沖縄・那覇空港で、乗客240名を乗せた旅客機がハイジャックされた。

並木直俊は、決意した。三人の人間を殺す。

あいつの人生が終わり、僕たちの長い旅が始まった。

詩人・イェイツが薔薇にたとえたアイルランドの自由。

〜作家・田中芳樹さん、堪能！「まさしく石持ワールド！　読者をほろ酔いかげんにさせてくれる作品」〜 湯浅夏美と長江高明、熊井渚の三人は、大学時代からの飲み仲間。

余命六カ月―ガン告知を受けたソル電機社長の日向は、社員の梶間に、自分を殺させる最期を選んだ。

横浜にある女子高に通うわたし、上杉小春には碓氷優佳という自慢の親友がいる。

大学の同窓会で七人の旧友が館に集まった。

大ヒット商品にからみ、起きた殺人。人間のエゴイズムとサスペンスが目をそらすことを許さない迫真の傑作。

コードネーム『久米』『輪島』『宮古』のテロリスト三人。

“わたしは、彼女に勝ったはずだ。それなのに、なぜ…”中条夏子は、かつての同僚で親友だった黒羽姫乃を刺殺した。

僕たちは「その日」に向かって生きてきた―。昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。

頭脳明晰で剣の達人。将来を嘱望された男がなぜ不遇の死を遂げたのか。

一党独裁の管理国家である“この国”は非戦平和を掲げることで経済成長を遂げた。

エンジェル投資家・小池規彦の前に現れた大学院生・田島祐也。

そのテロ組織の名は「V（ブイ）」。 目的は、流血によらず現政府への不信感を国民に抱かせ、その転覆をめざすこと。

津久井操は科学警察研究所の職員。実際に起きた事例をもとに、「警察は事件の発生を未然に防ぐことができるか」を研究している。

鳥羽湾に浮かぶ本郷島が舞台となった大ヒットアニメーション映画 「鹿子の夏」のイベントを開催させるべく、島を訪れた５人。

大時化の海の遭難事故によって、信頼の強い絆で結ばれた六人の仲間。そのなかの一人、米村美月が、青酸カリを呷って自殺した。

大学の研究室に勤める畑寛子の同居人・ギンちゃんは名探偵。サラリーマンの北西匠の同居人・ムーちゃんも名探偵。

村内先生は中学の臨時講師。言葉がつっかえて、うまくしゃべれない。

ミステリーにおける最大の謎は、人の心の奥深くにある―。

楡井和樹は恩師・益子の仇である江藤を殺した。しかし、まだ終わっていない。

ぼくの名はエイジ。東京郊外・桜ヶ丘ニュータウンにある中学の二年生。

大学卒業旅行としてトレーラーハウスでの一泊のキャンプを計画した男女9人。

書店で真剣に本を選ぶ美しい女性―まるで絵画のような光景に見とれた川端直幸。

危険だ。関わりあいになるのはあまりにも危険だ。

僕、宮野隆也が通うさいたま工科大学附属高校の選抜クラスに、転入生としてやってきたのは二足歩行のロボットだった。

逃げろ、知力と体力の限りを尽くして。閉鎖された市立図書館に忍び込んだ男女5人を猛烈な悪意が襲う。

石持浅海がおくる本格ミステリ最新作登場！子供を攫われた親たちは、容疑者宅へ押し入る。

一九九三年、カンボジア。NGOのスタッフが地雷除去作業をつづける荒れ地に、突然の爆発音が轟いた。

聖女伝説が伝わる里で行われた婚礼の場で、同じ盃を回し飲みした出席者のうち、毒死した者と何事もなく助かった者が交互に出る「飛び石殺人」が発生。

それは、「推理」でなく「検証」。

長江、渚、夏美は大学時代からの飲み仲間だった。

十五年ぶりに再会した武田小春と碓氷優佳は、予備校時代の仲間が催す同窓会に参加した。

犯行計画を立てただけなのに……どこからともなく名探偵がやってきた?完全犯罪をもくろむ殺人者は、誰にも見破られぬように犯罪計画を立てた……はずだった。

安心・安全のシステムで、殺し屋、やってます。 コンサルティング会社を営む男、富澤允。

仕事はできるが運の悪い女探偵・葉村晶が帰ってきた! ミステリ専門店でバイト中の女探偵葉村晶は、元女優に二十年前に家出した娘探しを依頼される。

「援交探偵」上木らいちの元に、名門企業の社長から「メイドとして雇いたい」という手紙が届く。

本邦初トリックに唖然！　「蛇の悪夢」は「地と天の密室」に関わりが？ミステリランキングを賑わす「らいちシリーズ」最強作！　援交する名探偵・上木らいちの「お客様」藍川刑事は「二匹の蛇」の夢を事あるごとに見続けてきた。

女性特別機動隊に勤務している南谷結月巡査は、向島教官から、大迫警視長との飲み会に参加するよう指示される。

木崎淳平は仕事を辞めて、ハワイ島のヒロを訪れた。

不可解な謎と論理のアクロバット。

興信所の調査員・宮本と美貌の東大生・加奈は、浪人生・昌史を東京芸大に受からせるため、センター試験で完璧なカンニングを実行する。

アウトドアが趣味の公務員・沖らは、 仮面の男・黒沼が所有する孤島での、 夏休み恒例のオフ会へ。

テーマは「名探偵」。新本格ミステリブームを牽引したレジェンド作家による書き下ろしミステリ競演。

刑事たちの執念の捜査×容疑者の壮絶な孤独――。犯罪小説の最高峰、ここに誕生! 東京オリンピックを翌年に控えた昭和38年。

下町のフレンチレストラン、ビストロ・パ・マルのスタッフは4人。

小劇団「紅神楽」を主宰する女優・紅林ユリエの恋人で同居人のミケさんは料理の達人にして名探偵。

不可抗力の事故で最愛の恋人を失った篠崎百代。彼女は復讐の為に、汐留のショッピングモールで無差別殺人を決意する。

交通事故の被害者と加害者、その両方に殺しの依頼が入ってきた。ふたりの殺し屋がそれぞれの視点で推理を進めた先には…。

ビストロ・パ・マルへようこそ。

ひとりにつき650万円で始末してくれるビジネスライクな殺し屋、富澤。

連続殺人に挑むのはミステリー読みのプロたち――。

『○○○○○○○○殺人事件』で鮮烈デビューした「奇才」による待望のメフィスト賞受賞第1作!上木らいちは援交をする高校生で名探偵でもある。

神紅大学ミステリ愛好会に所属する葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究会の夏合宿に興味を抱き、同じ大学に在席する美貌の探偵、剣崎比留子と共に紫静荘を訪ねた。