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マリアビートル



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【この小説が収録されている参考書籍】
マリアビートル
マリアビートル (角川文庫)

マリアビートルの評価: 7.96/10点 レビュー 25件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.96pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全25件 21~25 2/2ページ
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No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

マリアビートルの感想

『グラスホッパー』も読んでいるけど、その続編のような設定での話し。舞台は新幹線の中。東京から盛岡までの車中を舞台にドタバタ劇を繰り広げる殺し屋達の物語。まぁ、良くも悪くもタランティーノの映画みたいなお話で、鼻につく言葉やレモンだのミカンだのてんとう虫だのと如何にもといったキャラクターと、王子というあざとい少年まで出てくる。脇役と思われた人物が実は・・・。と云ったいつものパターンがあり他の作品と何ら変わらないスタイル。ラストのオチもどうってことなく、伊坂幸太郎ブランドを信じて手に取った読者としては、もう少し引き出しの広さを見せてもう一段上の質の高い作品を提供して欲しい。本を閉じて著者名を見て赤川次郎とあってもそれほど違和感はない。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

マリアビートルの感想

まず一つ目に注意をします。この作品を読む前に、「グラスホッパー」を読んで下さい。
これを読み終わったあと、伊坂さんはさすがだな~と思ってしまいました。
ドキドキワクワクしながら読めて、面白かったです。

▼以下、ネタバレ感想

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アンコウ
BKBVHN0W
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

マリアビートルの感想

序盤はいつもの伊坂節が少ないように感じましたが、後半、怒涛の展開とともに伊坂ワールドに見事に引きづり込まれました。いつもながら、伊坂さんは群像劇を書かれるのが本当に巧いと感じました。

▼以下、ネタバレ感想

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アルバトロス
CRRRDTJB
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

軽快なテンポ

殺し屋たちの宴第二段。憎めない悪党に一喜一憂しながら読み進めることができた。伊坂節の利いたキャラ全開。王子のアクセントが強く、いい意味でしかめっ面をしながら読める内容、スピード共に良好です。久々に楽しい読書ができた。

sashia
WX5QMNDA
No.1:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

まさに、蛇口の壊れた水道である。


まさに、蛇口の壊れた水道のように、水があふれ出てくる。つまり、迫力や主人公たちの心情、軽快なストーリー、伊坂幸太郎先生の思いが、順場にではなくとも、止まらない。止まるすべを知らない、と誇張した表現でも足りる。
マリアビートルというタイトルにも注目してほしい。複線の数も多く、読み応えがある。余韻に浸るのもあり、また読み返しても、新たな発見があるからやめられない。二・三回ほど読み返したが、胸が高揚し、弾み続けたのは初めてかもしれない。
ぜひ、お勧めしたい本だ。

サグラダ・ファミリア
AVLK63NV

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