『新青年』へダイジェスト連載された「死の濃霧」を84年ぶりに完訳。濃霧の夜に発見されたパジャマ姿の遺体。

1937年初夏の晩ロンドン郊外の屋敷で資産家の遺体が発見された。凶器は鈍器。

自由な空気と狂気が混在する60年代。アメリカ東部の名門私立大学で殺人事件が発生!私立探偵ストレンジウェイズが謎に迫る。

従軍で精神を病んだダルースは一時的に妻アイリスと離れることを決意。

BBCのラジオドラマのオンエア中に、被害者として殺される役の男が、まさにドラマと同じタイミングで絞殺される。

十一月の深夜、歴史教師のキャロラスはミンコット荘のレディー・マーガレット・ピップフォードから電話を受ける。

ウェールズ地方の牧歌的な農園で勃発した、奇怪な事件。二転三転する謎に挑む、チャッキー警部。

稀代の“極悪人”によって語られる犯罪の軌跡!いかにして完全犯罪は成し遂げられたのか。

ふと知り合った脚本家志望の娘がピーターのアパートメントで首を吊っていた。

「諸君、マッド・ハッターに気をつけろ!」ダンスホールに響き渡ったこの声が奇妙な事件の幕開けだった。

イギリス、ロンドン郊外の小さな村。平穏な日常に忍び込む殺人事件。

劇作家の死を巡る灯火管制の秘密とは…H・R・F・キーティング編「海外ミステリ名作100選」採択作品!殺意と友情の殺人組曲が静かに奏でられる、大戦下の一夜に消えた命の灯火。

大金を遺して死んだ怪しげな下宿人。

1840年の春、イングランドの外れにある領主館。

本格ミステリの巨匠・鮎川哲也が復刊を熱望していた幻の純粋探偵小説 「十二人の抹殺者」が五十三年ぶりに復活! ふたつの屋敷で次々と起こ る連続殺人事件に挑む名探偵・江良利久一の推理。

匿名の電話の警告を無視してフリーダは婚約者の実家へ向かうが、その夜のパーティで殺人事件が起こる。

目撃者の前で、少年が開けた荒野から忽然と消えた人間消失事件と、密室殺人――スコットランドを舞台に、名探偵ウィリング博士が不可能犯罪に挑む謎解きの傑作。

暗号法に取り組んでいた伯父の死をきっかけに、ヒロインの周囲で不可解な出来事が次々と起こる。マクロイ円熟期の暗号ミステリ。

十一人の船客を乗せて出航した貨客船…陸上との連絡手段を絶たれた海上の密室で、連続殺人事件の幕が開く。

一月四日の夕刻、ジェームズ・アンズウェルは結婚の許しを乞うため恋人メアリの父親エイヴォリー・ヒュームを訪ね、書斎に通された。

ローマで女子学生が失踪した。

医師のノートンは、海岸の遊歩道で見かけた美貌の娘に、一瞬にして心を奪われた。その名はダイアナ、あだ名は“コマドリ”。

フランスのどこか田舎町。車内に血のついた怪しげな車で逃げてきた、正体不明の男がいた。

その日のキツネ狩りの「獲物」は頭部のない若い女の死体だった。悲劇は連鎖する。

男がバーで「マクジョージ」と叫び客を撃つ。が、撃たれたのはマクジョージではない?これは単なる間違いか。

1921年発行の五セント白銅貨を集める男の目的とは?シカゴへ来た青年が巻き込まれる奇妙な犯罪+作者からの「公明正大なる」挑戦状。

厄介な死体はどのように始末するべきか? ──壁に塗り込められた死体は両手と首を切断されていた。

探偵作家フィリクス・レインは、最愛の一人息子を暴走する自動車に引き逃げされた。

わたしの仲間たちの中心的存在ともいえた友人が死んだ。病死なのか、それとも事故か殺人か。

スコットランドヤードのウィルソン警視が検証を重ね事件の謎に迫る。

米国の鬼才C・デイリー・キングが奏でる死の狂想曲。

英国の田舎に住む紳士ポッターマック氏。彼の生活は執拗なゆすりに耐える日々だった。

にわかに脚光を浴びるバルカン半島の小王国。

小学校教師アン・ネルソンを三年ぶりに訪ねてきた母親。別れた父親が手にした遺産の話をし、毒づいて帰っていった。

誰が敵で、誰が味方か?“世界の富”の秘密が隠された青い玉を巡る争奪戦。スパイ小説とスリラーの醍醐味を融合させた意欲作。

<おまえは殺されるのだ>素人演劇の公演を前に、三人の出演者に不気味な死の予告状が届く。これは単なる嫌がらせか。

元プロゴルファーの殺害を震源に、複数の死者や行方不明者が周辺にいると判明して事件は多層化、松谷警部らを翻弄する。

私立探偵の葉山俊二は、青江糸子という若い女性から失踪した内縁の夫、花紋鶴吉の捜索を依頼される。

ヨークヴィル大学構内でフォイル次長警視正が拾った紙片には“殺人計画"が書かれていた。決行は今夜八時。

ロンドンの寂れた商店街に佇む名家の屋敷。

殺人の容疑をかけられた大学生の竜実。彼のアリバイを証明できるのはスキー場で出会った美人スノーボーダーただ一人。

さまざまの難事件を解決し、退職して私立探偵を開業したビーフ。

二人の美女に翻弄される一人の男、マヤ文明の遺跡を舞台に事件は転がり加速してゆく。

仲のいい近所同士のホームパーティは、たがいの「恋愛問題」がもつれて気まずい形でお開きとなった。

イザベル・B・マイヤーズの第二長編"Give me Death"が原書刊行から84年の時を経て遂に邦訳!

難解なジグソーパズルのように入り組む謎！　殺された守銭奴の遺産を巡り、遺された人々の思惑が交錯する。

アメリカ合衆国大統領セオドア・ルーズベルトも愛読した作家M・D・ポーストによる短編集が遂に完訳！ プロットの巧みさとサプライズ・エンディング！ パリ警視総監ムッシュウ・ジョンケルが アメリカ、フランス、イギリスを舞台に謎に挑む！

ニューヨークの富豪の元に届いた幼児誘拐予告事件を未然に防ぐため,NY市警のロード警視はバミューダ行きの船に乗り込む! 「いい加減な遺骸」「厚かましいアリバイ」に続く〈ABC三部作〉遂に完結!

人間消失、アリバイ偽装、密室の謎。名探偵フェン教授が難事件に挑む。

韓国推理小説の父祖。早稲田大学在学中『ぷろふいる』からデビュー。

秋の夕方、小さな村をドライブしていたジェリーは、一人の若い娘に出会った。

雪の上の不可思議な蹄の足跡を追う一行は、野原の真ん中にたつ大木の枝にぶら下がる男の死体にたどり着いた。

奇抜な言動と悪趣味ないたずらで、周囲に騒動をもたらす美女クローディア。