若い男性刑事だけを狙った連続猟奇殺人事件が発生。手足、性器を切り取られ木にぶらさげられた男の肉体。

「わたしの宝石を担して貰いたいの」刑事を辞め私立探偵として独立した麻生龍太郎に、奇妙な依頼が舞い込んだ。

男性優位主義の色濃く残る巨大な警察組織。その中で、女であることを主張し放埓に生きる女性刑事・村上緑子。

東日本連合会春日組大幹部の韮崎誠一が殺された。

園長探偵・花咲慎一郎　今回も危機一髪！ 無認可保育園の園長兼私立探偵・花咲慎一郎。

一児の母となった村上緑子は下町の所轄署に異動になり、穏やかに刑事生活を続けていた。

新宿二丁目の片隅に佇む無認可保育園の園長にして、ハイリスクな依頼も拒まない探偵が副業のハナちゃんこと、花咲慎一郎。

新宿二丁目で無認可だが最高にあったかい保育園を営む男・花咲慎一郎、通称ハナちゃん。

幼な子を置き去りにするな!暴行されて昏睡状態に陥った男は、にこにこ園の園児の父親だった。

顔も生き方も似ていない双子の姉妹が、過去の凄惨な事件に誘われる「薫衣草」、雪とともに蘇る残酷な記憶と、一人の女性のやるせない運命を静謐な筆致で綴る「雪を待つ」他、日常と地続きの恐怖を描く5篇の恐怖譚。

1975年、渋谷。ロックの熱狂が鳴り響く街に16歳のノンノはいた。

行方不明の叔父の足跡を追って、ひたむきに列車に乗り続ける香澄だが、さまざまな人々との出会いを通じ、少しずつ変わってゆく。

「竜の涙」を飲んだことがありますか?都会の片隅で今夜もそっとカウンターに置かれる一皿、一杯。

京都の人権派弁護士事務所から東京の大手法律事務所に移籍してきた新米弁護士・成瀬歌義。

四十九院香澄は、大学入学と同時に「鉄道旅同好会」の扉を叩いた。

東京・丸の内の片隅にある小料理屋「ばんざい屋」。女将の作るちょっぴり懐かしい味に誘われて、客たちが夜な夜な集まってくる。

あなたは何度もだまされる! どんでん返しに次ぐどんでん返し、 ちりばめられた膨大な伏線が回収されていく “ミステリのエクスタシー"を体感せよ! ! 作家にしてブルーライト探偵社の所長の草壁ユナ、最初の事件。

誰が犯人だ!?桜川ひとみの自宅で開かれた鍋パーティ。作家仲間である四方幸江を陰で中傷する人物を探り出す。

紅雲町にある五軒だけの小さな商店街「ヤナギ・ショッピング・ストリート」。

小森谷芭子29歳、江口綾香41歳。ふたりにはそれぞれ暗い過去があった。

実力はあるが作品が売れていない悩みを抱える作家・佐古珠美はかつて、ベストセラー作家・豪徳寺ふじ子の秘書だった。

上司との不倫にやぶれた「あたし」は、 自暴自棄になり、夜の公園を彷徨う。

名前・正太郎(雄猫)、毛色・八割黒に二割白(長めの毛足)、飼い主・桜川ひとみ(ミステリー作家)、住まい・琵琶湖近郊、友犬・サスケ(チャウチャウ系の雑種)、特技・推理―。

あなたのワケあり写真は、あなたの心の有りようを写している――。

孤独と暴力に耐える日々のなか、級友の弥生から絵本作りに誘われた中学生の圭介。

人生は楽しく、充実していなければ。そこそこ出世した旦那に、健康な息子。

県警捜査一課から所轄への異動が決まった澤村。

プロ野球選手の妻は家事と謎解きに大忙し!! 日常にひそむ事件を春子さんがズバリ解決! 気鋭が放つ珠玉の連作ミステリー 都会の喧騒を離れた埼玉県青空市。

人間顔負けの推理力で難事件を解決する猫探偵・正太郎。親友犬・サスケや、近所の猫仲間とまたまた大活躍。

同居人・桜川ひとみの突発的な行動によって、正太郎が連れてこられたのは、東京のS出版。

不倫を清算し会社を辞めた紗季は、夜の公園で男の死体と「不思議の国のアリス」のウサギを見る。

オレの同居人、作家の桜川ひとみは、山奥の「柚木野山荘」で開かれる結婚式に招待された。

今から30年前、突然、我南人が「この子ぉ、僕の子供なんだぁ」と生まれたての青をつれて帰ってきた―(「紺に交われば青くなる」)。

二十数年ぶり、親友の葬儀で福岡に集まったのは、大学時代の四年間、共同生活を送った三人の仲間と私。

母親を殺害された高浜真裕子は、そのとき高校二年生。心に癒しがたい傷を負った。

「自分が食べるためにこそ、おいしいものを作らなきゃ」菜の花食堂の料理教室は今日も大盛況。

謎の失踪を遂げた夫・貴之のあとを継ぎ、探偵となった下澤唯。

丸の内のオフィス街で爆破事件が発生。現場の物流企業で事情聴取を行った一之瀬は、企業脅迫事件と直感する。

クリスマス・イヴに、推理作家・桜川ひとみは、リビングで膝の上の猫・正太郎に語りかける。イヴの失恋の思い出。

惚れたって言えよ―。美貌の殺し屋は言った。

失踪した夫を待ち続ける下沢唯。

色恋をめぐる狂気は、その女たちを少しずつ蝕み、少しずつ壊していった…。

江古田にある日本茶専門喫茶店“ひとつぶの涙”には、今日もご近所さんが集まってくる。

まどろむような京都の邸宅街で富豪の家族をおそった殺人事件。

わたしは死神。人が死ぬ時に魂を死後の世界、黄泉の国へと連れて行くのが仕事です。

京都。修学旅行でグループ行動をしていた七人の中学三年生。

三十七歳、未婚、入社十四年と十ヵ月。だけど、それがどうした?総合音楽企業の企画部係長・墨田翔子。

きっかけは一匹の猫だった。 まだやれる！を信じて生きる人々を描く奇跡の物語。

警察庁警備局警備企画課の情報分析室「ゼロ」の研修から戻った倉島警部補に下った新たなミッション。

恋に破れ仕事も失った茉莉緒は若手俳優の雨森海と出会い、彼が所属する芸能プロダクションに再就職することになった。

姉を見殺しにされ天涯孤独となった青年。愛弟子の企てに気づいたとき、湯川がとった驚愕の行動とは。

池袋の繁華街。雑居ビルの空き室で、全身二十カ所近くを骨折した暴力団組長の死体が見つかった。

同居人のミステリー作家・桜川ひとみの転居にともない、東京で暮らし始めた正太郎。

盗犯を担当する警視庁捜査三課のベテラン刑事・萩尾と、その部下で、捜査一課に憧れを抱きつつも萩尾を慕う女性刑事・秋穂が強盗殺人事件の捜査で奮闘する長編警察小説。

完全黙秘の容疑者。その背景には何が? 後山の指令で、長く完全黙秘を続ける男を取り調べることになった大友。

中学時代から十年来の仲間である歌義、陽介、綾、まり恵。四人が京都郊外の山中に住む恩師宅に向かう道中、一組の男女と出会う。