念願のショップ兼倉庫を構えた和子。

警視庁=通称・桜田門に勤める久米川さくらは、ドジでちょっぴり腹黒な事務職員。

成仏したはずの康雄が戻ってきた!?　再び元刑事の康雄の魂を天国（あっち）へ返すべく、和子はコンビを組み探偵業を始めるが……。

No.1ホストのジョン太は店を休みがちで、いまいち歯車のかみ合わないインディゴ。

「ほっこり」を愛する和子は、お気に入りの雑貨を並べたカフェを開くのが夢。

春風と名乗る花魁の幽霊に取り憑かれた書道一筋の内気な大学生・多摩子。

書店員は超多忙。

市立高校に入学したばかりの頃は、こんなにも不可思議な事件に巻き込まれて、波瀾万丈な学園生活を送るとは、僕は想像だにしていなかった――。

書店員がその年一番売りたい本を選ぶ書店大賞。今夜はその授賞式。

港の見える丘公園・あけぼの子どもの森公園・石神井公園・航空記念公園、そこでしか起こりえない、四つのちいさな奇跡。

風にたなびくリボン、あふれる薔薇。閑静な森は美しく輝き、まるで魔法をかけられたかのよう。

「自分が食べるためにこそ、おいしいものを作らなきゃ」菜の花食堂の料理教室は今日も大盛況。

汗が滲む真夏の昼休み、名探偵と誉れの高い少女は屋上にいた。

さあ、始めよう。“探偵殺し”を――。

電気風呂が売りの銭湯で起きた殺人の謎を描く、デビュー作の本格ミステリ「電気風呂の怪死事件」。

真以は恋人の南野刑事との久しぶりのデートに心をときめかせていた。

フリーライターの真以が書斎がわりに使う、東京郊外の寂れたファミリーレストラン。

静かな田舎の村にこんこんと湧き出る泉。これに目をつけたのが、新進気鋭のミネラルウォーター会社だった。

激動の時代が過ぎ、文明開化の音がそこかしこから聞こえても、未だ江戸時代は続いていた。

一月四日の夕刻、ジェームズ・アンズウェルは結婚の許しを乞うため恋人メアリの父親エイヴォリー・ヒュームを訪ね、書斎に通された。

長野県警から警視庁へ出向中の御子柴刑事。おおむね平穏な生活を送っていたものの、暮れも押し詰まってから次々と事件が発生。

豪華クリスマスツリーに煌びやかな飾り、そして巨大なお菓子の家―ホワイトハウスが最も輝く季節が今年もやってくる!オープニング・セレモニーでは、全米の子どもたちが焼いたクリスマスクッキーが展示されることに。

元プロゴルファーの殺害を震源に、複数の死者や行方不明者が周辺にいると判明して事件は多層化、松谷警部らを翻弄する。

告白の大チャンス! 編集者・一葉は、変わり者の大学教員・椎堂に片想い中。

深夜の駅。人気のないコインロッカー。

月の葉書房の『リクラ』編集部で働く柴田一葉。

お馴染みの楓ヶ丘動物園の飼育員たち――大型哺乳類担当の僕(桃本)、げっ歯類担当の七森さん、ツンデレ獣医の鴇先生、そしてカルト的人気、爬虫類担当の変態・服部くん――が、動物たちにまつわる謎を解き明かす、人気ミステリーシリーズ最新刊!

フリーライターの寺坂真以が仕事場代わりにしているファミリーレストランには、名探偵がいた。

高校生の心中事件。二人が死んだ場所の名をとって、それは恋累心中と呼ばれた。

英国王妃のコレクションから、貴重な「嗅ぎ煙草入れ」が盗まれた。

パパイヤにグアバ、鮮やかな南国フルーツのカクテルと、スパイシーな伝統料理が所狭しと並ぶ贅を尽くしたテーブル。

ある夫婦が営む古書店がある。鎌倉の片隅にひっそりと佇む「ビブリア古書堂」。

歌人の家に生まれ、和歌のことにしか興味が持てない貴公子・希家は、武士が台頭してきた動乱の世でもお構いなし。

県警本部より主席監察官来訪の報せに揺れる、田舎の刑事たち。

越野ハルカ。父の失踪により母親の故郷である坂牧市に越してきた少女は、母と弟とともに過疎化が進む地方都市での生活を始めた。

折口信夫、乱歩も絶賛した「かむなぎうた」、ほの暗く、ほの明るい幻想怪奇「東天紅」、民俗的ミステリ風味「吉備津の釜」、得意の台湾物「消えた家」、呪いの家「ひこばえ」、泉鏡花賞「泥汽車」、ハイカラ右京番外篇「明治吸血鬼」…澁澤龍彦も種村季弘も賛美した異端のダン

平凡なサラリーマンの「ぼく」こと海老野が勤める会社の近所に、突如できた小さな美術館。

手のひらサイズの物語はいかが? 切なかったり、幸せだったり、恐ろしかったり、美しかったり――あらゆる物語の楽しみが、ここにあります。

ゲストの食の好みやアレルギー、出身地など経歴をくまなく調べあげて提供するホワイトハウスのディナーは安全なうえに、どこよりも美味しい完璧な料理。

呪いの藁人形、不審なガスマスク男、魅惑の《毒》鍋――学内で起こる事件をMr.キュリーが解き明かすが、今回、彼の因縁のライバルが登場して!?

ニューヨーク・ブルックリンの書店を大叔母から相続した、三十代半ばのダーラ。その書店にはマスコットの黒猫がいた。

圧倒的に痛快!!! スリリングな後宮×復讐ファンタジー開幕! 豚になるな。狼になるな。

ホストクラブclub indigoの客が殺された。

「もういいんです」人を殺めた女は控訴を取り下げ、静かに刑に服したが…。

匿名の電話の警告を無視してフリーダは婚約者の実家へ向かうが、その夜のパーティで殺人事件が起こる。

若くしてデビューをしたが、思うように読者に受け入れられず苦悩する、高校生小説家・千谷一夜。

目覚めると父親の姿はなく、かわりに可憐な女の子が家に。

シリーズ最大の強敵!?　殉職オヤジ刑事の魂が宿るあみぐるみのクマと、心ならずも探偵業を続ける和子の前に、イケメン占い師が現れ……。

ロンドンから出帆し、波高き北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。

『病気、至急連絡されたし。』――冬の夜、僕の許に届いた差出人不明の電報。

無類の善人だが捜査能力は皆無の警官である主人を助けるべく、家政婦ジェフリーズ夫人以下屋敷の使用人一同が秘かに探偵団を結成!?　ヴィクトリア朝痛快ミステリ新シリーズ。

あなたの『コクハク』、請け負います。 受けた依頼は必ず果たす。

新年早々ウィザースプーン警部補が任された事件は、単なる強盗殺人と思いきや、調べるうちに不審な点が続出する。

画廊の女性オーナーが心臓発作で死亡したというニュースが瞬く間に駆け巡り、パトリシア・アンは腰を抜かしそうになった。

ペンリック１９歳、婚約者を迎えに行く途中、病で倒れている老女の最後を看取ったのが、すべての始まりだった。

街いちばんの名探偵の元には、奇妙な依頼人ばかりがやって来る。