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開かせていただき光栄です
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.10pt |
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久しぶりに気持ちのいい作品だった。良著。 | ||||
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読んでいるだけで、18世紀のロンドンにいるようでした。 | ||||
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これまでに読んだことのない未知の作家さんだが、この作品には拍手を送りたい。意識して書かれているのだろうが翻訳本を読んでいるような文章で、18世紀のロンドンを舞台にしたミステリーとして雰囲気を作り出すことにとても効果のある書き方だ。当事の世相や社会環境と政治面のことなども物語りに上手く取り入れてストーリーに厚みを持たせている。と云うかむしろ当時の社会の仕組みそのものがこの事件の下地となっている。盲目の治安判事ジョン・フィールディング。彼の眼となり相手の表情、動作、周りの様子などを的確に伝える姪であり助手であるアン=シャーリー・モア。そして手足となって動き回り判事の助けとなるデニス・アボット。魅力的な人物たちと解剖学教室で見つかったふたつの遺体。金で正義は売らない盲目の治安判事ジョン・フィールディング。さて謎めいた事件を彼はどのようにして解決に導くのか。彼の調べていく様子と重要な役割の少年の行動を時間軸をずらして示し物語は進む。 | ||||
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皆川博子氏の作品は『死の泉』『薔薇密室』『伯林蝋人形館』を読んでいた。いずれもナチズムの狂気をエロチックにグロテスクに描いた耽美・幻想の世界で、あまり後味がいい作品ではなかったとの印象がある。 | ||||
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