家族旅行先で、入水自殺を図ろうとした“AYA”を助けた爽香と明男。

東風亜由子、32歳、気鋭の映画スクリプター、もとい、正木監督の雑用係。

駆け出しの舞台役者・三枝彩乃は公演の稽古に励む毎日だったが、ある晩、母が急病で倒れてしまう。

祖母、母、娘。個性豊かな女三世代が贈る痛快ミステリ、開幕。

スタイリストを目指す沙也は、同級生涼子の失踪、父の失職と、難題を抱えながらも、懸命に夢を追い求めていた。

カルチャースクールを次々と渡り歩き、「フルコース夫人」と呼ばれる主婦・中沢なつきに突然舞い込んだ娘との映画出演の話。

“辻海運”の社長令嬢・希世美は、S女子大の三年生。何不自由なく育ち、大学生活を楽しんでいたが、突然父親の会社が倒産。

高校二年の南尾小百合は、ある日、通学途中にバスを乗り過し、終点の小さな町に降り立つ。

会社は倒産、負債は5億―。窮地に追い込まれ、一家心中を決意した白浜省一は、見知らぬ男から不可思議な依頼を受けた。

テニス同好会の合宿中、妻子ある雇問と火遊びの後、何者かに殺された“彼女”が、後輩たちの前に現れて「私を殺した犯人を捜して」と(幽霊はテニスがお好き)。

近未来、急速に軍国主義化する日本。少女だけで構成される武装組織「プロメテウスの処女」があった。

サラリーマン・利根は、大学時代の同級生・野川からドイツ土産に“ベルリンの壁のかけら”を受けとった。

名門女子学園に赴任した若い女教師はいきなり夜の池で美少女を救うことになる。

北里財閥の当主浪子は、19歳の一人娘、加奈子に衝撃的な手紙を残して急死した。

“染谷通商”の幹部会で社長の怒声が響き渡った。今年になって4人もの人物が辞めている。

家族の絆を裂き、人生を狂わせる、卑劣な<オレオレ詐欺>。片山は捜査の過程で三輪山和美という女生徒と出会う。

「宮部みゆき流ハードボイルド」杉村三郎シリーズ第5弾。

大晦日に開かれるクラシック・コンサートの手伝いをすることとなった杉原爽香。

公園で襲われた不幸な夜から7年。そのショックで眠り続けた秋川裕果は突然めざめた。

ひとつのペンネームで小説を共同執筆する4人の男たち。元新聞記者で取材専門の景山。

結婚を控えた女性警官が政治家をかばって凶弾に撃たれた! 悲劇の背後にはふかい闇があるようで――。

「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。

出世して福岡からやってきたサラリーマン・市野庄介は空港で、通称「踊り屋」と呼ばれる用心深い性格の殺し屋と間違われてしまう。

“私の事を、父は「ガラスの人形」だと呼んでいた。脆い、脆い、透き通ったガラスの人形だと。

辻山は探偵事務所に勤める43歳。責任感もありまじめだが、やることはドジばかり。

修学旅行中の高校生、結木寿子がスカウトマンの目に留まり上京。アイドルの階段を駆け上がる。

団地に暮らす専業主婦・浩枝は、現実と見まがうような「人が死ぬ悪夢」にうなされていた。

売れないシナリオライターだった大多の毎日は、人気女優あやめの主演ドラマを手掛けることで、一転する。

着々と仕事を進める爽香の前にトラブルは絶えない!都市開発を主導する大企業が抱える複雑な事情。

両親が同時に家出をして「子子家庭」になってしまった坂部家の大黒柱は、小学六年生にして主婦役をつとめる律子。

小さな雑貨卸売会社に勤める28歳の会社員。毎日、目の回るような忙しさだが、その奇妙な電話は、仕事中にかかってきた。

今日、パパが死んだ。昨日かもしれないけど、私には分らない。

大財閥永山家の屋敷には、女当主・志津の70回目の誕生日を祝うため、家族が続々と集まっていた。

弱小「すずめバス」のバスガイド・町田藍は、エリートサラリーマンの元木から「自殺した親友を偲ぶバスツアーをしたい」と依頼を受け…(「友の墓の上で」)。

妻を殺したらどんな気分だろう?三十代半ばで四つの会社の社長である池沢瞳は大仕事をやってのけた。

正統な吸血鬼であるフォン・クロロックとその娘のエリカは、ある日、住宅街で少年に助けを求められる。

「探してくれ、熊の人形を。

東京の大学へ入って一人暮しがしたい―。

「杉原爽香の娘を殺して」夜明け前の公園で交わされた契約が、危険な事件の連鎖を誘い込む。

ひょんなことから、三億円を盗み、分け合うことになった男女五人。共犯関係の彼らは、しかし互いの名前さえ知らない―。

妻に不倫の恋をさせ、それを材料に、同時進行で作品を書こうともくろんだ流行作家。

パパは手配中の逃亡犯、ママは恋人と駆け落ち。

直子はなんとなくお見合をしようと決心した。

あの人、死のうとしている―。

人間って、本当に馬鹿だわ。見当外れのことでわざわざ、私たちを駆り立てて…。

9月。台風が近づいてきている中、山間の町に住む高校2年生の須川安奈は、母とともに体育館へ避難する。

母親が愛人の首を切り落とした現場を目撃してしまった今村まどか。

ホームズはだしの女子大生と警視庁捜査一課のオニ警部。お馴染みの名コンビがいどむ五つの事件。

【殺人を見に来ないか？】物騒な言葉の殺人予告!?　新婚の夫婦が初夜を過すと、翌朝にはどちらかが死んでいるという伝説がある花嫁の旧家。

突如、大地震に襲われた“町”。道路が遮断され、15軒の家が完全に孤立した。

大学の写真部に所属している佐古川綾子が撮った1枚の写真の中に、写真部顧問・衣笠教授の行方不明だった息子が写っていた。

宇野警部と永井夕子が夏休みに滞在中の湖畔のホテルで、アルバイト学生がナイフを胸に突きたてられた死体で発見される。

殺し屋と名乗る男は、バーで酩酊状態だった。

ロングランセールスを誇る大人気「花嫁」シリーズのノベルス第28弾。

役者のエージェントとして働く大塚美穂は女子大時代の同級生笑子が殺されたことから警察の尋問を受けた。

女子高生の紀子・栄江・真由美は、幼い頃からの親友同士。