閉ざされた庭で
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第一の事件は「閉ざされた庭」で起こったものであるが、事件当時各容疑者が庭のどの地点にいたのか、誰が誰を見ることができたのかが推理の焦点になるのであるが、庭の見取り図が一切ない。読者は記述だけて庭の配置と事件当時の各容疑者の行動を想像するしかなく、読んでいるうちに面倒くさくなった。 又、翻訳が悪いのか持って回ったようなおかしな言い回しが多く、登場人物たちの会話がかみ合っていない部分、やりとりの雰囲気が伝わらない部分が多く、ストーリーに入ることができなかなった。探偵を含め登場人物の誰一人魅力的な人間がいないのもつらい。太陽神信仰についての知識がないと理解不能な部分もあり、★は1つもつけたくない気分。時間の無駄でした。 | ||||
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この時代の古典的なミステリと言えば、 途中でなんとなく犯人像がいくつか絞られてくるものだが、 結末は、まったく意外なものだった。 なかなかよくできたトリックだ。 また、事件後、それぞれがどうなったかを語る最終章があり、 これもまた新鮮だった。 登場人物に対する作者の温かな目線も感じられ、 さわやかな読後感を味わえた。 | ||||
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ある日、レッドフィールド家の庭園に珍妙な木像が飾られているのを ガーメッジは発見する。ガーメッジがパーティに招かれレッドフィールドのおばを 引き連れて庭を散策していると彼女は何者かにライフルで射殺される。 同日、おばの継子兄妹の兄の妻フレデリカが邸で撲殺される。 著者がミステリ作家になる以前、アマチュア演劇の世界でプロデューサーや脚本家を 務めていたせいか、前中半部は各登場人物が織り成すやや着飾った素人芝居風の出で立ちで 物語が展開する。 閉ざされた庭とはいいながら地理・証言上のアリバイは曖昧で、外部犯行説まで 浮上するしまつである。 しかし、緩慢と膠着のなか、ある物的証拠の発見で一気に流れが急速になる。 これまで演劇的描写でカモフラージュされていた部分に幾多もの伏線が張られ、 さらに、みすぼらしい木像が深長な意味合いを帯び、役割りを果たしていたことも判明する。 犯人当ての醍醐味は希薄である。 だが、だましのテクニックがなかなか冴えて、読み手の盲点をついている。 ありふれた手口かもしれないが、このようなだましは、何度食らっても心地よい。 急転直下のジェットコースター感覚がなんともいえない 畳みかけるトリッキーなミステリであった。 | ||||
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