パンダより恋が苦手な私たち2
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
パンダより恋が苦手な私たち2の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前巻で女性向けカルチャー雑誌の編集部で働いていた柴田一葉は、秘かに想う椎堂司准教授の恋愛観を聞かされて、彼と距離をとることに。一方、仕事では評価されてウェブメディア対応の部署に異動。鳴かず飛ばずのウェブサイトの人気を上げるため、新しい上司の下で、東京郊外にある小さな市立の七子沢動物園を盛り上げようという趣旨で『恋は野生に学べ』の恋愛相談をWEBで展開。再び椎堂の助けを借りることになります。 でも、動物の仕事が大好きでのめり込み、頑張っている園の職員さんの努力にかかわらず、現代の日本の動物園運営は困難を極めています。一葉たちの応援も簡単なはずがありません。 職員さん達のように仕事に情熱とプライドを持って働いているわけじゃない、必ずしも好きで仕事をしているわけじゃない、そんな一葉に代表されるような多くの凡人は、どんなモチベーションで仕事に打ち込めるのか。中心や先頭に立てない凡人は、どこで頑張るのか。敗色濃厚な状況の下で頑張る甲斐はあるのか。 動物たちが示してくれる「野生」の輝きをヒントに、この仕事が好きじゃなくても、それをやり切るのが自分だ、と腹を据えた時、一葉の一途さに心を揺すられる人々が現れる。 前巻でも活躍した灰沢アリアに加え、新しい上司である藤崎編集長も一葉たち凡人とは違ってエキセントリックなヒロインで面白いですが、凡人一葉が彼女の思いと行動でヒロインを動かすことになってしまうところが熱い。 この勢いでイケメン椎堂司准教授の心を一葉に向けられるかもお楽しみ。今回のキーアニマルはヒトコブラクダですよ。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|