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朽ちないサクラ



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【この小説が収録されている参考書籍】
朽ちないサクラ
朽ちないサクラ (徳間文庫)

朽ちないサクラの評価: 6.38/10点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.38pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

朽ちないサクラの感想

映画化されたということもあって、手にした。
手頃な薄さで、簡単に読めそうである。

序盤は中々引きこまれる。
なぜ辺見はストーカー被害の届の受理を渋ったのか?
所轄の担当者が当時慰安旅行に行っていた内部情報を密告したのは誰か?
なぜ女性記者津村が殺害されなくてはならなかったのか?
さらに関係者百瀬の自殺?

中盤までは良かったんだけどね。

▼以下、ネタバレ感想

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マッチマッチ
L6YVSIUN
No.3:
(5pt)

朽ちないサクラの感想

柚月氏の作品は面白いもの否のものの差が激しいですね。私にはこれは後者です。ストーリーもラストの展開も超優等生の主人公もダメでした。謎は途中でバレバレ、最後の主人公の意気込みもなんだか虚しい…。
若い時によんでたら、きっと違った感想もったかもしれませんが。

はつえ
L7BVQMDY
No.2:
(6pt)

朽ちないサクラの感想

佐方シリーズのような曲者は登場しない正統派ストーリー?
結末が、序盤からのプロセスとピントがズレてる。
柚月作品ならではの味付けが薄いなと感じました。

kmak
0RVCT7SX
No.1:
(5pt)

朽ちないサクラの感想

この作品は、秘密警察とも言われるサクラ、つまりは「公安」を描いた物語です。
慰安旅行を理由に被害届受理を先延ばしにした事で発生したストーカー殺人。
数年前に某県で起こった事件を下敷きにしているのかなと思います。
毎度骨太作品を世に送り出さいているこの作者ですが、この作品は全体的に少し浅い気がしました。

主人公は県警広報課の女性。
こういう一線から離れた部署にいる人物を主人公にするのは横山秀夫さんの警察小説によくあるパターンですが、この作品の場合、まずこのテーマでありながら、主人公が広報課の人間である必然性を感じないですね。「公安VS刑事」っていう図式はよく目にしますが、主人公が刑事ですらない、しかも女性なわけですからね。
一歩踏み込んだ描写も期待できずって感じでした。
ラストの主人公の決意に繋げるためなのかなと思ったのですが、ここは感動するところなんでしょうか?
そもそもそんな決意叶うはずもないし、「死にたいの?バカなの?殺されなかっただけでもらっきーだとおもわないと。世間知らずも程々にしてよ」で個人的には「はぁ?」だったのですが・・・軽さにダメ押しでしたよ。
しかも、描かれる公安側の人間が主要登場人物に一人もいないってのは、どういう狙いだったのでしょうか。
これが、書き込みが浅いって感じる一番の理由なのではないかと。
また、途中でカルト教団が絡んでくるのですが、某事件が発生した頃、オウムと公安の関わりみたいなものが話題になっていた記憶があります。
公安を語るには欠かせないという事なんですかね。
蛇足というか、これで物語が発散しかかってラスト力技で筋だけは通したって感じましたが。

何れにせよ、これまで読んだ作者の作品の中では群を抜いてダメダメじゃなかったかな。

梁山泊
MTNH2G0O

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