レイナムパーヴァの災厄



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    初公開日(参考)2014年12月
    分類

    長編小説

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    レイナムパーヴァの災厄 (論創海外ミステリ)

    2014年12月02日 レイナムパーヴァの災厄 (論創海外ミステリ)

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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.1:
    (5pt)

    「偉大な挑戦作」としてミステリ史に刻まれるべき作品

    作者コニントンについて全く知識がなく、前情報ゼロでこの本を読み始めましたが、その事が功を奏しました。
    読後の衝撃はバークリーの「第二の銃声」を読んだ以来、ミステリファンでしたら読んで損をしない作品です。
    これ以上何も知識は仕入れず訳者あとがきや塚田よしと氏の解説も見ない方が良いです。
    また「世界ミステリ作家事典」のコニントンの欄も絶対読まない方がいいです。この作品のかなりの情報が書かれていて事前に読まなくて良かったです。
    もう少し情報が欲しいという方のために感想を下に書きますが勘の良い方ならこの作品の趣向に気付くかもしれませんので注意を。

    ストーリーはコニントンのレギュラー探偵、ドリフィールド卿が自分の姪エルジーが結婚したことを知るところから始まります。
    エルジーの夫はアルゼンチン人で、一見善良そうですがどこか一抹の不安を感じるドリフィールド。
    やがて周囲で連続怪死事件が起こり、そこに主人公たちが巻き込まれていきます…。

    この作品と同じ趣向は有名なところではクイーンとクリスティが行っています。
    しかし前記の二人は特殊な状況を事前に用意をした上でさらにそのシリーズの××作品であったために出来たことです。
    この作品のようにシリーズの5作目という位置でしかも主人公がシリーズ探偵、というのは書かれた時代(1929年)を考えれば
    その新鮮さ・意欲は素晴らしいもので、同じ年のバークリー「毒入りチョコレート事件」の斬新さにも劣るものではありません。
    作品自体は完全に成功しているとは言い難く、この趣向をするのであれば事件はもっと単純化すべきでしたし、
    登場人物も少なくしてよかったと思います。また本格ミステリとしてもフェアとは言い難いです。
    しかし、コニントンという作家が実は英国黄金時代でも非常に重要な作家ではなかったのかと感じさせる作品です。
    贅沢を言えばこの作品の前に一冊でもいいのでこのシリーズが翻訳されていればより驚きが増したと思います。
    レイナムパーヴァの災厄 (論創海外ミステリ)Amazon書評・レビュー:レイナムパーヴァの災厄 (論創海外ミステリ)より
    4846013707



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