東京深大寺。テレビ番組ディレクターの井上美奈子が、お遍路姿で殺害された。

大井川鉄道SL展望車の展望デッキから姿を消し、死体で発見された若い女は、宝石商殺しの容疑者だった。

寝台特急「サンライズエクスプレス」取材中のカメラマン木下は、乗り合わせたみゆきと名乗る美女と親しく言葉を交わす。

東京駅に着いた寝台特急「さくら」の個室から、男女の射殺死体が見つかった。さらに所持品から五千万円の札束が。

十津川の部下西本刑事が、怪しい男につけられているので家まで送って欲しいと、若い女に声をかけられた。

「私は保険金をかけて姉を殺した古木保男に必ず復讐する」との手紙を残し、井関ゆきは十和田へ向かった。

北陸本線を走る特急サンダーバードが、乗っ取られた。四百人以上の乗員乗客を人質にした犯人たちは、十一億円を要求する。

東北新幹線「はやぶさ」の豪華客室「グランクラス」で殺人事件が発生! 事件の裏に隠された陰謀とは――十津川警部が真相に迫る!

氷雨の浅草寺境内で若い女性の全裸死体が発見された。太腿には、上品な顔立ちとは不釣り合いなバラの刺青が彫られていた。

将棋の駒が解決の鍵となるか……連続予告殺人に、十津川警部が挑む! 東京の郊外で一人の男が爆死した。

青森県F高校の男女七人の同窓生は、上野発の寝台特急「ゆうづる7号」で、卒業後七年ぶりに郷里に向かおうとしていた。

山陰本線の出雲市駅に到着した特急「おき3号」の車内で、写真家の石田が刺殺体で発見された。

四月吉日午前三時の爆破決行を予告する手紙が、国鉄総裁宛に届いた。

兇器、アリバイ、動機―完璧な条件で行なわれる完全殺人。しかし、やがて訪れる時効の向う側には…。

盲目のマッサージ師が、白昼都電の車内で毒殺された。毒物はカプセルに詰められた砒素。

〈これから、あいつを殺しにいってきます〉という思いつめた置手紙を残し、木下由美子は姿を消した。

私立探偵・橋本への依頼は「殺人で服役中の男の無実を証明してほしい」という奇妙なものだった。

青森から大阪まで。日本海沿いをひた走る寝台特急で専務車掌が絞殺された。

エリート官僚の妻・青木美加が殺され、十津川らの極秘の捜査が始まった。

殺されていたのは電車で出会った女だった! 十津川の同僚刑事・三田村は通勤の電車内でOLが襲われたところを助けるが、 その後、荻窪で起きた殺人事件の被害者はそのときのOLだった。

城崎温泉で突然、失踪した美人歌手・柏崎マリが、出雲で逮捕された。容疑はTVディレクター殺し。

寝台特急「ゆうづる13号」と青函連絡船で、二人の男が殺された。

「小樽へ行ってくる」と言って家を出た62歳の老人が、東京で死体で発見された。

都内で、会社社長とクラブホステスが相次いで殺害された。

東京・神宮外苑と神奈川県・平塚で発生した二件の婦女暴行殺人事件の手がかりはB型の血液型と輸入車のスポーツカー。

警察官が手を染めた犯罪のからくりは、想定外の結末にいたる。

伊豆海岸に転落した車から、男性の死体と、東京で現金輸送車から強奪された紙幣の一部が発見された。

札幌行きの豪華列車を爆破する!一億円を要求した犯人グループの一員はすぐ逮捕された。

青森駅に到着した「ゆうづる5号」の二人用個室寝台で、女の死体が見つかった。犯人は一緒に乗っていた男なのか。

新宿西口の高層ビルに事務所を構える私立探偵・左文字進。ある日、友人の矢部警部が拳銃で撃たれ入院した。

今度の日曜日、ブルトレが八分間停まった時、人を殺す―腎臓結石の痛みに耐えかねて緊急入院した亀井刑事は、レントゲン室から漏れてくる男女の話し声を聞いた。

「お姉ちゃんが、死んじゃったよ!」亀井刑事の息子健一が電話で悲痛な叫びをあげた。

冤罪で実刑となったカメラマンの金井は、出所後、自分をはめた後輩を刺殺、故郷の函館へ逃亡する。

暗い過去を持つ元刑事の私立探偵に、失踪人の捜索依頼があった。二人組の男女が会社の金を持ち逃げしたというのだ。

沖縄県八重山。ニライカナイ信仰の島を訪れた新聞記者の田島は、そこで五体の白骨を発見する。

東京・神宮外苑と神奈川県・平塚で発生した二件の婦女暴行殺人事件の手がかりはB型の血液型と輸入車のスポーツカー。

十一年前、私が高校卒業を控えたある日、長野県小諸で両親の営む旅館が放火され、身元不明の美しい女性が焼死した―旅行作家川内功次郎のエッセイを読んだ女性が、焼死したのは姉で、放火犯を捜してほしい、と十津川警部に懇願した。

三月三日、東京で七歳の少女鏑木美加が誘拐された。身代金一億五百万円を支払って解放されたが、犯人は逃走。

北海道の海岸から、三組の新婚旅行客が相次いで失踪した。

北海道の海岸から、三組の新婚旅行客が相次いで失踪した。

また浮浪者が殺された。上野駅周辺での3人目の被害者だった。

満員の後楽園球場。

お遍路でにぎわう菜の花畑の四国路で、遍路姿の老人が刺殺された。同行の若い女性の姿も消えた。

京都発城崎行きの特急「あさしお3号」の車内で、十津川警部の友人で作家の沢田功が殺された。

初文庫化！ 連続殺人の鍵は敗戦前夜に焼却された日記。 何が書かれていたのか？　 ミステリーの巨匠が贈る戦争への思い。

奈良県明日香村・高松塚古墳の傍で、古代貴人の衣装を纒った絞殺死体が発見された。被害者は資産家の小池恵之介と判明。

十津川警部とその部下たちが北へ南へ縦横の活躍をする傑作短編集「十津川警部捜査行」シリーズ。 傑作ミステリー四編を収録。

歴史と神話に彩られた飯田線が運んだ殺意! ? 十津川警部 正義の捜査! 十津川警部の部下・北条早苗刑事の友人で旅行会社に勤める野田花世が殺害された。

東京・渋谷のマンションで十九歳の大学生が毒殺された。現場に残されたオモチャの江ノ電。

「東京発「さくら」全乗客の安全と引き換えに、二億円を用意せよ!」殺人を繰り返す凶悪犯から届く、悪夢のような連続脅迫状。

東京・大阪間を結ぶ「銀河」に乗り合わせた者たちが次々に殺された――。

東京で女子大生連続射殺事件が発生、手際からプロの殺し屋の犯行と思われた。

十津川警部に「殺人ゲームがしたい」と謎の電話がはいる。

マンション横のゴミ置場でゴミ袋を食い破っていた野良猫が、眼の前で何かをくわえた。

旅行先の伊勢・志摩から失踪した娘亜矢子を内密に探してほしい―元国務大臣で製薬会社社長平山の意向を受け、十津川警部はかつての部下である橋本豊に捜索を依頼した。

カメラマンの柳下久美子が代田橋の自宅マンションで何者かに殺害されていた。