上海特急殺人事件
- 十津川警部シリーズ (466)
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トリックがあるわけでもなく、どんでん返しがある訳でもなく、近鉄特急じゃなくても良かったんじゃないの?ってお話。 ひたすら宗教の話で、宗教の話がしたいから殺人事件を絡ませた印象しかしなかった | ||||
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東京で起きた事件は誤認殺人だったらしい。 上海で起きた事件は日本人が被害者と加害者の両方らしい。 2つの事件の関連をさぐりに,上海へ飛ぶ十津川警部。 世界をまたにかけれる人はすごい。 上海の街の描写が詳しくないのは, 西村京太郎流で、多少の街の変化に耐えられるように。 西村京太郎の作品は,最後の最後に解決する場合、 よくこれだけの枚数で結果を出せるのに驚く。 大事でない事項はよくわからなくても, 一番大事なことは解決しているというので、 話の結末はよくわかる。 | ||||
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書名に惹かれて本書を購入しました。日本の鉄道ミステリーは食傷気味ですが、上海特急での殺人事件とは、どのような展開になるのか、という期待を込めて読み進めました。 日本での殺人事件をおって、十津川警部もカメさんも中国に渡ります。上海のバンドや黄浦江も舞台として登場しますので、旅情が湧きましたが、描写が日本的ですから、異国情緒という点では薄いですね。 最後に北京から上海への特別快速列車が登場します。これが標題の「上海特急」のようです。取材して値段や車内の状況を取り入れた展開でしたが、必ずしも中国でなくても良かったのでしょう。前半の女子大生連続射殺事件という派手なオープニングや日本領事館の書記官の登場、政治家の影などをチラつかせた前ふりは何の意味があったのか、良く分かりません。伏線の張り方として必要性があったのでしょうか。 途中で十津川警部が自分の推理を披露する場面がありますが、そこまで読者の理解がいっていないわけで、独りよがりのストーリーを読まされた気がしました。 西村京太郎の作品全般に言えることですが、多作ゆえ、ストーリー展開が大味になっています。ミステリーという意味合いも薄くなっており、何でもテーマにして書いている気がしました。 作家になりたての頃の作品は気骨があり、プロットもトリックも優れており、読者をワクワクさせる力量を発揮していました。どこか武骨な文章もまた味があったものです。ベストセラー作家になってからは、読みやすい文章で綴られており、一定のファンもいるのは確かです。私も購読者の一人ですが、西村京太郎の力量を感じさせる作品とまた再会したいと切に願っています。 | ||||
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「上海特急殺人事件」と言っても、実際にこのような特急列車は出てこない。強いて言えば、ラストに出てくる特別快速列車がそれだ。 事件の発端が東京で起きた女子大生連続殺人事件に始まり、また上海で起きた日本人の殺人事件とが微妙に結びついていく。この辺りのストーリー展開はなかなか面白い。 やがて、事件に纏わる人間関係が浮かび上がってくるが、その複雑に入り交じった関係をどのように解き明かしていくのか興味が沸いてくる。 そこには政界や財界に効く大物の人物が登場したり、マフィアがらみの人物も現れる。 非常に多くの人物を登場させておきながら、ラストの締めくくりに曖昧さを感じる。言わば消化不良の筋立てなのである。 この物語の続編を読みたくなるくらいだ。 | ||||
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