横浜・元町の古びた靴修理店「コルドニエ・アマノ」。

妖怪の集まるところに笑顔あり！　笑って泣ける、平成あやかし譚―― 作家として人生崖っぷちな妖怪小説家・緒方司貴が訪れたのは、妖怪と縁深い遠野の旅館「迷家荘」。

昼間はOLにして鍵穴からの観察者、ミス・ブースカ。夜は街角の婚活占い師として人気の、ミス・アンジェリカ。

京都の一角に佇む「桃枝骨董店」。

様々な悩みを抱える人々が集ういつもの街角で、人気の占い師ミス・アンジェリカが人を占うことの責任を感じ、ひそかに姿を消した―。

小説家の端くれ・緒方司貴のもとに遠野から謎の宅配便が届いた。

「自分が食べるためにこそ、おいしいものを作らなきゃ」菜の花食堂の料理教室は今日も大盛況。

高校二年生になった正太郎。

元イケメン俳優で料理人見習いの海里が働く定食屋「ばんめし屋」に、海里の兄の友人で刑事の涼彦がやってきた。

浅草の仲見世通りから少し外れると、懐かしい雰囲気の和菓子屋が見えてくる。

「思わずスープが食べたくなる」と評判のスープ・ミステリー、第2弾です! 東京のとある場所で、早朝のわずかな時間に、ひっそりと営業しているスープ屋しずく。

浅草の一角で、町並みに溶け込むかのように佇む栗丸堂。最近店を継いだ若い主人の名は栗田仁という。

両親を早くに亡くしたあかねは、５人の過保護な兄と暮らしている。

冬の気配が色濃くなってきた11月の京都。

喫茶店エメラルドに、金髪碧眼の美少年・ダニエルがやってきた。

あの世とこの世の狭間にある黄昏のまち・幽落町にも冬がやってきた。

涙も笑いもすべて受け止めて。人をつなぐ和菓子の物語、完結 浅草に夏がやってきた。

藍の卒業を祝し、オカ研の面々は温泉に出かけることに。

郵便配達中に、花木瞳子は不思議な封書に気付く。宛先も差出人も不明。

今日も今日とて、ゆるり営業中の『花月香房』だけど今日は…雪弥さんが、ちょっとおかしい。

郊外を走る蛍川鉄道の藤乃沢駅。若き鉄道員・夏目壮太の日常は、重大な忘れ物や幽霊の噂などで目まぐるしい。

谷中のレトロな街並みの中で、三代続くカメラ屋「今宮写真機店」。

バツイチになったのを機に、学校司書として働きはじめた詩織。

未来の人、お電話ください――。時を超え、人をつなぐ奇跡のラジオ。

小学生の青斗が住む海沿いの田舎町には、ひとつの伝説があった。

三社祭の夜。葵の笑顔に秘められた過去を、栗田は垣間見る。

北海道・旭川の冬。僕・正太郎は、櫻子さんと親しい薔子さんに頼まれて、旭岳にある別荘に行くことに。

キャンパスの中心にそびえ立つ時計塔。その最上部の小部屋にある鏡に祈りを捧げると、死者と再会できるという伝説がある。

泣いて笑って喜んで、妖怪と心でつながる家族の輪 迷家荘に新たな珍客現る!? 司貴&童子コンビの過去を知る"女の子の座敷童子"、迷える可愛いさとり少女、好々爺のぬらりひょん。

フリーライターの真以が書斎がわりに使う、東京郊外の寂れたファミリーレストラン。

新生『エメラルドの探偵』は、ピアスで茶髪な軽い男。

果てしない未来と、果てしない不安。甘いお菓子が、必要だ。

「悠貴君、デートしよう!」突然、禁断の告白をした美久。

鷹央先生、 これまで本当に……。

日本一の歴史をもつミステリーファンクラブ「SRの会」にて国内1位に選ばれた『ボランティアバスで行こう! 』著者の最新刊は、美味しくて心温まるスープ屋ミステリーです! 東京のとある一角。

ある秘密を抱えた月ヶ瀬和希は、知り合いのいない環境を求め離島の采岐島高校に進学した。

染めて織る、私の物語を 織り人たちの「業」と「歓び」が織りなす、新たな感動作の誕生。

新たな年を迎え、賑わいを見せる京都。

選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作　 大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。

人の心の動きを香りとして感じる力を持つ香乃。

京都の寺町三条商店街の骨董品店『蔵』でアルバイトを始めた女子高生の真城葵。

正太郎のもとに届いた衝撃的な写真。それは、心を通わせた愛犬の無残な写真だった。

本当に「あの日」に戻ることができたなら。そんな切実な思いが叶えられる――それが鎌倉一条神社。

鳳の用事でしばし烏丸家を離れることになった執事の衣更月。

天才的なひらめきを持つ文科省・不正研究調査チームの水鏡瑞希。

穏やかな交際を続ける明里と秀司。

鴨川流と娘のこいし、トラ猫のひるねが京都・東本願寺近くで営む食堂には看板がない。

静岡在住、専業主婦の石橋あすみ。神奈川在住、フリーライターの石橋留美子。

完全警護の東京拘置所で殺傷事件被告人の連続死亡事件が勃発。監視カメラが捉えたのは、紗崎玲奈にとって唯一無二の存在だった。

高校生の木崎奏が出会ったのは、職業も風体もどこか浮世離れした御劔耕助という男。

寂れた商店街の片隅に佇む、「おもいでの時修理します」という不思議なプレートを飾った飯田時計店。

春めく浅草は、今日も多くの人でにぎわう。そんな陽気につられてか、甘味処栗丸堂はどこか落ち着かない。

冬がきて、烏丸家にもクリスマスの季節がやってきた。

あの頃の僕らは、誰かのヒーローになりたかった。クリスマスを目前に控えた階段島を事件が襲う。

「賭けをしませんか?」と受話器の向こうの女は言った。 「十二歳の夏、あなたは初鹿野さんに恋をしました。

小江戸川越が舞台! 問題だらけの猫と人が紡ぐ、やさしい出会いの物語 就職難にあえぐ崖っぷち女子の胡桃。