死の翌朝
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原題 The Morning After Death(原著1966年刊行) 探偵ナイジェル・ストレンジウェイズ物の最後の長編。本書の刊行をもって本シリーズの総てが邦訳されたことを愛読者として喜びたい。 アメリカ東部の名門大学に滞在中のナイジェルが遭遇する教授殺害事件。プロットには偶然性が目立ち、トリックも独創的な出来とは言い難いが、個性豊かな大学関係者の愛憎を生き生きと描き出し、作者晩年の作品でありながらその筆致に衰えは感じられない。 そして犯人の異常な心理を象徴するラストシーンは忘れ難いものとなるだろう。 珍しいナイジェルの色恋沙汰や異文化アメリカへの違和感、アイルランド独立問題への少々脱線気味な言及などファンには興味深い内容だが、初めてブレイクを読む向きには、代表作『野獣死すべし』(1938年)や隠れた傑作『死の殻』(1936年)をまずはお勧めする。 | ||||
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