(短編集)
花魁さんと書道ガール
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久しぶりに若者の恋物語に出会いました。面白いストーリ展開で気に入りました。 アニメ化して欲しいです。 | ||||
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オーディブルで聴いたがとんでもなく面白かった。ラノベって活字で読むとなにか物足りないところがあって今まで読んんだことがなかったがオーディブルで聴くと印象がかなり違う。逆に名作といわれる本をオーディブルで聴くとすこし重たすぎてあまり聴きたくない。これは自分的には大発見だ。 | ||||
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著者は、ライトノベル/青春小説の書き手らしい。 本書は、花魁の幽霊に取り憑かれた女子大生をヒロインとした短編集で、全4話が収められている。 主人公が大学で書道を専攻しているというのが珍しい設定だ。そして、主人公の成長とともに書が変化していくあたりが読みどころ。 ミステリ要素は薄いが、周囲のひとたちの恋にまつわる問題を解決していく点がちょっと「日常の謎」っぽいか。 それにしても、登場するのが嫌な女性ばかり。逆にリアルなのか? 著者の女性観を疑わざるを得ない。 とはいえ、全体的には男女の恋の駆け引きが楽しく、愉快な一冊であった。 | ||||
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簪に封じ込められていたと思われる花魁が、 現代に幽霊として表れれて、恋愛相談で活躍する中で、 大学1年生の主人公が、成長してゆく姿を描いている、らしい。 大学の学園祭が終わって、1時間半かけて帰宅して、しばし過ごした後、 祖母が倒れ救急車で病院へ搬送され、検査で入院が決まり、帰宅して入院の支度をして、 何とか必需品を揃えて病院へ戻り、面会時間ぎりぎりまで過ごす。 祖母のお見舞いに行ったあと、大学の女子会に参加する。 大学は埼玉県郊外…なのに、最寄り駅の一駅前で下車して、お気に入りのパン屋で昼食を仕入れ、 歩いて大学へ向かう。 埼玉県郊外の電車は、一駅の間隔が長いはずなのに、歩けるのか…。 埼玉県で茶畑というと狭山が連想されるが、そこから1時間半かかる郊外。 頻繁に、時間に関して首を傾げてしまった。 架空の世界であることは判っていても、病院の面会時間は何時までなのだ!? そんなことが妙に気になる。 花魁が、どこでいまどきの乱暴な言葉遣いを覚えたのか、も、不思議だったが、 恋愛相談で見事に切り捨てるところは、それなりに爽快。 | ||||
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ミステリーでも推理物でもないです。色々な恋に溢れ、軽妙だけど軽薄ではなく、真剣だけど深刻ではない。恋愛ごとをめぐる面白く笑って、楽しんで、「良かったね」と言える一冊を探している方にピッタリです。 大学一年生教育学部で書道クラブ所属の地味ながら書道大大大好きガール花沢多摩子は、祖母の持つかんざしに封じられていた春風と自称する江戸時代の吉原の花魁の幽霊に取りつかれてしまいます。素敵な恋の成就を見せて花魁を成仏させようと、多摩子は春風の協力を得ながら学生間の恋愛ごとの相談を受け、解決していきます。あか抜けない多摩子と切れ者の幽霊花魁のコンビが面白い。チャラい茶倉奈緒、可愛い彩奈、ぽっちゃりの向井凪子、美人の藤崎香理奈、いくつもの解決を重ねながら多摩子も成長し、彼女の書道もだんだん上達します。そして、多摩子自身の恋心は・・・。 筋の通った書道論、江戸時代に苦しんだ遊女たちへの同情、単純じゃなくて品人の生き方の表れる恋を、軽妙でリズミカルな語り口で楽しく綴っています。 ラノベと同じ道具立てですが、ステレオタイプに落ちこみません。暴力無し、流血無し、エッチ無し、魔法無し、超能力無し、幽霊在りの上品なエンターテイメント。心を開いていく多摩子も、多摩子にこっそりデートをプレゼントする春風さんも、おばあちゃんも、山口学も、キャラが個性的で魅力一杯です。 「表現する術を持っている人は、好きな人への想いを表現したくなる。」というフレーズも良いですね。 ロングセラーになって欲しい良作です。 花魁が活躍する軽い小説としては、わかつきひかる著を思い出しましたが、本書では花魁を幽霊として現代に召還した点が上手いです。 | ||||
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