメが良かったです。次作読むのが楽しみです。

kmak
0RVCT7SX
No.1:
(8pt)

弱気の疫病神・・ではない

疫病神シリーズの最新作。やっぱり面白いシリーズだ。
疫病神・桑原は二蝶会を破門され、堅気になっているのだが、二宮が受けた地方議会選挙と極道がらみのトラブルを、いつものコンビでさばくことになる。代紋を失い、自称「素っ堅気」になった桑原だが、その本質はまったく変わっておらず、地方政治家やヤクザを相手ににイケイケどんどんで突っかかって、どうにもならない状況を切り開いて行く。そして最後には、それなりのシノギを得て、二宮にもおこぼれが回ってくることになる。
いや〜、このシリーズはまだまだ好調で、期待に違わない面白さだ。特に今回は、悪役がヤクザより品が無い地方政治家とその周辺の有象無象で、彼らが桑原にしてやられるところは、胸がすっとする。暴対法や暴排条例で、楽な仕事では無くなった暴力団の切なさもリアルで、このシリーズも先は桑原の破壊的な暴力一辺倒ではいかないだろうと予感させるが、どうやら破門をとかれそうな桑原の暴れん坊ぶりはまだまだ続きそうだ。
疫病神シリーズのファンはもちろん、ノワール、ヤクザアクション系が好きなミステリーファンにオススメだ。

iisan
927253Y1

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